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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/11/25 (Mon)
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2011/02/17 (Thu)
自己免疫性溶血性貧血と闘う愛犬 姫の日記です。
 
 
今日は通院の日。
 
今日は午後から雨の予報だったから、アリスをお供に徒歩で病院へ!
だんだんと元のスタイルに戻れつつあります。
 
 
血液検査の結果は以下の通り
4月は健康診断の時の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目
基準値
4月
02/10
02/17
WBC 白血球
60~170  102/ul
112
208
116
RBC 赤血球
550~850  104/ul
651
433
482
HGB ヘモグロビン
12~18  g/dl
17.1
10.7
11.8
HCT 赤血球容積
37~55  %
53.2
33.5
36.4
MCV 平均赤血球容積
60~77  fl
82
77.4
75.5
MCH
19.5~24.5  pg
26.3
24.7
24.5
MCHC 血色素濃度
32.0~36.0  g/dl
32.1
31.9
32.4
Plt 血小板
20.0~50.0  104/ul
50.4
57.3
52.0
GPT AST (肝機能)
17~78 U/L
 
397
325
ALP アルカリフォスターゼ(胆道)
47~254 U/L
 
1028
523
 
ステロイドを減らしたおかげで、他の数値も落ち着いてきました。
めちゃくちゃに、順調です。
 
そんなわけで、お薬も変わります。
 
分類
薬品名
1日
1回
ステロイド
ホルモン製剤
プレロン錠 5mg
1回
1錠
胃薬
消化器系作用薬
ストマルコンD錠
2回
1/2
抗生物質
抗菌薬
オーグメンチン錠
2回
1錠
 
 
順調には来ているけれど、やはり飼い主としては幾分神経質になってしまう。
今後、再発を避ける為に、食べさせてはいけないものとか、してはならない事とか、あるかどうかが気に掛かる。
 
確かに、繰り返す子も居るよね、と。
けれどもこの病気の原因そのものは未だにハッキリとはしていない。現に同じ環境下に居るアリスは見るからに健康そのもの!
もともとアトピー持ちだからといって、それが原因かもわからない。
 
そんなわけで、現時点で食事の制限とかは必要ないでしょう。
繰り返し再発するようならば、改めてその時に考えれば良いだろう。
 
「他にも3年前に発症した子を診てるけど、再発も無く今でも普通に元気にしてるし。大丈夫ですよ、きっと!」
 
 
こんなに身近にも、居るのね、先輩が。
 
やっぱり、全快して元気に過ごしてる子が居る、って聞くのは安心しますね。
同じ先生に診てもらってるとなれば尚更。
勿論信頼してるからこそ通ってた病院だけど、実は思っていた以上に経験豊富で熱心な先生だった様で、ウチは運が良かったのね。
 
 
そして、先日のわんにゃんドームで試供品をもらったクロレラ。流石に姫に飲ますのは怖かったのでアリスだけ試したのだが、少し過ぎてわからん!
ということで、買おうかどうか迷っている。
で、医院長先生に訊いてみた。
 
姫はやっぱり今は止めましょう、と。
曰く。
医薬品ならばメーカーに獣医さんが居て、万が一の時にも副作用へのフォローもしてもらえるけど、サプリメントはそうではない。
ついでに医学的根拠もはっきりしてない。
効果にも個体差がある。
などから、せっかくここまで回復しているのに、これが切欠で万が一があっては困る。
 
アリスは良いよ。(健康上に何の問題も無いから)
ただし、最初から規定量をやらず、少量から初めてお腹を壊したりしないことを確かめながら、試してね。
と。
 
『使用者の感想』で白内障の濁りが綺麗になってきた、と書いてあったから興味をひかれた商品だったのだ。
 
アリスも10歳越えちゃったし。もしも目が完全に見えなくなっても、もう手術もしないでおこうと、決めたのだ。
効果があって、白内障の進行が遅らせられるなら、良いなぁ。
先生の言葉では保証は無いらしいが……
やっぱりちょっと試してみようかなぁ……?
 
