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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/11/25 (Mon)
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2012/11/27 (Tue)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。
 
 
ハチのケンネルコフは順調に良くなってます。
咳も随分と治まってきているので、念の為にあと1週間薬を続けて、それでちゃんと治まれば投薬も終了予定。
 
 
さて、姫は。
 
※元4月は2年前の健康な頃の数値(毎年フィラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)

項目 基準値 元4月 11/4 11/13 11/27
WBC 白血球 60~170  102/ul 112 218 206 181
RBC 赤血球 550~850  104/ul 651 549 503 490
HGB ヘモグロビン 12~18  g/dl 17.1 11.8 10.7 10.4
HCT 赤血球容積 37~55  % 53.2 36.0 33.3 32.2
MCV 平均赤血球容積 60~77  fl 82 65.6 66.2 65.7
MCH 19.5~24.5  pg 26.3 21.5 21.3 21.2
MCHC 血色素濃度 32.0~36.0  g/dl 32.1 32.8 32.1 32.3
Plt 血小板 20.0~50.0  104/ul 50.4 57.4 37.3 29.3
 
 
体重は10.85Kg
 
 
胃薬:サール 1錠 朝・晩
免疫抑制剤:イムラン(アザチオプリン)1/2錠 毎日(朝のみ)
抗生剤:ビクタスS錠 1錠 朝・晩
 
相変わらず安定しない結果ですが、薬は取り敢えず、そのまま。
 
体重がかなり減っちゃってるので、とにかく、食べさせる!
これ以上は減らすわけにはいかない。
 
うむ、今回、毛艶が悪くなってないから、ちょっと油断した。
いつもなら体重が落ちる程に食欲が無い時は、先に毛艶が悪くなってたから。
 
療法食諦めたのが毛艶には良かった!? (^_^;)
ウェットタイプは、まだ比較的食べてくれるので、今のところ、ソッチとサプリでカバー。
ドライはハチ用のフードまたは『食の細い超小型犬用』なるフードを使用。
(お試しで食べさせてから、どっちか決める)
 
よもや姫に『食の細い』子用のフードを食べさせる日が来ようとは……
以前なら思い付きもしなかった ( ̄∇ ̄;)
 
血尿にならないなら良いんだけどね……
 
 
食べる日と食べない日とが2~3日交代で来るという、大波だ。
 
 
 
これまで試した物。
納豆:単発で時々バクバク食べるが、食べない時が多い。
ヨーグルト:これも何度かは食べたが、殆ど見向きもしない。
茹でササミ:意外にも、食欲無い時には、これも全く効果無し。
ササミのふりかけ:これも食べたり食べなかったり……
チーズふりかけ:ササミよりハッキリと食い付き良好。
バナナ、リンゴ、サツマイモ:ご飯食べない時のお助け果物。何も食べないより遙かに……!
豆腐:お助け果物に同様。トッピングにつかうより、単品の方が食い付きが良い。
よっぽど、他の物は食べたくないらしい……
みかん:普段は剥き始めると側でヨダレだらだら垂らしながらガン見する程、大好物なんだが……食欲無い時は、コレは食べなくなる。
驚きの新事実だ……!
鹿肉ジャーキー:極たま~~~~~~~に、これも食べないけど、基本的には食い付き良好。
鉄分を初め栄養豊富な食材なので、助かる。
ごちそうタイム:オヤツのカテゴリらしいが、ポケットパックという少量パックで、トッピング用としても重宝してる。
 
オヤツ類は殆ど大丈夫。
固物系(ガムとかアキレスとか豚耳とか)は、微妙……
(食べ残しは洩れなく、ハチが貰っていってくれる ( ̄∇ ̄)そのつもりで、最初にあげる量は少なめで)
 
コックパンは大ヒットだった。
ハチは当然の食い付きだが、姫もコレは一発で気に入ったらしい。
ご飯残しても、コックパンは絶対に食べる。
 
ところで、チーズ味もゲットした♪
 
 
 
