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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/04/20 (Sat)
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2014/03/13 (Thu)
静岡小旅行のそもそもの目的。

それは!



姫が亡くなる直前に会いに来てくれた、同じ病気で闘う犬友のフラン君に、今度は私達が会いに行こう!
という企画です。



こちらは、フラン君の弟のマロン君。



いつもブログで拝見している様な、元気に走る姿を是非とも直接見たかった!

……のだが……



想像以上に広いプライベートドッグランに大喜びした、ハチと ぼたん の大爆走。

まぁ……ここまで、休憩したSAでも舘山寺園でも、実に良い子に大人しくしてくれていたからね。
まだ若い2匹なのに、なんでこんなに落ち着いてるの!?
と皆さんに驚いていただいて……
「いえいえ、遊び始めると凄いですよ…… (^_^;)」
と毎度返事させて戴きますが……

これが、その実態です!



(結局は、満足するだけ遊べる機会がちゃんと有る、という安心感というか、そういう信頼が有れば、大人しくすべき時を弁えてメリハリちゃんとつけられる、という事なんだろう、と)
あまりの激走っぷりに、フラマロ兄弟は、どん引き……σ(^◇^;)



「なんなんですか、あの連中は~~~~~ (゜ロ゜屮)屮」
で、パパさんのそばに逃げ込んで、降りてきてくれません。



特に ぼたん は、ここがとっても気に入った様子。
なにせ、適度に植えられた木々は、コーギーにとっては大変に有利。
この子達、低重心(爆笑)故に、安定して小回りの効くボディなんです (笑´∀`)
車で例えるなら、スポーツカータイプなんです!

チョロチョロ走り回る姿からは、
「ほ~ら、捕まえられるものなら捕まえてごらん、へっへ~ん、だ!♪」
というセリフが聞こえてきそう。

逆にハチは、重心高いし生来の不器用さんだから、こう障害物が有っては、ちっとも追いつけない。

それに焦れてか……
手前半分の芝スペースに植えられていた苗木を……
ハチがガブッと噛み折ってしまいました……ごめんなさい <(_ _)>



ともかく、広くて楽しくて、ウチの子達は終始ご機嫌に満喫させて貰いました。

一応、マロン君とは、ちょっと接近も出来たしね。



奇麗な青空に満開の梅の花が映えていて、私達も素晴らしい時間を過ごせました。



最後には、ミカン狩りも♪



目一杯に楽しませて戴けました。
フラン君、マロン君、ビックリさせて、ごめんね。
パパさん、ママさん、お招き戴き、本当にありがとうございました。
最高に楽しい1日でした。
このハッチャケっぷりに懲りずに、また呼んで戴けると、とっても嬉しいです<(_ _)>

何よりも。
病状も落ち着いて、穏やかな表情のフラン君に会えて、私達もホッとしました。
思わず泣けてくる程に、嬉しくて嬉しくて。



断薬出来ないままに闘病を続けた姫を見続けてきていますから、一筋縄ではいかないことをよく知ってます。
薬が無ければ病気は押さえられない、けれども強い薬に頼らざるを得ない故に、その薬が新たな問題をも引き起こしかねない。
どちらに転んでも命に関わる。
環境だったり季節だったりといった条件で、その時々に変化する、このバランスを見極める事こそが、一番の難題。
まだまだ情報も少ないし。
そんな綱渡りを手探りで続けていかねばならないのが、この免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)という病気の、難しい部分です。
病気と闘っている本犬だって、思う様にならない体が辛いだろう。
見守る家族は、些細な変化さえもが恐怖で、神経を磨り減らす日々。

今でも毎日祈ってます。
病気と闘う子達が、そしてそれに関わる人々が、少しでも多く、心休める楽しい時間を過ごせますように。
もっと安全に、治療できる日が、来ます様に。




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2013/12/08 (Sun)
姫が亡くなってから、二度目の月並法要です。
あっという間だった様な、長かったような。

ぼたん が来てくれてからは賑やかで、そういう意味では 『もう』 2ヶ月も経ったんだ、と思える。

でも、このブログのプロフィール欄の変更をしないとな~……とか、闘病カテゴリからの変更をしないとな~……とか。
そういう事を考えると、まだどうしても抵抗が有って、そういう意味では 『まだ』 2ヶ月しか経ってないんだな、と。