 
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2011/02/15 (Tue)

今日は旦那ちゃんがお休みだったので、みんなでお散歩。
土曜の実家での様子からして、ちょっとは距離を伸ばしても大丈夫かな? と。
ただ、今朝もすこーし嘔吐してたし、念の為にスリングも用意して、病後初めてまともな散歩を決行。

飼い主達の心配をよそに、それはそれは楽しそうに、久しぶりの河原をあちらへこちらへチョロチョロちょろちょろと……
アリスの周りもチョロチョロするから、リードが絡むし……
疲れたんじゃないかと心配のあまり途中で一度スリングへ入れて抱えるも、自分で嗅いで歩きたいばかりに、暴れるし……

獣医さんから死の可能性まで示唆されたのは、ほんの2週間とちょっとだけ前の話なのにね。
過去、獣医さんがそこまで言った時って、いずれも良い結果にはならなかったから、今回も覚悟をするべきか、と。
目を離した間に容態が悪化したらどうしようかと、気が気でなくて買い物に行くのも不安だった、数日。
悲しくて、不安で、押しつぶされてしまいそうで。
獣医さんで話をしている間も半泣きだったし、約束のキャンセルで実家に電話したときは大泣きだったし……

元気になったから言えることだけど、あの2週間前の数日は、夢か幻か、って感じだわ。

まだ、2週間しか経ってないのね……
動物の生命力って、改めて凄いなぁ。ものすごい回復力だ。
姫た、本当によく頑張ってくれたよね。



 

でもね。

よそ様のお散歩バックに顔は突っ込まないで……!
恥ずかしいから!

ずっと散歩をお休みしてたから、お会いする度にご自分のMシュナウザー君のおやつを分けて下さるおじさまにも、久しぶりに出会って。
大喜びして擦り寄って行ったのまでは良かったが……
食べ物関連はすぐに覚える!
いつもおやつがどこから出てくるのか、しっかりと見ていたらしい。

おかげでコーギー=食欲の権化疑惑(既に疑惑ではない?)に関する証言その5が聞けました。(ウチのがその1。あとは、散歩で出会うコーギーちゃん達のママさん3人から)
「ウチの親戚もコーギー飼ってるけど、いつもウチのご飯とか横取りしちゃうんだよ。コーギーって、食欲凄いよね(笑)」
本当に凄いんです、病中に甘やかしていたので、傍若無人さに拍車がかかってます。申し訳ありません!
いつもありがとうございます。
また、お返しおやつ持って行きます。


さて、そして今日は心配してくれていたコーギーちゃんのママサンの内のお一人にも会えました。
怖い病気があるんだって、と、ご家族にも話して皆で心配して下さっていたそうで。
「元気になったのねぇ、良かったねぇ」
と、かいぐり、かいぐりしてもらって。

姫たは、大満足のお散歩だった様です。
今は、こふこふと、幸せそうに、太平楽な格好で熟睡中。
あともう少し、全快まで頑張ろうね!

 

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2011/02/13 (Sun)

土日で私の実家へお泊まりしてきました。
田舎なので、アリスも姫も実家でのお泊まりが大好き。
いつもならば、お散歩がしこたま出来るからね。

ついでにおやつもいっぱいもらえる。

まんま、孫を甘やかすじじ・ばばの様だ。

本当は先月の母の誕生日に遊びに行く約束だったんだけど、ちょうど姫の状態が一気に悪くなった時だったからキャンセルしちゃって、むこうでも随分心配してくれてたので。
がんばった、ご褒美も兼ねて。

とはいえ、今回はまだ姫が本調子ではないので、ほどほどで。
……の筈だが、当の姫が大ハッスル!
自宅とは違うので、お留守番させとくのも酷だしね。
散歩の距離はいつもよりも短めで、アリスにはがまんしてもらう。
それでも息切れすれば途中、姫はペットスリングに詰め込んで強制休憩、させたのだが……
スリングの中で、じたじた、ばたばた。
息切れてても、一緒に走りたくてしょうがない。