大ちゃんママに教えて貰った山羊ミルク:パウダーをそのままふりかけとしてかけてみる。
これも甘い匂いがほのかに。
初回の手応えは良い。
続いてくれると良いな~ (o^^o)
 
 
 

↓ 食材ジプシーだなぁ…… σ(^◇^;)

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2012/11/13 (Tue)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。
 
 
お腹が痛い、というような仕草は全く見られなくなって、その点は安心。
一応、走り回ったり、ハチに食って掛かる程度には元気も有るし。
でも、相変わらず、療法食は食べてくれない。
 
前回、食欲が無くなった時の事を考えると、今のはやはり、免疫抑制剤の副作用かな、と思う。
食べてくれる物を探しながら食べさせていくしかないかな~……
 
 
ハチはトレーニングのご褒美に、フードを1粒ずつ貰っていたそうで、それに倣っているのだが……
 
当然、ハチが貰えたら、姫も欲しい。
オヤツだとでも思っているのか?
ハチ君用フードは、ちゃんと食べる。
 
 
※元4月は2年前の健康な頃の数値(毎年フィラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)

項目 基準値 元4月 10/26 11/4 11/13
WBC 白血球 60~170  102/ul 112 156 218 206
RBC 赤血球 550~850  104/ul 651 514 549 503
HGB ヘモグロビン 12~18  g/dl 17.1 10.7 11.8 10.7
HCT 赤血球容積 37~55  % 53.2 33.7 36.0 33.3
MCV 平均赤血球容積 60~77  fl 82 65.6 65.6 66.2
MCH 19.5~24.5  pg 26.3 20.8 21.5 21.3
MCHC 血色素濃度 32.0~36.0  g/dl 32.1 31.8 32.8 32.1
Plt 血小板 20.0~50.0  104/ul 50.4 52.6 57.4 37.3
 
 
体重は11.25Kg
(微妙に減ってる)
 
胃薬:サール 1錠 朝・晩
免疫抑制剤:イムラン(アザチオプリン)1/2錠 毎日(朝のみ)
抗生剤:ビクタスS錠 1錠 朝・晩
 
でお薬はこのまま継続。
何事も無ければ、2週間様子見してみよう、と。
 
2週間。
今度こそ……!
 
 
 
晩ご飯は久しぶりに蒸し野菜トッピング。
ハチ君が食べるかどうかも見てみたかったし。
 
2匹共、がっつり、食べた。
 
 
 
姫はやっぱり、相方が居る方がよく食べるな。
取られるかもしれない、という危機感が良いのだろうか?
 
 

食べてくれるなら何でも良いけどね~(*^▽^*)

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2012/11/04 (Sun)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。
 
 
週明けから走ったりオモチャで遊ぶようになった姫。
一時的に食べなかったミカンでもヨダレが出るまでになってくれた!
 
 
でも、やっぱり療法食はまだ食べない (T-T)
 
ここ数日は、ごま油で豚挽肉を炒めて、大根おろしを混ぜ一煮立ちさせたトッピングでパピー用フードを食べさせていたのだが……
 
食べてくれない……
鹿肉ジャーキーは食べるのに~……
 
 
 
 
試しに、市販のササミと野菜のふりかけをかけてみる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
美味いらしい……
 
 
 
 
がーん _| ̄|○
 
 
※元4月は2年前の健康な頃の数値(毎年フィラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)

項目 基準値 元4月 10/23 10/26 11/4
WBC 白血球 60~170  102/ul 112 249 156 218
RBC 赤血球 550~850  104/ul 651 569 514 549
HGB ヘモグロビン 12~18  g/dl 17.1 12.1 10.7 11.8
HCT 赤血球容積 37~55  % 53.2 36.9 33.7 36.0
MCV 平均赤血球容積 60~77  fl 82 64.9 65.6 65.6
MCH 19.5~24.5  pg 26.3 21.3 20.8 21.5
MCHC 血色素濃度 32.0~36.0  g/dl 32.1 32.8 31.8 32.8
Plt 血小板 20.0~50.0  104/ul 50.4 49.5 52.6 57.4
 