そんな折り、姫が亡くなる直前に会いに来てくれた、同じ病気で闘っている仲間のフラン君のママから贈り物を戴きました。




ワンコ用のオヤツは、お墓参りのお供えにさせてもらいました。



パン型のオモチャ他は自宅の祭壇に一旦お供えさせて貰って、後日お下がりをハチと ぼたん で楽しみます♪
(人間用お菓子は私達で)



そして、フラン君の闘病についての記事が掲載されている、地方情報誌 『Touch』
生命(いのち)をつなぐ 浜松犬猫応援フリーマガジン
というサブタイトル付きのフリーペーパー。



素敵ですね。
地域限定なのが非常に勿体ない。
地域限定だからこそ、地元の細やかな情報を発信出来る、というのは大変なメリットでもあるから、そこはそこで大切なんだけど~ (>_<)

夜間救急動物病院の情報とか、実は結構知らない人は多いと思う。
かくいう私だって、姫が病気になって、急変した時にどう対処するか、と考えた時に初めて救急病院調べましたもの。
市内(しかも結構近かった)に動物高度医療センター(二次診療専門)が有る事も、その時に知りました。
(姫の病気は、全ての獣医さんが臨床経験を持てる程メジャーな病気ではないので、そういった緊急時に正しく対処してもらえるかどうか、というのが心配になって、結局は掛かり付け医が “この先生なら大丈夫” と思える緊急対応可能な病院を紹介してもらいましたが)



〇この記事はフランの飼い主さんより
「この病気は如何に早く見付けるかが命の境目になります。
普段の何気ない変調に気付く事が愛犬の命を助けるのです。
この病気のことを、多くの人に知ってもらい手遅れになる子がいないように」
とのお気持ちから記事にさせて戴きました。


と締め括られている、フラン君の記事。
本当にその通りだと思います。

アリスだって、多飲多尿の症状が出てから、ほんの数時間で子宮破裂して腹膜炎を起こしました。
私の目の前で発作の様に急変したので即座に病院へ担ぎ込めましたけど、それでも、
「手術をしても、術中に亡くなる危険も有るし、その後も腹膜炎の処置を続けなければならないが、体力が持たずに亡くなる危険も有る。
でも、乗り越えられれば、生きられる。
そして、手術をしなかったなら、おそらくは今日中に、確実に亡くなります」
と言われました。

姫の場合でも、たったの1日で、ヘマトクリット(赤血球容積比:基準値37~55%)の数値が7%も下がった日も有って。
その勢いで下がれば、単純計算で正常な数値からだって1週間と掛からずに亡くなってしまう。
実際に、亡くなっている子はたくさん居る。

本当に、一刻の猶予も無い様な、急な病気って、知ってみると結構多いんです。

全ての病気を知っておくのは、素人には不可能だけれど。
そういう可能性も有るんだという事は、大勢に知っていて貰いたい。
どうか、どうか、様子のおかしくなった大切な家族を 『様子見』 で苦しませないであげてほしい。
ペットの寿命は、人間のそれと比べると、ごく短いものです。
限りの有る時間を、精一杯に、楽しく幸せに。
可能な限り、苦痛無く、生きていける様に。

避けようもなくやって来てしまう、お別れのその瞬間に、
“ごめんね”
ではなく
“ありがとう”
と言ってあげられる様に。

命をかけた闘いを見守って来た私達の、心からの祈りです。



こういう情報誌、各地で出来ると良いですね。

ふらりんさん、どうもありがとうございます。
フラン君、マロン君、普段からママさんのブログのモデル犬として鍛えている(?)だけあって、めっちゃ良い仕事しましたね~ (@^▽^@)
格好良いよ! (^-^)g””





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2013/10/16 (Wed)
自己免疫性溶血性貧血と闘った愛犬、姫の日記です。


3年近い闘病生活、つまりそれだけの期間の看護生活。

約3年間で血液検査は94回。
一般状態が良く、前回検査から日数が経ちすぎていなければ、毎回注射は可哀相だと、検査をしない日も有ったから、通院した回数は……何回だ!?
転がる婆な姫は、落っこちたり、ぶつけたり、という余計な怪我もしてくれてたから……

