そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
昨夜、就寝前に替えたトイレシーツが、妙に汚れてるな~……?
しかもなんか、水っぽい……?
(普段の夜中は、それぞれが1~2回の排尿)
とは、思ったものの、この時点ではまだ深刻さは無し。
「お散歩行くひと~!」
の呼びかけに、ぴょんと飛び起きてやってくるアリスと姫。
姫も昨夜はゴハン完食したし、今朝はとっても調子良さそうだ♪
2日ぶりに2匹揃って、朝の散歩へ。
帰ってきた後は、胃捻転予防のために30分は休憩してから、ゴハンです。
で、準備の為に犬部屋へ……
んん!?
シート変えてから散歩に行ってるのに、帰宅後30分で、もう3回分もトイレしてる!?
『大型犬は最期までご飯食べるよ~』とすら言われてる大型犬種。
中でも食への執着は強いと言われるラブラドール。
姫と違って横取りこそ(滅多に……)しないものの、ゴハンを残した事はこれまでの生涯で1度も無かった、アリスが。
ゴハンを渋々食べている。
全然食べたくないけど、仕方なしに、という雰囲気。
それでも完食する所が、流石だが…… (^_^;)
さて……
今日は獣医さんが休診日。
どうしたものか……?
そこから1時間で更に2回、排尿。
更に30分でもう1回。
取り敢えず、水飲む量を量るべく、水入れの中身を500mlに調整。
(多飲の目安=100ml/Kg/1日)
多頭飼いだと、こういう時には厄介なんだけど、今の所矢鱈に水飲んでるのはアリスだけだから、時間を区切って概算で1日分を出せば良いか、と。
ところが、その途端に、アリスの様子が急変。
フラッと立ち上がったかと思えば、そのまま固まって、足の運びも変。
表情も固まって、ヨダレが出てくる。
何が起きているかはよく分からないけれども、とてつもなくヤバイのは分かる。
絶対に、多飲の計測してる余裕なんか無い。
むきかけのジャガイモも、解凍中の穴子も放り出し……
夜勤で明け方帰ってきたばかりのパパを起こして、すぐに病院へ行く準備を開始。
バタバタしてる間に、ムリヤリ食べた朝ご飯を全部嘔吐。
念の為に吐瀉物も全部袋にとって、途中で吐いても困らないように、濡らした雑巾と箱ティッシュとトイレシートを持って。
あと、今飲んでいる薬の処方箋も。
動きたがらないアリスも担いで、車に乗せて。
姫の為に掛かり付け獣医さんから紹介して貰っておいた、病院へ。
基本的には休診日無し(学会などの日は休みらしい)夜間の臨時診療も場合によっては可。
MRIまで完備の病院。
掛かり付け医がやってない時間・日に姫が急変したら……
適当に飛び込んだ病院で、ちゃんとした診断ができるかどうか……
心配だったので、先生がここなら、と信頼できる病院を予備で紹介して欲しい、とお願いしてあったのだ。
まさか、アリスが先にお世話になるとは思わなかった。
でも、教えて貰っておいて本当に良かった。
道中、帰宅時にパパもトイレシートを替えたと判明。
だいぶん汚れていたらしい。
つまり、多飲多尿の開始は深夜から。
病院へも抱き上げて運ばなければいけなかったアリスは、見るからに、いかにも辛そうな様子。
熱は39.0℃で高め。
でも、血液検査の結果は、大変に、普通。
今月に入ってからも検査をしてるけど、その時の結果と、今日の結果は、殆ど変わらない。
症状や年齢的に子宮蓄膿症を疑うんだけど……おりものも殆ど確認できず。
