そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
数日前から具合の悪かった、姫子さん。
どうやら『免疫介在性溶血性貧血』又は『自己免疫性溶血性貧血』と呼ばれる病気である疑いが強い、との事。
助からなかった場合、この日記が辛いかもしれないけれど、がんばっている姫の為にも、今は記録しておこうと思います。
様子がおかしくなった頃から数日分遡って記録するので、多少前後しますが。
全ての始まりは、この日。
いつものご飯の半量を残す。
ウチの姫に限っては、もう天変地異の前触れか!? って位の異常事態ともいえる。
なにせ、食欲の権化。
既に5年位も前になるか。
実家で正月を過ごし、その間は散歩もいつも以上に行き、たくさん走り、その分たくさんご飯も食べさせていた反動でしょう。
帰宅後、ご飯時。
ちょっと目を放した隙に、同居犬のご飯を横取りしてた!
やー、ほら、ご飯食べた後は必ずおしっこするので、ご飯食べさせてる間にトイレシートを交換するのが当時の習慣だったのね。
で、後ろ向いてる隙に。
待て、までさせて、「良し!」の合図でそれぞれの器に顔突っ込んで・・・・・・
と、思ったら、姫が徐に横へスライド。
ラブラドール・レトリーバーの器へ無理矢理鼻先を割り込ます!
横は入りされたアリスはと言えば・・・・・・
吼えも唸りもせず、自分の食い扶持を少しでも確保しようと、がっつき始め・・・・・・そして、諦める。
姫の残したご飯へ移動。
おい、おい、おい、おい、おい・・・・・・
や、初めてコレを見たときは、思わず呆然と成り行きを見守ってしまいました。
はっと我に返って慌てて、両者を一旦ご飯から引き離し、正しい位置に修正。
アリスには追加をあげ。
以後は、勿論食べ終わるまで見張ってます!
2匹の間に陣取って、ガッツリ監視。
因みに実家から帰宅後ほんの2週間弱で、アリスは体重が4kg程も激減。
反対に姫は2kg近くも増えてた。
うん、おかしいとは思ってたのよね。
アリスだけが、みるみるとアバラが浮き始めたから。
ご飯増やしてたんだけど、それは肝心のアリスの腹には入ってなかったらしい。
この話は5年経った現在でも、獣医さんにも覚えられている。
というか、アリスの体重が少しでも減ると、必ず獣医さんは「姫さんにご飯取られてませんか?」と訊いてくる。
食事中の監視は今も続いているので、それは無いと断言できるが、未だに時々狙っている節は有る。
そんな逸話を持つ姫が、ご飯を残した!
旦那ちゃん共々、ビビリまくるが、今朝のご飯はちゃんと全部食べてたし。
取り敢えず元気に走り回ってるし。
ちょっと様子を見ましょう、と。
そこまで深刻に考えては居なかった。
写真はまだ1月程前の物。ご飯を前に「良し」の合図を待っている2匹。
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ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