それだけ獣医さんとの付き合いを重ねてきた、という事です。

そんな中で感じた事。



『こんな些細な事で獣医さんに行っても良いのか?』

なんて遠慮は不要です!
何かがおかしい、と思ったら、遠慮せずに獣医さんを頼りましょう。

『理解出来ない治療方針、薬の内容、そういった事を質問しても良いのか?』

そんな遠慮も不要です!
家で薬を飲ませたり、といった日々の看病をするのは、結局は飼い主です。
理解出来ていない事、納得出来ていない事を、正しくやり遂げるのは困難です。
疑問・不明点を残したままでは、意図した通りの治療効果が得られない危険が有ります。

良き獣医さんは、些細な相談を嫌がりませんし、飼い主への説明だって面倒がりません。
分からない事を分からないままにしないで、ガンガン、質問して下さい。



それに、些細な相談の方が、その獣医さんを知る事ができるチャンスだと感じます。

命に関わる様な診断が出た時って、ハッキリ言ってしまうと、飼い主の頭は真っ白けで役立たずです。
肝心な話すら、耳を素通りして覚えてない様な事は、当たり前に起こります。
気持ちに一切の余裕が無いので、細かな事に気を配れません。
普段なら簡単に思い浮かぶ事も、考えられなくなります。

実体験です。
目の前に居るこの子が死ぬかもしれない、という場面で、そうそう冷静になんてなれません。

その点、些細な相談の時は、平常心で話ができます。
そういう時には、獣医さんや看護師さん達の、患畜への接し方とかにも気を配れます。
患畜を乱暴に扱っていないか、話しかけて気遣ってくれているか。

こうした部分は、獣医選びの、重要なチェックポイントになります。

姫の例でも、平均週1回位は通い続けてました。
獣医さんに通う事がストレスになる様では、思う様に治療なんてしてあげられませんから。
100%は難しいのは当たり前(注射とか……好きな子は居ませんもん……)なんですが、それでも、極力病院嫌いにさせない為の努力と工夫をしてくれているか、は大切な部分です。



因みに、当方での 『めっちゃ些細な相談事』 の代表例

★偽妊娠。

先代のアリスの例だけど。
「最近の研究データによれば……」
という先生の発言。
内容は 『偽妊娠の時に固執する対象とその対処方』 だったんだけど……
うっかり、本題の内容よりも 『え、そんなの研究してる人が居るんだ!?』 にビックリして、もっぱらソッチの話で盛り上がった気が…… (^_^;)

後で気付いたけど、ちゃんと最新の技術や研究にアンテナを張っているかどうか、が分かりますね。
人間の医療は勿論、動物医療だって日進月歩ですから。



★勘違い痴呆。

これも先代のアリス。
姫が発症した当初は、姫にばかり構いつけて食べる物も日に何度も特別な物を与えているのが気に入らなくて、数度のイタズラ抗議は確かに有った。
が、その程度で、後はず~~~~~っと、普通に過ごしてくれていた。

ところが、ある日突然、急変。
妙な甘え方をしてきたり、した事の無い要求吠えをしてみたり。

姫の発症から1年は経っていた。

年齢も11歳だし、いよいよ痴呆でも出たか!?
と、慌てて病院へ連れて行って……

経過を話しただけで、アッサリと、
「それ、ただのヤキモチです (@^▽^@) 」

「え!? でも今まではコンナ事、一切有りませんでしたよ?」

「辛抱強い子だから、ずっと我慢してくれてたんでしょう。
姫さんの通院頻度は多いくて、ママを独占してお出掛けで、その度にオヤツ貰えてご機嫌で帰宅するんだから。
留守番のアリスさんからしたら、まさか毎回注射されてるなんて知りようもないから、そりゃ、面白くないでしょう」

なる程、言われてみれば、その通りだ。
実際、帰った時にちょっと甘やかしてみるだけで、アリスの態度はスッパリと元通り。

物わかり良いアリスに甘えて、アリスの気持ちを考えていなかったんです、私達が。
基本的な事なんだけど、つい忘れてしまいがちな部分ですね。

それに気付かされ、患畜の立場から物を考えられる先生なんだなぁ、と感心した一件でした。





因みに、当方掛かり付け医は、事ある毎に、 『検査で得られるメリットと患畜への負担とを天秤に掛けたら……』 と口にします。
その辺は、飼い主側の好みの問題になりますか……
ハッキリさせないと気が済まない飼い主さんだと、こういう先生は気が合わないかもしれません。
なにせ、確定診断に本来は必要な検査項目というものでも、診断に大きく影響しなくて患畜に負担の大きい検査だから、やりたくない、とか言って省く事も度々有るので。