でも、スリング。これ、良いね、やっぱり。
重いのは重いんだけど、抱っこしてるより、はるかに楽。少々暴れても、へでもない。

帰ってからも、勢いは止まらない。
台所にドンと置いてあった、新鮮採れたて白菜。
気付けば、姫がむしって食べていた!
メリ! しゃくしゃくしゃくしゃく……って、感じで。
はっぱ1枚を上手にむしり取って、綺麗に食べきりました。
ここのところ、姫は甘やかされてたからな。行動が、大胆だ。

 

ともかく。姫はちょっとハッスルしすぎな感があって心配だったので、今日は近くの畑へ収穫のお供に連れて行っただけ。
それで我慢してもらって。
それでも、一時姫の鼻が乾いて温かったからドキドキした。
けど、帰宅した頃にはちゃんと濡れて冷たかったし、一安心。
でもやっぱり、もう今日は散歩はナシです。

活発な犬の病中の運動管理も大変だ!(笑)
可哀相だけど、もうちょっと、我慢しようね。
 

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2011/02/10 (Thu)
自己免疫性溶血性貧血と闘う愛犬 姫の日記です。
 
 
今日は通院の日。
病院はさほど嫌いでもなかった姫たも、流石に今日は診察台で震えてました。
毎回必ず注射針刺されるのが嫌なのね。
でも大切な事だから、もうちょっと、我慢してね。
 
 
血液検査の結果は以下の通り
4月は健康診断の時の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目
基準値
4月
02/03
02/10
WBC 白血球
60~170  102/ul
112
184
208
RBC 赤血球
550~850  104/ul
651
386
433
HGB ヘモグロビン
12~18  g/dl
17.1
9.0
10.7
HCT 赤血球容積
37~55  %
53.2
29.9
33.5
MCV 平均赤血球容積
60~77  fl
82
77.5
77.4
MCH
19.5~24.5  pg
26.3
23.3
24.7
MCHC 血色素濃度
32.0~36.0  g/dl
32.1
30.1
31.9
Plt 血小板
20.0~50.0  104/ul
50.4
55.1
57.3
GPT AST (肝機能)
17~78 U/L
 
 
397
ALP アルカリフォスターゼ(胆道)
47~254 U/L
 
 
1028
 
新しい血は順調に出来てきている様です。
体重も11.2kgと、ほぼ、元通り。
ご飯のあげ方をまた変えないとね!
 
さて、心配されていた炎症反応は綺麗になくなりました。
かわりに、ステロイドの副作用で肝機能等の数値が跳ね上がりました。
 
と、いうわけで、いよいよステロイドを減らしていきます。
 
ステロイドはいきなり止めると逆に副作用が一気に出て危険な為、徐々に減らす必要があるのだそうです。
効果は大きいけど、それだけに難しいお薬なんですね。
 
ともあれ、ステロイドは1日2回→1回になります。
この場合、夜の方が副作用が大きいそうで(理由は訊き忘れた)朝に飲ませるのが良い、との事。
 
週一で血液検査をしながら経過を観察してゆきます。
 
 
 
この病気について勉強させて戴いたサイトさんで、いくつも症例を紹介してくれていたので、この辺は予習済み!
肝機能やALPの数値上昇も想定範囲で、慌てず騒がずでお話を聞けました。
ありがたかったなぁ。
 
 
因みに、そのHPはこちらです。
幸せのしっぽのために
 
ペットの病気を総合的に解説してる専門的なHPだとサラッとした紹介になっちゃって、実際の闘病の参考には、あまりならなかった。
とっかかりとして「あ、そんな病気なんだ」というのでは役に立ったし、サイト趣旨としても多分、それで正解なんだろうけど。
 