 
食べない、食べないと躍起になっていたけど、でも、体重は11.5Kgで増えた!
なんだかんだ、食べさせてるから、総量はちゃんと足りてたらしい。
 
胃薬:サール 1錠 朝・晩
免疫抑制剤:イムラン(アザチオプリン)1/2錠 毎日(朝のみ)
抗生剤:ビクタスS錠 1錠 朝・晩
 
でお薬はこのまま継続。
 
 
 

母の愛情トッピングが市販品ふりかけに負けるとは……(T-T)

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2012/10/29 (Mon)
本日は、通院日と言っても、抗生剤の注射だけです。
2週間効果の有る注射なので、ちょうど2週間で。
 
一応、ゴハンの件は確認。
 
子犬ってのは、急激に体を作っていかなくてはいけないから、成犬時の2倍もの栄養が必要だと言われている。
 
よって、パピー用フードというのは、成長期に必要な栄養を詰め込んだ高カロリー食なのだ。
 
摂取カロリーは、給餌量の目安をちゃんと計算してあげてるけど……
 
 
先週の尿検査の結果によれば今の所、尿のpHはメサジル(尿コントロール用の医療サプリメント)だけでコントロールできてるから、良いよ、と。
 
 
高栄養だから、匂いも味も、成犬用より濃いらしい。
元々食の細い子とか、病気で量がなかなか食べられない子とか(今の姫はコレになる)で、敢えてパピー用食べさせてる人も居るのだそうで。
 
排尿状態には気を付けてないといけないけど、何とか頑張って、食べさせて体力維持してあげてね、だそうです。
 
現状、体重も維持出来ていて、11.35Kg
 
 
 
食べるだけならね。
好きな物なら、食べるんだけどね。
 
おんもさん(焼き芋)とかね。

552db11a.jpeg
 
サツマイモも、お前が食べるからって、またいっぱい貰って来たから、ガンガン焼くよ~!
 
焼き芋……人間さんにも食べさせてね?

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2012/10/27 (Sat)
私が9歳の頃に、実家では初代の犬を飼った。
その時には既に、そこに病院は有った。
当時、現在の『大先生』が一人でやっていて、奥さんが看護師さんの代わりを務めていた。
夕方の5時から8時までの3時間しか外来診療をしていない病院で、大人になってからは、あの病院、あれで成り立つのか、と正直思ってたり……
一応、午前中は手術などの予約診療をしてるのは知ってたというか、お世話にもなったんだけど……
 
実は、家畜の先生でもあったらしい。
 
主に、鶏と豚。
うむ。
実に田舎らしい実態だった。
 
現在は、娘さん夫婦が病院を継いでいる。
夫婦で獣医さん。
な、わけで、今は午前診療もやってるらしい。
大先生は相変わらず午後診にしか居ないらしいが。
 
獣医が3人。
看護師0。
(奥さんも最近は病院には顔を出さないみたい)
ちょっと変わった人員構成。
 
そもそも当時の大先生から手術の腕は良かったんだろうと思う。
多分。
初代の手術に立ち会っているけれど、実に堂々と手際良かったと思う。
中学生の目から見て、非常に頼もしかった。
 
(手術の立ち会いなんて後にも先にもあれ1回だから、比較対象なにも無いけど。
 
飼い犬の命を預かっている、という飼い主としての責任とか、生き物を飼うことの意味、というのを思い知ったのが、あの時だった。
貴重な体験だったと思っている)
 
 
昨年、実家の陸の去勢手術をしてもらってるけど、日帰りで、傷は内側に縫ったそうで、抜糸無しでエリザベスカラーの使用も無し。
手術当日は流石にグッタリしてたそうだが、翌日には、もう当たり前に走り回っていたらしい。
術後2週間後位に遊びに行った時には、既に傷跡も何も分からない位に奇麗な状態だった。
 