でも “異常なし” の筈もない。
それだけは確実だと断言できる、アリスの様子。
エコーとレントゲン。
結果、レントゲンではよく分からないらしくて、映像は出てこなかった。
エコーの写真で説明を受け、おそらく、子宮蓄膿症だろう、と仮診断。
治療は手術になるが、高齢であり、僧帽弁閉鎖不全症でもあり、で普通の子よりもリスクは高い。
なんでしたら、今日の所は点滴でかなり楽になる筈なので、それで時間を稼いで、明日決めても良いですよ。
と、言われたけれど、あまりにも急激に悪化しすぎてるし。
昨日までの元気な姿からすれば、同年のなまじっかな子より遙かに体力は有る筈だ。
その場で “基本、手術の方針” で決定して、各種同意書にサイン捺印。
実際の手術は、点滴で少し症状を緩和して、全身麻酔してCT検査して、その結果を見てから、となります。
ここで、そのまま入院。
CTで、誰もの予想を越えた残念な結果が……
子宮蓄膿症で間違いはないのだが、既に破裂して膿が腹腔内に漏れているらしい。
致死性の腹膜炎を起こしている。
手術をしても、術中や術後も数日は、亡くなる危険が有ります。
でも、手術をしなければ、100%亡くなります。
私、点滴で明日まで大丈夫みたいに言ってしまいましたけど、現状ではおそらく明日まで持ちません。
それを踏まえて、手術をするかどうか決めて下さい。
との、お言葉。
そこまで逼迫した状況だったらしい。
そのまま麻酔が効いてる間に即、手術を。
幸いに、これは無事に終了しました、と電話を貰い。
許可が出ると同時に、面会に。
まだ麻酔も覚めきってなくて、点滴にも繋がれている姿だけど。
呼べばちゃんと目を開ける。
重篤な状態なので、多分この3日が山。
あとは、アリスの体力次第。
入院期間は、最短で1週間は必要らしい。
でも、きっと大丈夫。
未だに毎日4Km以上もの散歩を軽快にこなすんだもん。
基礎体力なら申し分ない筈!
アリスは強い子だ。
乗り越えてくれる筈!
姫は、今日はすごく元気だけど、さびしんぼさんだから。
早く元気になって帰っておいでね。
今日はアリスの血液検査の日です。
朝食は病院終わってからしか食べれません。
ちゃっと行って、ちゃっと帰ってきて、ゴハンにしようね。
4月の血液検査で引っかかって以来、頑固に下がらなかった結果が、アッサリと下がりました!
まだ3週間程度なので、基準値までとは行かないけれど、今までの数値と基準値上限の中間位までにはなってくれた。
殆ど咳き込む事も無くなったし。
順調な感じ。
ガッツリおばあちゃんだけど、まだまだよ~ (*^▽^*)
さて、腹減りアリスは、カウンター上のご褒美オヤツ入れと看護師さん達に、熱烈な視線を送ってるよ。
もう、目からビームでも出そうな程だよ!
「な……なんか、視線が痛い…… ( ̄∇ ̄;)」
これが『見えてる疑惑』の理由なんだよね~( ̄∇ ̄)
見えてない筈なのに、凝視されてるよ~……って (^▽^;)
1人はお会計を、1人はオヤツを……診察終わってからの方が2人がかり!?
パコッ、ゴックン!
(口開く音がします (^_^;))
お前さんも、ちょっとは、噛もうよ……
口開けて、飲み込む音しかしないじゃん (^_^;)
看「お腹がすいてるんだもんね~ ♪(*^▽^*)」
2日連チャンで、たくさんオヤツを戴きました。
ありがとうございました<(_ _)>
↓今日もアリスは絶好調!