その点、こちらのHPは実際に闘病を経験された飼い主さんが、運営されてます。
生の闘病の記録を拝見できるので、『今まさにどうなんだ!』っていうのが、わかります。
 
『犬の貧血』というキーワードでこのブログへ来て下さる方もいらっしゃいますが、ぜひ、上記のHPもご覧下さい。
 
 
 
さてさて。
姫たは、以前からアトピー持ちです。
免疫抑制してるので清潔な環境を心懸けて、というのとは別の観点からも、清潔に保つ必要があったりするわけです。
 
だから病気発症前から、病院で買ったシャンプーで2週間~最低でも1ヶ月に1度は、お風呂に入れる。
本犬はお風呂、嫌いなんだけどね。
冬は飼い主もできれば入れたくないんだけどね(笑)
風呂場、寒いんだもん。
飼い主はTシャツ1枚でガタガタ震えながら犬のシャンプーして、あげくに風邪をひいたこともある。
 
溶血性貧血が発症してからは、当然お風呂どころでなく。
ようやく本日訊いてみた。
 
シャンプーはどうしましょう?
 
当然ながら、まだダメです!
との回答。
赤血球がもうちょっと増えてからにしましょう、だそうです。
 
良かったねぇ。
シャンプーのペースは元々獣医さんの指示だったんだけど、当の獣医さんのお墨付きで堂々とお風呂免除だよ(笑)

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2011/02/06 (Sun)

行ってきました! 名古屋ドーム!
ものすごい人出(とワンちゃん!)
IMG_1939.jpg
すれ違うにもやっとで、見知らぬワンちゃんと接触と言うオイシイ・・・・・・いやいや、ともかく犬好きには素晴らしいイベントですね!

タイトルの『わんにゃん』からもわかる通りメインは犬猫。ウサギのブースとか、その他爬虫類とか亀とかポニーも居たけど。
でも社交性の問題から、一般客が連れてくるのは圧倒的に犬が多い。
犬、時々、猫。みたいな感じで。
近所ではあまり見かけない種類も居たりして、面白い。
セントバーナードやドーベルマンって、近所では見なくなったもんなぁ。久々に見た。
やはり同じ犬種が居ると集まりたくなるのか、元からの知り合いか・・・・・・セントバーナードが3頭寄り集まってると、なかなかの迫力だ。
雰囲気はまさに横綱(素敵)
めちゃくちゃ楽しかった。

さて、グッズで購入を予定していたスリングも購入。
帰宅後スグにお試しで姫を入れてみる。
DSC00945.jpg
初めてのことなので、一番最初はスリングの中でモガモガモガ・・・・・・布の中で溺れてでもいるようだ・・・・・・
や、うっかり、大爆笑。
はー・・・・・・そういえば、久しぶりに腹の底から笑った気がするわ。
しばらくすると落ち着いた様なので、これなら大丈夫そう。
姫が重くて思う様な形にならないので、もうちょっと使い方の練習は必要そうだけど、概ね良好!

あと、迷子札。
2ヶ月前に電話番号が変わって、付けてた迷子札が意味なしになっちゃってたからね。ちょうどボロくなってきてたし。
ピカピカの新品に新調!
格好良いじゃん!

それに、姫の新しい首輪。
外出時にしか首輪はしないから、あまり痛みがこなくて、姫は今のサイズになってから1度も買い換えてない。
流石にアリスは去年換えたので3本目なのだが・・・・・・
パワーの差だろうね。
殊にアリスはラブにしては少し小柄で細身だから、サイズとしては中型犬用のがピッタリなんだけど、パワフルな犬種なので耐荷重量の問題で痛みが激しかった。
去年イベントで買ったのは、専門店ブースで選んだので、非常に具合が良い。

今回は。
新調した首輪がボロくなるまで、一緒にがんばろうね、と願いを込めて。

まだまだ使えそうな首輪を敢えて、新調することにした。
1年後の生存率50%の難病だけど、50%の仲間になれますように!

がんばろうね!


 

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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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