1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫
そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2013/10/16 (Wed)
自己免疫性溶血性貧血と闘った愛犬、姫の日記です。
3年近い闘病生活、つまりそれだけの期間の看護生活。
約3年間で血液検査は94回。
一般状態が良く、前回検査から日数が経ちすぎていなければ、毎回注射は可哀相だと、検査をしない日も有ったから、通院した回数は……何回だ!?
転がる婆な姫は、落っこちたり、ぶつけたり、という余計な怪我もしてくれてたから……
それだけ獣医さんとの付き合いを重ねてきた、という事です。
そんな中で感じた事。
『こんな些細な事で獣医さんに行っても良いのか?』
なんて遠慮は不要です!
何かがおかしい、と思ったら、遠慮せずに獣医さんを頼りましょう。
『理解出来ない治療方針、薬の内容、そういった事を質問しても良いのか?』
そんな遠慮も不要です!
家で薬を飲ませたり、といった日々の看病をするのは、結局は飼い主です。
理解出来ていない事、納得出来ていない事を、正しくやり遂げるのは困難です。
疑問・不明点を残したままでは、意図した通りの治療効果が得られない危険が有ります。
良き獣医さんは、些細な相談を嫌がりませんし、飼い主への説明だって面倒がりません。
分からない事を分からないままにしないで、ガンガン、質問して下さい。
それに、些細な相談の方が、その獣医さんを知る事ができるチャンスだと感じます。
命に関わる様な診断が出た時って、ハッキリ言ってしまうと、飼い主の頭は真っ白けで役立たずです。
肝心な話すら、耳を素通りして覚えてない様な事は、当たり前に起こります。
気持ちに一切の余裕が無いので、細かな事に気を配れません。
普段なら簡単に思い浮かぶ事も、考えられなくなります。
実体験です。
目の前に居るこの子が死ぬかもしれない、という場面で、そうそう冷静になんてなれません。
その点、些細な相談の時は、平常心で話ができます。
そういう時には、獣医さんや看護師さん達の、患畜への接し方とかにも気を配れます。
患畜を乱暴に扱っていないか、話しかけて気遣ってくれているか。
こうした部分は、獣医選びの、重要なチェックポイントになります。
姫の例でも、平均週1回位は通い続けてました。
獣医さんに通う事がストレスになる様では、思う様に治療なんてしてあげられませんから。
100%は難しいのは当たり前(注射とか……好きな子は居ませんもん……)なんですが、それでも、極力病院嫌いにさせない為の努力と工夫をしてくれているか、は大切な部分です。
因みに、当方での 『めっちゃ些細な相談事』 の代表例
★偽妊娠。
先代のアリスの例だけど。
「最近の研究データによれば……」
という先生の発言。
内容は 『偽妊娠の時に固執する対象とその対処方』 だったんだけど……
うっかり、本題の内容よりも 『え、そんなの研究してる人が居るんだ!?』 にビックリして、もっぱらソッチの話で盛り上がった気が…… (^_^;)
後で気付いたけど、ちゃんと最新の技術や研究にアンテナを張っているかどうか、が分かりますね。
人間の医療は勿論、動物医療だって日進月歩ですから。
★勘違い痴呆。
これも先代のアリス。
姫が発症した当初は、姫にばかり構いつけて食べる物も日に何度も特別な物を与えているのが気に入らなくて、数度のイタズラ抗議は確かに有った。
が、その程度で、後はず~~~~~っと、普通に過ごしてくれていた。
ところが、ある日突然、急変。
妙な甘え方をしてきたり、した事の無い要求吠えをしてみたり。
姫の発症から1年は経っていた。
年齢も11歳だし、いよいよ痴呆でも出たか!?
