はたして、犬は笑うんでしょうか？
（まだ子供だった頃の、アリス。ムフッ♪、って笑ってる様に見えませんか？）



私達犬飼いは、犬の笑顔をよく見ますよね？
私は子供の頃からずっと、犬は笑う生き物なんだと、そう思ってました。
（写真は、散歩の後の、満足そうなアリスと姫）



馬も笑うような表情を見せると聞きます。


ところが、実は「嬉しいと笑う」という概念は生物学的にみると人などの霊長類には見られても、他の動物には見られない、というのが定説なんだそうな。
本来は、犬も笑わないらしい。



じゃあ、私達が見ているあの笑顔は何なんだ？
（ハチもしっかり笑うよ）



一説によると、
「犬は、もともと尻尾を振るなどして喜びの気持ちを飼い主に伝える。
そのうち、飼い主の表情を観察していた犬は、飼い主が機嫌が良いと、笑顔になることに気付く。
そこで、犬はうれしいときは笑顔をつくればいいということを学習する。
自分も真似して笑顔をつくるようになる」
とされています。

飼い主の真似、という事だそうで。
なので、表情豊かな飼い主に育てられた犬の方が、笑顔を作る犬になりやすい、と。
やっぱり笑ってるんじゃん。



笑顔の上手な犬は、ニコニコ笑顔でいっぱい話しかけてもらっている、とっても幸せなワンコなわけだ。
飼い主さんの、ニコニコ顔を、いつも特等席でたくさんたくさん見てきたから、にか～っと、いっぱい笑うワンコになったんだね。

この年末の実家帰省時に出会った、コーギーのコーちゃん（端）



22日に、虹の橋に旅立ちました。
ブログではいつも、本当にたくさんの笑顔を振りまいていて、PC越しに私達を和ませてくれました。
たくさんたくさん、ママさんに笑いかけられて、幸せいっぱいの犬生だった事でしょう。



虹の橋には、少し前に旅立ったばかりの、ウチのアリスも居ます。
やっぱりよく笑う、妙に人間くさい犬でした。
どうか向こうで、仲良く一緒に笑っていてね。


たくさんの笑顔をありがとう。
心より　ご冥福をお祈り致します。





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