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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/11/25 (Mon)
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2012/09/27 (Thu)
絶好調だとばかり思っていたアリスですが、本日急遽入院、手術となりました。
 
 
 
 
昨夜、就寝前に替えたトイレシーツが、妙に汚れてるな~……?
しかもなんか、水っぽい……?
(普段の夜中は、それぞれが1~2回の排尿)
 
とは、思ったものの、この時点ではまだ深刻さは無し。
 
「お散歩行くひと~!」
 
の呼びかけに、ぴょんと飛び起きてやってくるアリスと姫。
姫も昨夜はゴハン完食したし、今朝はとっても調子良さそうだ♪
2日ぶりに2匹揃って、朝の散歩へ。
 
帰ってきた後は、胃捻転予防のために30分は休憩してから、ゴハンです。
で、準備の為に犬部屋へ……
 
 
 
 
んん!?
 
シート変えてから散歩に行ってるのに、帰宅後30分で、もう3回分もトイレしてる!?
 
『大型犬は最期までご飯食べるよ~』とすら言われてる大型犬種。
中でも食への執着は強いと言われるラブラドール。
 
姫と違って横取りこそ(滅多に……)しないものの、ゴハンを残した事はこれまでの生涯で1度も無かった、アリスが。
 
ゴハンを渋々食べている。
全然食べたくないけど、仕方なしに、という雰囲気。
それでも完食する所が、流石だが…… (^_^;)
 
さて……
今日は獣医さんが休診日。
 
どうしたものか……?
 
そこから1時間で更に2回、排尿。
更に30分でもう1回。
 
取り敢えず、水飲む量を量るべく、水入れの中身を500mlに調整。
(多飲の目安=100ml/Kg/1日)
多頭飼いだと、こういう時には厄介なんだけど、今の所矢鱈に水飲んでるのはアリスだけだから、時間を区切って概算で1日分を出せば良いか、と。
 
 
ところが、その途端に、アリスの様子が急変。
フラッと立ち上がったかと思えば、そのまま固まって、足の運びも変。
表情も固まって、ヨダレが出てくる。
 
 
何が起きているかはよく分からないけれども、とてつもなくヤバイのは分かる。
絶対に、多飲の計測してる余裕なんか無い。
 
むきかけのジャガイモも、解凍中の穴子も放り出し……
 
夜勤で明け方帰ってきたばかりのパパを起こして、すぐに病院へ行く準備を開始。
バタバタしてる間に、ムリヤリ食べた朝ご飯を全部嘔吐。
念の為に吐瀉物も全部袋にとって、途中で吐いても困らないように、濡らした雑巾と箱ティッシュとトイレシートを持って。
あと、今飲んでいる薬の処方箋も。
動きたがらないアリスも担いで、車に乗せて。
 
 
姫の為に掛かり付け獣医さんから紹介して貰っておいた、病院へ。
基本的には休診日無し(学会などの日は休みらしい)夜間の臨時診療も場合によっては可。
MRIまで完備の病院。
 
掛かり付け医がやってない時間・日に姫が急変したら……
適当に飛び込んだ病院で、ちゃんとした診断ができるかどうか……
 
心配だったので、先生がここなら、と信頼できる病院を予備で紹介して欲しい、とお願いしてあったのだ。
 
まさか、アリスが先にお世話になるとは思わなかった。
でも、教えて貰っておいて本当に良かった。
 
道中、帰宅時にパパもトイレシートを替えたと判明。
だいぶん汚れていたらしい。
つまり、多飲多尿の開始は深夜から。
 
 
 
病院へも抱き上げて運ばなければいけなかったアリスは、見るからに、いかにも辛そうな様子。
熱は39.0℃で高め。
でも、血液検査の結果は、大変に、普通。
今月に入ってからも検査をしてるけど、その時の結果と、今日の結果は、殆ど変わらない。
症状や年齢的に子宮蓄膿症を疑うんだけど……おりものも殆ど確認できず。
 
でも “異常なし” の筈もない。
それだけは確実だと断言できる、アリスの様子。
 
エコーとレントゲン。
 
結果、レントゲンではよく分からないらしくて、映像は出てこなかった。
エコーの写真で説明を受け、おそらく、子宮蓄膿症だろう、と仮診断。
 
治療は手術になるが、高齢であり、僧帽弁閉鎖不全症でもあり、で普通の子よりもリスクは高い。
なんでしたら、今日の所は点滴でかなり楽になる筈なので、それで時間を稼いで、明日決めても良いですよ。
 
と、言われたけれど、あまりにも急激に悪化しすぎてるし。
昨日までの元気な姿からすれば、同年のなまじっかな子より遙かに体力は有る筈だ。
 
その場で “基本、手術の方針” で決定して、各種同意書にサイン捺印。
 
実際の手術は、点滴で少し症状を緩和して、全身麻酔してCT検査して、その結果を見てから、となります。
ここで、そのまま入院。
 

 
CTで、誰もの予想を越えた残念な結果が……
 
子宮蓄膿症で間違いはないのだが、既に破裂して膿が腹腔内に漏れているらしい。
致死性の腹膜炎を起こしている。
 
手術をしても、術中や術後も数日は、亡くなる危険が有ります。
でも、手術をしなければ、100%亡くなります。
私、点滴で明日まで大丈夫みたいに言ってしまいましたけど、現状ではおそらく明日まで持ちません。
それを踏まえて、手術をするかどうか決めて下さい。
 
との、お言葉。
 

 
そこまで逼迫した状況だったらしい。

 
そのまま麻酔が効いてる間に即、手術を。
 
幸いに、これは無事に終了しました、と電話を貰い。
許可が出ると同時に、面会に。
 
まだ麻酔も覚めきってなくて、点滴にも繋がれている姿だけど。
呼べばちゃんと目を開ける。
 
重篤な状態なので、多分この3日が山。
あとは、アリスの体力次第。
入院期間は、最短で1週間は必要らしい。
 
 
でも、きっと大丈夫。
未だに毎日4Km以上もの散歩を軽快にこなすんだもん。
基礎体力なら申し分ない筈!
アリスは強い子だ。
乗り越えてくれる筈!
 
姫は、今日はすごく元気だけど、さびしんぼさんだから。
早く元気になって帰っておいでね。
 


↓ 頑張れ、アリス

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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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