と、慌てて病院へ連れて行って……
経過を話しただけで、アッサリと、
「それ、ただのヤキモチです (@^▽^@) 」
「え!? でも今まではコンナ事、一切有りませんでしたよ?」
「辛抱強い子だから、ずっと我慢してくれてたんでしょう。
姫さんの通院頻度は多いくて、ママを独占してお出掛けで、その度にオヤツ貰えてご機嫌で帰宅するんだから。
留守番のアリスさんからしたら、まさか毎回注射されてるなんて知りようもないから、そりゃ、面白くないでしょう」
なる程、言われてみれば、その通りだ。
実際、帰った時にちょっと甘やかしてみるだけで、アリスの態度はスッパリと元通り。
物わかり良いアリスに甘えて、アリスの気持ちを考えていなかったんです、私達が。
基本的な事なんだけど、つい忘れてしまいがちな部分ですね。
それに気付かされ、患畜の立場から物を考えられる先生なんだなぁ、と感心した一件でした。
因みに、当方掛かり付け医は、事ある毎に、 『検査で得られるメリットと患畜への負担とを天秤に掛けたら……』 と口にします。
その辺は、飼い主側の好みの問題になりますか……
ハッキリさせないと気が済まない飼い主さんだと、こういう先生は気が合わないかもしれません。
なにせ、確定診断に本来は必要な検査項目というものでも、診断に大きく影響しなくて患畜に負担の大きい検査だから、やりたくない、とか言って省く事も度々有るので。
それは、それで、飼い主さん自身の気が合う病院を選んで貰いたいんです。
「何となくいつもと違う様な気はするけど、こんな事でいちいち来るなとか言われそうだから、2~3日様子見て……」
とか
「質問し辛い雰囲気で……」
といった遠慮をせずに済む獣医さんを、平素で探して貰いたいな、と思います。
そうした遠慮無しに通える掛かり付け医って、いざ病気になってから探すのは至難の業です。
姫の病気みたいに、発症からほんの数日が勝負、下手すりゃ今日明日で死んでも不思議は無い、なんて病気だと、悠長に病院探しする余裕など有りません。
できたら、普段のなんて事無さそうな症状でも、取り敢えず病院に行ってみる勇気を持って戴ければ、と感じます。
定期検診も、大切です。
健康な時の状況を知っておくと、ささやかな異常を感じた時との比較がしやすいので。
フィラリア検査のついでとかで十分なので、1年に1度位は、ご検討を。
さみしいので、オマケのハチぼたん。
ハチ、かなり迷惑そう…… ( ̄∇ ̄)
そのくせ、未だに正面からハチに向かってこられると、逃げます! ( ̄∇ ̄)
参加しています。
↑応援の『ポチ』をお願い致します<(_ _)>↓
3年近い闘病生活、つまりそれだけの期間の看護生活。
約3年間で血液検査は94回。
一般状態が良く、前回検査から日数が経ちすぎていなければ、毎回注射は可哀相だと、検査をしない日も有ったから、通院した回数は……何回だ!?
転がる婆な姫は、落っこちたり、ぶつけたり、という余計な怪我もしてくれてたから……
それだけ獣医さんとの付き合いを重ねてきた、という事です。
そんな中で感じた事。
『こんな些細な事で獣医さんに行っても良いのか?』
なんて遠慮は不要です!
何かがおかしい、と思ったら、遠慮せずに獣医さんを頼りましょう。
『理解出来ない治療方針、薬の内容、そういった事を質問しても良いのか?』
そんな遠慮も不要です!
