そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
診察室から、パグちゃんの、
「近付くんじゃねぇ! あっち行け、コンチクショウ!!」
な、猛烈な唸り声、吠え声!
そして……
「うん、ぼくが近付くとロクな事しないからねぇ……嫌だよねぇ……ちょこっと我慢してね」
院長のあからさまに寂しそうな、宥める声が……
どんだけ、って、待合室の飼い主同士が思わず目配せし合って、堪えきれずに苦笑を漏らすくらい。
思えば因果な商売だよね。
動物が好きで目指した職業の筈なのに。
飼い主視点では、ちゃんと病気を治してくれる、素晴らしい行為なのに。
「肝心の患畜さんには蛇蝎のごとく嫌われるんだもんねぇ……」
看「うん、実は好きでやってる仕事だけど、看護師もね、大変なんですよ、実は……時々心が折れそうになります……噛まれたり……」
飼「え!? 噛まれる事有るんですか?」
看「まぁ、たまに……先生は噛まれませんよ。先生が噛まれない様に、必死に保定してますから……」
飼「(苦笑)まぁ、でも、看護師さんは、嫌われはしませんよね。遊んでくれるし、おやつもくれるし」
(ウチの子達も懐きまくりだもん)
看「確かに嫌われてはいませんね♪
でもね、クッキー製造器みたいに見られててね……診察室に入っていくと『おやつだ!!』ってキラッキラした目で見られて、尻尾振って貰って……で、保定すると『何だ違うのか!?』って、物凄い恨めしそうに睨まれる事有るわぁ……」
飼い主ズ「………………あはははは……(身に覚え有り)」
看「でも、言われてみれば、究極の選択かも……
『時々噛まれるけど、好かれてる』のと
『噛まれはしないけど、大好きな子達に滅茶苦茶に嫌われる』のと……」
えーと、飼い犬に替わって。
獣医師ならびに看護師の皆様!
お世話になってます!
いつも、ありがとう!
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