1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫
そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2011/01/29 (Sat)
本日の血液検査の結果
4月は健康診断の時の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目
|
基準値
|
4月
|
01/28
|
01/29
|
WBC 白血球
|
60~170 102/ul
|
112
|
90
|
133
|
RBC 赤血球
|
550~850 104/ul
|
651
|
374
|
390
|
HGB ヘモグロビン
|
12~18 g/dl
|
17.1
|
8.0
|
7.9
|
HCT 赤血球容積
|
37~55 %
|
53.2
|
26.7
|
27.9
|
MCV 平均赤血球容積
|
60~77 fl
|
82
|
71.4
|
71.5
|
MCH
|
19.5~24.5 pg
|
26.3
|
21.4
|
20.3
|
MCHC 血色素濃度
|
32.0~36.0 g/dl
|
32.1
|
30.0
|
28.3
|
Plt 血小板
|
20.0~50.0 104/ul
|
50.4
|
21.2
|
33.1
|
赤血球の値は徐々に回復してきました。
体重もどうにか維持できているので、お注射は今日で終わり。
あとは飲み薬で様子を見ましょう、と言ってもらえました!
今日も注射針に抵抗を見せたけど、次の木曜日までは解放されます。
因みに処方されるステロイドと抗生剤はかなり強い薬ですが、最低1週間は今の濃度で薬が必要だそうです。
それ以降は状態を監視しながら徐々に薬を減量していけるとの事。
それでも、最短1ヶ月くらいは数日置きの通院が必要で、大変だと思いますが……と飼い主の方の心配もして戴きましたが。
なんの、それしき!
死ぬかもしれないと思っていた時は悪い結果を聞くのが怖くて、病院へ行くのにもビビってたけど、姫はがんばった!
良くなるんだと思えば、どうという事は無い。
その他注意としては、新しい血をどんどん作らなきゃいけないので、今はとにかく食べさせて、体重を元に戻すこと、だそうです。
幸い、みるみる食欲が戻ってきてるので、問題ないでしょう。
待合室へ出た途端に看護師さんにじゃれ付き、
「良かったねぇ! 一時はどうなるかと思ったけど、もう食べれるの」
と撫でくりされ、早速ビスケットをもらって食べてるし。
まだ選り好みをする程度には、食欲不振だけどね。
病院でもらった缶詰も、高栄養のは食べるけど、高消化のは食べない。
「あの缶詰、人気があるんですけどねぇ……?
『これ以外食べてくれなくなっちゃって、通常食に戻せないわ』
って言いながら買いに来る方も居ますよ。
そういえば病気したワンちゃんって、人間と同じでちょっとワガママになったりしますよねぇ」
ウチでは考えられない。
だって、うかうかしてると同居犬に取られるから。選り好みしてたら食べる物無くなっちゃう。
多分、体調さえ良くなれば、その辺も元に戻るであろうと予想される。
「あぁ、わかります、ウチもそう。というか、多頭飼いの家の子は大体そうらしいですよ。
でもソレも良い点が有るんですよ!
普段から食べたり食べなかったりって子だと、『あぁ、またか』って、暫く放っとかれちゃったりするんですけど、いつもガッついてる子達は食べなくなると『何事だ!?』って飼い主さんがビックリして、すぐ病院に連れて来てくれる場合が多いんですよ。どんなでも発見が早い方が治りやすいですから」
などと笑って雑談できる余裕も出てきた。
と、いうか。
土曜で旦那ちゃんも一緒だったので、帰りは運転を代わってもらうべきだった、と後悔したね。
帰る途中で、安心しすぎて嬉しさのあまり、泣けて泣けて……
ぼろぼろ泣きながら、何とか無事に帰り着きました!
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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
ハチ(オス)
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