心臓のお薬、結構強い物らしいので、最初は特に気を遣うみたい。
(副作用が心配なので一度にたくさんからは処方せず、少なめから薬効を見ながら初める。
経過を見ながら用量の調整をするものらしい)
とはいえ、いきなり血液検査の結果にまでは繋がらないので、今日はレントゲン撮るだけだから、ゴハン食べてても良いよ~♪
と、言われたので、今日はアリスも受診です。
※姫の採尿が有る日は、排尿のきっかけになるゴハンとかオヤツとかは、抜くわけに行かないから (^_^;)
※姫の尿検査とアリスの血液検査は日を改めないといけない。
レントゲンの写真を前回と比較。
先生に言わせると、肺動脈や気管や肺の写り方がほんの少しだけどマシになった。
薬初めてまだ10日弱なので、これで十分に効果が出ている、と。
「え~と、この辺がこれで、コッチがこう……?」
「じゃなくて……というか、ソッチは前回のでコッチが今日の。日付はココに。なんで、この辺の黒っぽいのが……」
はい、ぶっちゃけ、私には見分けが付きませんでした σ(^◇^;)
でも、期待が出来る状況らしい。
良い事です。
さて、ところで、アリスは11月の初めが誕生日。
なんと、もうじき12歳。
ラブラドールは平均寿命が12歳前後だと言われている。
「この歳で、この毛艶で、身体能力(軽自動車とはいえ、荷台に自力で楽々と跳び乗ってる)は、立派だよね~。
大きな子は動けなくなると、大変だから。
元の色が薄いから目立たないだけじゃなくて、じっくり見ても、歳の割には白髪も少ないよ。
目は真っ白だけど……
でも、やっぱり見えてる……?」
看護師さんにも褒めて貰えます♪ (*´∀`*)
見えてる疑惑は、診察後のご褒美オヤツを凝視しまくっているので…… (^_^;)
「……とはいえねぇ……体が大きいから、薬の量が多くなっちゃうんだよね……
アリスちゃんの場合は、何か有れば、1回にかかる金額がドカンと来ちゃうね……」
そーなんです~~~~~~(T-T)
うん、でもまぁ、むしろ、これまで内臓関連に何も出てこなかったのは、大した物で。
年齢的な事を思えば、僧帽弁閉鎖不全症くらいは、想定範囲内とも。
よく頑張ってくれたものだよ。
その点だけは、本当に。
本人(犬)は、そんな評価は知った事かと、マイペースにダレきってま~す。
のびのび~~~~~( ̄∇ ̄)
因みに、この状態だと、前足の先から後ろ足の先まで、ほぼ150cm。
測りました! ( ̄∇ ̄)
↓
今日は肝機能の低下が疑われていたアリスの方。
昨日は、姫の採尿の為にご飯は抜けなかったし、アリスの肝機能の血液検査はご飯抜かなきゃいけないし、で、1日ズレて、別々の通院で。
(大変なんですが……(^_^;))
GPT AST 前回より若干上昇の188……
これまでにあまり見た事無い空咳が時々見られる様になったのが気になる、と相談した事も受け。
流石に、肝臓そのものに問題が有っての検査結果では無さそうだ。
ということで、追加検査とレントゲン検査。
結果、老齢性の僧帽弁閉鎖不全だろう、と診断が出ました。
実際のレントゲン写真と、先生が抱えてきた犬の医学書(複数)と見比べながら。
(非常に分かりやすかったけど……胆嚢のカラーの解剖写真がちょっとアレでした……σ(^◇^;) でも、分かりやすかった)
年取ってくるとやむを得ない部分ではあるんだけど、心臓内の弁がちゃんと閉まらくなってきます。
そうすると、逆流を防ぐ為に心臓が肥大します。
(肥大した心臓が器官を圧迫する為に、咳が出る)
当然限度が有るので、次第に逆流を止められなくなって、聴診では心雑音が聞こえるようになり、血液循環が悪くなります。
そうすると、いっぱい血液必要な肝機能や胆嚢機能に影響も出てくるわけです。
血液循環が悪くなるので、外から見える症状としても、咳や呼吸困難、進行してくると運動を嫌がる様になったり、失神が見られる様になる。
最終的には心不全に。
現在の内科療法では完治は出来ないが、血管を広げて血流を良くして心臓の働きを楽にしてあげる薬で、病気の進行は遅らせる事が出来るそうで。
まずは、その薬、エナカルド錠20を1日1回、1/2錠(夜のみ)から。
(最初は服用後2~3時間は注意して様子を見、状態次第で薬の量は要調整)
胆汁分泌を促進し肝臓への血流量改善する薬、ウルデナシン錠100が朝晩各1錠。
白内障のサプリメント、メニわんEye、飲み合わせ問題無し。
こんな感じで。
………………投薬管理、大混乱!? σ(^◇^;)
ま、どうこう言っても、11月で12歳になるラブラドール(平均寿命が12歳前後と言われる犬種)としては、めちゃくちゃ元気な部類。
未だにお尻下がらずに、足取り軽く。
もうじき12歳でこの身ごなしは立派だ、と、よく言ってもらえる。
原因もハッキリしたし、症状も深刻な訳ではないし。
まだまだ遊ぶよ~(*´∀`*)
(注:興奮すると血管を収縮させる物質が分泌されるので、程々に)
それにしても、今日の天気は大荒れでした。
午後1時頃から雷雨。
強弱繰り返しながら延々と、4時間だか5時間だか。
アリスは呆れる程にいつも通りだが、姫が落ち着かない、落ち着かない。
アリスの診察が時間食っちゃったから、ちょっと昼食が遅めだったんだが、パパちゃんはご飯食べてる間中、足を姫にゴリゴリとされ続けていた ( ̄∇ ̄)
(段々体重乗せて来る様になるので、痛くて、おちおち食べてられないσ(^◇^;))
やっぱり、怖い物から守って欲しい時には、頼りにするのはパパなのね……
パパが居れば、母ちゃんには見向きもしないのね……
密かな嫉妬は有るものの、母ちゃん、ご飯は悠然と食べれたよん♪ (*´∀`*)
おどおどと落ち着かない時間が過ぎ去り、ご飯も食べたら、あとはネムネム~ (*´∀`*)
揃って、ぺったんこになって、うとうと ( -_-)o
姫、上から見た図!
