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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/04/19 (Fri)
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2011/01/27 (Thu)
病院での検査の結果、更に貧血は進行している事を確認。
 
 
血液検査の結果は以下の通り
4月は健康診断の時の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目
基準値
4月
01/25
01/27
WBC 白血球
60~170  102/ul
112
58
42
RBC 赤血球
550~850  104/ul
651
362
338
HGB ヘモグロビン
12~18  g/dl
17.1
8.2
7.7
HCT 赤血球容積
37~55  %
53.2
26.0
24.4
MCV 平均赤血球容積
60~77  fl
82
71.8
72.2
MCH
19.5~24.5  pg
26.3
22.7
22.8
MCHC 血色素濃度
32.0~36.0  g/dl
32.1
31.5
31.6
Plt 血小板
20.0~50.0  104/ul
50.4
16.8
12.8
 
いよいよ医師が、病名をハッキリと口にしました。
 
この症状は、タマネギ中毒や薬の副作用などでも起こることが有るそうです。
その場合はタマネギの成分や薬品の成分に対して免疫反応が起こるのですが、赤血球と結合している為に、赤血球ごと破壊して貧血に至るわけです。
 
今回の姫に関しては、そうした外的要因が無いので、赤血球そのものに対しての免疫反応と判断されました。
 
 
 
今後の治療としては、まず、ステロイドで免疫反応のリセットを試みます。
これで効果が有れば良し。
あまり効果が出ないようならば、アリスの血を検査して、合えば輸血をします。
(ただしリスクも大きいうえに、何度もは出来ないので、これは最終手段という認識で。基本、あまりしない方が良いのだそうです)
 
それでも効果が出なければ、厳しい話をしなければなりません。
この2~3日が正念場になるでしょう、と。
 
言葉は濁しましたが、生死に関わるのだと、示唆されたわけです。
 
愕然としました。
まだ9歳半の中型犬。
つい10日前までは元気に走り回っていた犬です。
当分先の話題な筈でした。
 
けれど、呆然としている場合じゃありません。
まだ『可能性』の話であって、姫はまだがんばっている!
 
 
 
姫が点滴と注射を受けている間に今日の行動について、説明を聞きます。
 
薬が効いてくれるなら1時間程で効果が出始めるので、帰宅後、その頃にご飯を食べさせてみて下さい。
夕方まで様子を見て一度病院に電話をし、その結果如何ではアリスを伴って来院してもらうことも有り得ます。
状態が良い様ならば飲み薬を飲ませ、翌朝再び点滴と注射をします。
その場合も最低3日は注射を打ちます。
 
飲み薬と、またまた高栄養ドリンク+缶詰を受け取り、ひとまず帰宅。
 
 
 
帰ってからネットで調べてみると。
この病気、1年後の生存率は50%とあります。
 
見るんじゃなかった!
 
 
 
しかし幸いにも、夕方までには食欲などには劇的な変化は見られなかったものの、顔付きに表情が見られるようになりました。
どうやら薬が効いてきた様です。
電話で医師に報告したら、そのまま今夜は様子見で良いと言って戴けたので、ひとまずは、ほっと胸をなで下ろします。
 
処方されたステロイドと抗生物質を飲ませ、暫くすると更に状態は良くなってきました。
その夜から、ようやく自発的にご飯を食べ始めました!
まだまだ量は少ないけれど、素晴らしい変化です。
嬉しくて、泣いてしまいました。
 
2時間置きに3度に分け、缶詰1缶と、サツマイモのペーストを少々、蒸かし芋2切れ、それにバナナを1/3程を食べてくれました。



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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

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実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
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2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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