それは、それで、飼い主さん自身の気が合う病院を選んで貰いたいんです。

「何となくいつもと違う様な気はするけど、こんな事でいちいち来るなとか言われそうだから、2~3日様子見て……」
とか
「質問し辛い雰囲気で……」
といった遠慮をせずに済む獣医さんを、平素で探して貰いたいな、と思います。

そうした遠慮無しに通える掛かり付け医って、いざ病気になってから探すのは至難の業です。
姫の病気みたいに、発症からほんの数日が勝負、下手すりゃ今日明日で死んでも不思議は無い、なんて病気だと、悠長に病院探しする余裕など有りません。

できたら、普段のなんて事無さそうな症状でも、取り敢えず病院に行ってみる勇気を持って戴ければ、と感じます。

定期検診も、大切です。
健康な時の状況を知っておくと、ささやかな異常を感じた時との比較がしやすいので。
フィラリア検査のついでとかで十分なので、1年に1度位は、ご検討を。





さみしいので、オマケのハチぼたん。



ハチ、かなり迷惑そう…… ( ̄∇ ̄)



そのくせ、未だに正面からハチに向かってこられると、逃げます! ( ̄∇ ̄)




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2013/10/12 (Sat)
自己免疫性溶血性貧血と闘った愛犬、姫の日記です。


3年近い闘病生活、つまりそれだけの期間の看護生活。

これだけ長期間、断薬出来ずに闘病を続けていると、やはりそれなりに、具合の善し悪しに波が有った。
良い時は薬を飲んでいるだけで、それ以外はごくごく普通だし。
悪い時は食べてくれる物すら日替わりで、ありとあらゆるモノを試したし。



そんな実体験の中から、今日は “有って良かった日常の品” をご紹介。



大塚グループ 株式会社ターキー 製のトイレマット。



ウチはホームセンターで買いましたが、通販ショップPEPPYでも楽天などでも取り扱われてます。
因みに、元々はごく普通のトイレトレイを使ってました。



(ステロイドによる多尿で排尿の勢いが強すぎて、姫のオシッコがあまりに漏れるので、トレイの下にもシートを敷き詰める事に……)
ハチを引き取った時、ハチってば、筋力がなさ過ぎて歩くのもままならず、この普通のトイレトレイの段差が越えられなくて。
で、辿り着いたのが、このトイレマットでした。
はい、ハチの為に買った物です。

最近はハチも随分と逞しくなってきていて、普通のトレイで全く支障は無かったんですけどね……
(以前使っていたトレイは実家帰省中に使用する為に、既に持ち出してあったり……)

ですが、姫もこの1月程は、筋力も衰え、酷い貧血で力も入らず、段差でズッコケたり踏み外したり。
更に最後の方は、トイレには行こうと健気に頑張っても、座っていることすら出来ずに、ベッタリと伏せたままで排泄してました。

ちっこい様に見えても、コーギーって結構デカイんです。
伏せてしまうと、ワイドサイズのトイレでも、サイズ不足なくらい。
ウチはデカイのが2匹も居るので、ワイドサイズ×2ヶ使用。

このシリコン製のトイレマットには段差というモノが殆ど無いので、マット2個にまたがって伏せようと、支障なく使えてました。

これは、使っていて良かったな~、な代表かも。

長時間外出時の為の持ち運び用にレギュラーサイズのマットも買いました。
(シートはワイド使うんですけど、風が強い時でもシートがめくれないので便利です。
シリコン製なので折りたたんで持ち運べます)



ひんやりネックシュシュ



この夏から数度紹介させて戴きました。

貧血傾向にある時は、酸素を十分に運べません。
その為に全身で慢性的な酸欠状態となり、それを補おうと、呼吸が荒くなります。
夏は相乗効果で、大変に体力を消耗するみたいですね。
それを少しでも楽にしてくれるのが、このシュシュです。

発熱時にも効果が有りました。
人でも大きな血管辺りを冷やすのが効果的、と言われてますが、犬だって同じなわけです。
実際、39.7℃だった体温が、シュシュを着けるだけで38℃代まで下がりました。