(*^▽^*)
手足みぢかいから、折りたたむと邪魔なのね、きっと (^^ )
老犬の体調には気を付けましょう
↓
本当は姫の通院日は明日だった。
2匹居ると通院スケジュールが管理しきらん (^_^;)
わぁ、薬が終わっちゃうじゃん!? (*゜ロ゜)
で、慌てて今日、行く事に~ σ(^◇^;)
取り敢えず、GPT AST(基準値17~78U/L)168
4月からずっと、悪くも良くもならず。
もう、長期戦で悪化しない様に管理していく、ってのをそろそろ考えるべきかな~、と。
薬よりはフードの方がアリスへの負担も少ないと思う。
療法食?
姫に続いて?
あー……、でも、ストルバイト対策療法食と同じくらいの金額なら、薬使い続けるよりは安いかも……少しだけ…… σ(^◇^;)
と、いうわけで。
取り敢えず、試供品を山程戴きました。
やるなら腰据えて、2ヶ月位は使ってみないと結果が見えてこないから。
今のフードと混ぜて、食い付き・便などの様子に変化が無い物を選んでね、と。
「大きな子だから、たくさん用意してあげてね~」
と、先生の指示は聞こえてましたが……
ほんとにイッパイですね…… (;゜ロ゜)
まぁ、3社分だからね。
ヒルズ、ロイヤルカナン、スペシフィック。
1Kg当たりの金額は、殆ど大差無し。
買うなら一番大袋。
な~にせ、1ヶ月10Kgは必要だからね~ (≧◇≦)
それはさておき、数値が安定してるのと、他の一般状態は至って良好なので、お約束通り、ワクチン接種です。
検査結果が出て、再度、診察室へ入って、お話しして。
じゃ、打っちゃおっか~♫
という段階。
私「診察台に乗せますか?」
先生「ん~……? 本当は、嫌な事されるのは診察台の上だけ、っていう区別が有った方が良いんだよね、普通。
でも、アリスさんだしねぇ。大丈夫でしょう (^^ )」
一応、看護師さんが、正面に膝をついて
「お座りできるかな~? (*´∀`*)」
と呼んでくれたのだが……
ビシッと整列、お座りです!
こーいう時は、飼い主以外でもお構いなしで、見事な聞き分けです。
先生「(*゜ロ゜)や、姫さんは並ばなくても良いんだけど (;゜ロ゜)」
私「すいません……既にご褒美おやつ貰えるつもりで居るみたいです…… (ーー;)」
看護師「姫ちゃん、目がキラキラしてる~ (*^▽^*)」
先生「…………(^_^;) まぁ、じゃ、そのままで……」
ぷちゅ!
アリス「えぇぇ!? なんでやねん!?」
と、ちょっとビックリしていた様だが……はい、すぐに忘れます。
今度こそ~~~~~~
おやつだーーーーーー!!!!! ♫♪♫♪
毎度毎度、待合室でヨダレだらだら、すみません <(_ _)>
帰宅後、ご飯を食べたら、
「は~、やれやれ (-_-)zzz」
……苦しそうに見えるんだけど……本犬的には、くつろぎポーズらしい……?
おまけ。
一直線に整列。
是非前から撮りたかったんだが、配置の関係で無理でした (;。;)
整列・お座り、は散歩で鍛えられてるもんね( ̄∇ ̄)
↓
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