去勢や避妊って簡単な手技だとは言うけれど、それでも上手な獣医さんと、そうでない獣医さんとの差はちゃんと出るよな~、と思う。
 
 
 
 
そういう幼い頃からの信頼、というか。
 
なので、実家に遊びに行ってる間に、何かしら有れば、そこの病院へ駆け込むぞ、というのは以前からずっと決めていた。
実は掛かり付け医にも申告済みで、遊びに行く前には念の為に、最新の処方箋を出してもらってる。
 
 
 
今回、姫の治療方針に迷いが出て、いよいよ経験豊富な大先生を頼ってみる事にした。
 
姫の状態次第では、遊びに行くのはキャンセルする気だったけど、大先生に診てもらう為にも、決行。
 
掛かり付け医から快く貰ったデータを持って、いざ。
 
 
 
3人先生、って、なんか良いな~。
阿吽の呼吸というか、どう保定すれば求める所に行き着くかを知ってるから、エコー検査も、画像診ながら 『どっち、こっち、そっち』 のやりとり。
親子・夫婦で実に見事なチームワーク。
 
ありがたくも、2時間貸し切り状態で、データの見直し、気になる部分の再検査、投薬量の計算を3人掛かりでやってくれて、不安がる私とパパの目の前で丁々発止とやり合っての結論。
 
今の食欲不振の原因となった炎症反応は、腸炎だろう、と。
お腹痛い筈だから、そのせいだろうね。
 
 
 
院外検査でリパーゼが高めなのを信じると、膵炎も有り得たけど、アミラーゼが若干高めなだけなので、これは消える。
 
なる程、子宮蓄膿症も状況的には有り得るが、抗生剤への反応が早すぎる。
抗生剤で改善は出来る事も有るが、こんな一気(数値16→2.5へ3日で)には行かない。
特に閉塞型(おりものが無いので)の子宮蓄膿症と仮定するなら、尚更有り得ない。
確かにこのレントゲンでは、よく分からないし、エコーも掛かり付け医の映像と大差ないけど……
と言いながら3人がかりで粘りに粘って撮り続けてくれたエコー画像で、漸くコレだろう、という子宮の様子から見ても、蓄膿症の心配はしなくて大丈夫っぽい。
 
 
このレベルの貧血なら、避妊手術くらいは、怖がらなくても出来ると思うけど、と豪語する大先生でも、今現在どうするか、と訊ねると、
 
『食欲不振が有る現状では、手術はしない』
 
と、即答。
流石、親子!?
若先生と奇麗にハモってのお答えでした。
 
 
 
ヒートの経験回数から言って、既に乳腺関連の病気に対する予防、というメリットは皆無だし。
年齢的に、避妊手術そのものが、今更、とも思う。
手術しておけば、今後、子宮蓄膿症だけは防げるけど。
どこまでやるか、は、最終的には飼い主さん判断で、どーしてもやる、って言うなら、それは有りだけど。
どっちにしても、ちゃんとゴハン食べられるようにまで落ち着いてから、考える事だね。
それまでは、ウチでも、同じ投薬内容で様子見だな~。
 
……でも、積極的には手術は勧めないな。
 
 
 
だ、そうです。
 
 
 
 
 
まぁ、結果的には、セカンド受ける程ご大層な状態でも無かった訳だけど……
でも、飼い主の心情的には大きな意味は有りました。
スッキリした。
色々と。
 
セカンドオピニオンを嫌がらない獣医さんって、やっぱり安心できる。
掛かり付け医が、今の所で良かった~ (*^▽^*)
 
 
 
で、ほっとして帰って、晩ご飯。
実家行く前に、わざわざ買って行ったのに……
納豆、食べてくれない~ (T-T)
 
リンゴと海用のゴハンは食べた!
小型犬のパピー用。
 
え~…………
 
 

迷った時は、専門家の意見がやっぱり大切だ!

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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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