家で薬を飲ませたり、といった日々の看病をするのは、結局は飼い主です。
理解出来ていない事、納得出来ていない事を、正しくやり遂げるのは困難です。
疑問・不明点を残したままでは、意図した通りの治療効果が得られない危険が有ります。
良き獣医さんは、些細な相談を嫌がりませんし、飼い主への説明だって面倒がりません。
分からない事を分からないままにしないで、ガンガン、質問して下さい。
それに、些細な相談の方が、その獣医さんを知る事ができるチャンスだと感じます。
命に関わる様な診断が出た時って、ハッキリ言ってしまうと、飼い主の頭は真っ白けで役立たずです。
肝心な話すら、耳を素通りして覚えてない様な事は、当たり前に起こります。
気持ちに一切の余裕が無いので、細かな事に気を配れません。
普段なら簡単に思い浮かぶ事も、考えられなくなります。
実体験です。
目の前に居るこの子が死ぬかもしれない、という場面で、そうそう冷静になんてなれません。
その点、些細な相談の時は、平常心で話ができます。
そういう時には、獣医さんや看護師さん達の、患畜への接し方とかにも気を配れます。
患畜を乱暴に扱っていないか、話しかけて気遣ってくれているか。
こうした部分は、獣医選びの、重要なチェックポイントになります。
姫の例でも、平均週1回位は通い続けてました。
獣医さんに通う事がストレスになる様では、思う様に治療なんてしてあげられませんから。
100%は難しいのは当たり前(注射とか……好きな子は居ませんもん……)なんですが、それでも、極力病院嫌いにさせない為の努力と工夫をしてくれているか、は大切な部分です。
因みに、当方での 『めっちゃ些細な相談事』 の代表例
★偽妊娠。
先代のアリスの例だけど。
「最近の研究データによれば……」
という先生の発言。
内容は 『偽妊娠の時に固執する対象とその対処方』 だったんだけど……
うっかり、本題の内容よりも 『え、そんなの研究してる人が居るんだ!?』 にビックリして、もっぱらソッチの話で盛り上がった気が…… (^_^;)
後で気付いたけど、ちゃんと最新の技術や研究にアンテナを張っているかどうか、が分かりますね。
人間の医療は勿論、動物医療だって日進月歩ですから。
★勘違い痴呆。
これも先代のアリス。
姫が発症した当初は、姫にばかり構いつけて食べる物も日に何度も特別な物を与えているのが気に入らなくて、数度のイタズラ抗議は確かに有った。
が、その程度で、後はず~~~~~っと、普通に過ごしてくれていた。
ところが、ある日突然、急変。
妙な甘え方をしてきたり、した事の無い要求吠えをしてみたり。
姫の発症から1年は経っていた。
年齢も11歳だし、いよいよ痴呆でも出たか!?
と、慌てて病院へ連れて行って……
経過を話しただけで、アッサリと、
「それ、ただのヤキモチです (@^▽^@) 」
「え!? でも今まではコンナ事、一切有りませんでしたよ?」
「辛抱強い子だから、ずっと我慢してくれてたんでしょう。
姫さんの通院頻度は多いくて、ママを独占してお出掛けで、その度にオヤツ貰えてご機嫌で帰宅するんだから。
留守番のアリスさんからしたら、まさか毎回注射されてるなんて知りようもないから、そりゃ、面白くないでしょう」
なる程、言われてみれば、その通りだ。
実際、帰った時にちょっと甘やかしてみるだけで、アリスの態度はスッパリと元通り。
物わかり良いアリスに甘えて、アリスの気持ちを考えていなかったんです、私達が。
基本的な事なんだけど、つい忘れてしまいがちな部分ですね。
それに気付かされ、患畜の立場から物を考えられる先生なんだなぁ、と感心した一件でした。
因みに、当方掛かり付け医は、事ある毎に、 『検査で得られるメリットと患畜への負担とを天秤に掛けたら……』 と口にします。
その辺は、飼い主側の好みの問題になりますか……
ハッキリさせないと気が済まない飼い主さんだと、こういう先生は気が合わないかもしれません。
なにせ、確定診断に本来は必要な検査項目というものでも、診断に大きく影響しなくて患畜に負担の大きい検査だから、やりたくない、とか言って省く事も度々有るので。
それは、それで、飼い主さん自身の気が合う病院を選んで貰いたいんです。
「何となくいつもと違う様な気はするけど、こんな事でいちいち来るなとか言われそうだから、2~3日様子見て……」
とか
「質問し辛い雰囲気で……」
といった遠慮をせずに済む獣医さんを、平素で探して貰いたいな、と思います。
そうした遠慮無しに通える掛かり付け医って、いざ病気になってから探すのは至難の業です。
姫の病気みたいに、発症からほんの数日が勝負、下手すりゃ今日明日で死んでも不思議は無い、なんて病気だと、悠長に病院探しする余裕など有りません。
できたら、普段のなんて事無さそうな症状でも、取り敢えず病院に行ってみる勇気を持って戴ければ、と感じます。
定期検診も、大切です。
健康な時の状況を知っておくと、ささやかな異常を感じた時との比較がしやすいので。
フィラリア検査のついでとかで十分なので、1年に1度位は、ご検討を。
さみしいので、オマケのハチぼたん。
ハチ、かなり迷惑そう…… ( ̄∇ ̄)
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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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