普段は出番の少ないアイスノンや水枕を買い置いておくのと同様、有って損はないグッズだと思います。



ムーニーお尻拭き



ウェットティッシュ代わりです。
でも、元々が赤ちゃんのお尻拭き用。
一般的なウェットティッシュよりも厚手で丈夫で、更には低刺激で安心。
ついでに、安いです。

ある程度大きなのが2匹も居ると、そこらじゅう鼻水とかよだれとか……
なんで、昔から各部屋に置いてあります。

コーギーって、お尻の毛が長くて多いので、軟便の時などは、ものすごく汚れやすくて。
今回、最後の方はたくさん使いましたね~……
お散歩の時に漏らしちゃっても困らない様に、散歩にまで持って行ってました。
因みに、トイレに流せないタイプの方が厚くて丈夫で、使いやすいです。


ペットバギー



これのお陰で、大好きな散歩に連れて行ってあげられてました。
自分で歩けなくても、本当に嬉しそうに楽しそうに笑ってくれてました。
亡くなる前日ですら、ニコニコして外を見回していたんです。
昔はバギーなんて……って、正直思ってましたが、買っておいて本当に良かった。



コルクマット



これも、看護を意識して使った物ではなかったけれど。
力が入りにくくなってきてからは、廊下のタイルマットでも足元滑っていた様ですが、コルクマットの方はどうにか歩けてました。



介護食



食欲無くなってからの頼みの綱。
高カロリー高嗜好性のウェットフード缶(a/d缶)とスープ缶(APPE缶)。
スープ缶の方は、最後の手段、強制給餌が可能です。
スポイトとかシリンジなどで、少しずつ、舌の上に乗せてあげます。
最低限ですけど、重篤な状態の時には、貴重な栄養源です。

姫はいつも、悪化が唐突で、今朝は食べていたのに、その日の夜には全く食べない、なんて事もしばしば……
豆腐とか納豆とか、食べれる物ならこの際何でも、と色々試しますけど、最終的にはこうした介護療法食に頼らざるを得ない事も数度。
病院が休みだったりした時の為に、1~2日分を目安に常備してました。



以上、主立った物ですが、我が家で使い勝手の良かった物を。
住宅事情や生活スタイルによっては、良し悪しは変わってくるでしょうけれど、参考になれば幸いです。





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2013/10/09 (Wed)
自己免疫性溶血性貧血と闘った愛犬、姫の日記です。


本日10月9日、15時頃、姫は虹の橋へ旅立ちました。
とても安らかな顔をして眠っています。
でも、写真は撮りません。
笑顔だけを残しておきたいから。



夜勤で出掛ける直前に痙攣が始まった為、会社を休んだ父ちゃん。
最期を、家族揃って、見送ることが出来ました。

手助けしてくれた人達のお陰で、してあげられる事全てをやり遂げられたと、満足してます。
寂しいと感じる事は、また別の話で、どうしようもないけれど。

たくさんの薬を飲まざるを得ない日々。
副作用でご飯が食べられない様な事も有った。
大好きな散歩もたくさん我慢してきたし。
そうした事から解放され、何も我慢しなくて良くなった事には、ちょっとだけ安堵してます。

昨日、大好物の焼きいもを食べ。
昨夕の散歩では、終始嬉しそうに周りを見て風の匂いを嗅いでいた。
それが本来の姫だった筈だから。



台風の影響で雨が降ったり止んだり。
そんな今日、ちょうど陽の射したタイミングでの旅立ちでした。

アリスが迎えに来てくれていたのかな。
10年以上、一緒に暮らした、仲良し姉妹だったから。
また昔みたいに、2人で並んで走り回ってるかな。



いっぱい頑張った、2年9ヶ月。
94回に及ぶ血液検査、2度の輸血。

今日まで本当に、よく頑張ってくれたね、姫。
お疲れ様。
大好きだよ。
ありがとう。

君の笑顔、絶対に忘れないよ。





今回は闘病生活が長かっただけに、たくさんの人に励まされ支えられ、助けて貰いました。
それが有ったから、私達は頑張ってこれました。
皆に可愛がって貰って、姫は素晴らしい犬生を送れたと思います。

応援してくれていた皆様、本当にありがとうございました。
お世話になりました。





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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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