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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/11/25 (Mon)
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2011/11/21 (Mon)

金曜の朝、目が覚めたら、動けなかった。
アリ姫に乗っかられているからでなく…………
(ソレなら、よく有る……)


ちょっと身動ぐだけで、物凄い、痛い。


えー…………とぉ…………


取り敢えず、腰が痛いのは、わかった。
わかった所で、どーもならんが。

いやー……昔から、体の中心のライン(首、背骨、腰)は、痛めると大変だと言われているのは知っているが……

うん。
大変だわ。

文字通り、身動きできない。
普段なら寝返りなんて、コロンと転がるだけの事なのに。
それが、出来ない (*゜ロ゜)

僅かにでも背筋に力が入るだけで、脳天まで突き抜ける様な痛みが走るから、背中やお尻で体をいざるだけ、が、とんでもなく難しい。
と、言う訳で、姿勢を正すのも、寝返りを打つのも、呻きながら(時々、悲鳴)もがもがと布団の中でもがき苦しんで、やっとこさ。

パパ「-----何してんの?」
私「や……起きたいんだけどね……」
パパ「…………スリングバックの中でもがもが藻掻いてた姫みたいだぞ……?」
私「うん。ちょうど私もそう思ってた所 (*゜∀゜*)」

当事者としてはミジンコ程も笑い事では無いのだが……
正直、端から見たら絶対に笑えるよな、って、自覚してる。
……つか、これって、現実逃避……?

そんな感じだから、起き上がるのが、一騒動。
どうにか俯せて、四つん這いの姿勢になったのは良いが、さて、そこからどうしよう?
お尻は落とせるが、上体は起こせない。

最終的には……
俯せから、ベッド下に足からずり落ちて、ベッドヘッドの方へ這いずって行って、ベッドとベッドヘッドに取りすがって、立ち上がる。
これが一番苦痛が少なかったかな……? ( ̄∇ ̄)

で、立ってても座ってても、ほんの僅かであっても前屈みが出来ないから。
皿洗いですら、アウト。
一切、家事の役に立たない、ダメダメ主婦の降臨です。

と、いうか……
結局週末3日間、寝たきりだったわけだが。
実は一番困ったのが、トイレ!!!

ベッドから起きるのが一騒動なのは前述の通り。
で、壁に縋ってヨタヨタとトイレに行って……

やっぱり壁を支えに、ヒーヒー言いながら下着を下ろし。
便座に座るのに、やっぱり壁を支えに以下略……
拭くのに、やっぱり以下略……
立ち上がるのに、以下略……

…………
…………
…………

本気でしばし、固まります!

真剣に、悩みます!!

……どうやって、下着をあげる? (爆)


因みに、膝丈のスパッツまでが限界だった。
Gパンは、朝一は苦心して穿いたんだが、最初のトイレで諦めた。
靴下は、何をどうやっても履けなかった。


パパ「病院へ……」
私「この格好じゃ、外に出られないじゃん」
パパ「救急車……」
私「絶対に、い~や~~~~~~」


で、本日やっと、半泣きになりながらもズボンが穿けたので、近所の診療所へ行ってきました。
ウォーキングシューズのチャックは閉められなかったけど、ま、それは良いだろう。

ケッタ(自転車)…………

どー考えても、無理だな、うん……

マズイ事に、お尻から足首に掛けて痺れる様な痛みが有るし、なんかの拍子に膝の力が抜けそうになるので、実に”お淑やかな”歩みです (^_^;)


ところで。
昔はペット保険なんて存在しなかったから、ず~っと、傷害保険に入ってる。
勿論半分は自分の為の保険。
生命保険には入れて貰えないから、せめて、怪我した時だけでも保証して貰える保険に、と。
で、もう半分は、個人賠償目当て。
気を付けてはいるけれど、犬が飛びかかったりして誰かに怪我させたり、何かを壊したり……残念ながら100%無いとは言い切れないから。

そこは、兎も角として。
もしかしたら、契約し始めて20年近く経って、初めて、使えるかもしれない♪

世間で言う所のギックリ腰なら、保険は下りる♪
(正しくは「ギックリ腰」という傷病名は存在しないそうだ。風邪といっしょで、通称なんだね。
因みに、傷害保険の対象となるのは「突発的な」「外的要因が有り」「一過性の傷害」である事。平たく言うと、最初のギックリ腰はOKで、繰り返しているギックリやヘルニアは病気扱いになるのでNG)

が!

医者「レントゲン写真を見ると、2カ所程、骨と骨の隙間が微妙に狭い所が有るね。で、そこから出てる神経が触ることで臀部から脚部にしびれや痛みが出ていると思われるので……
残念ながら、いわゆるギックリ腰とは全くの別物なので、傷害保険は無理ですね(笑)」

残念! (^_^;)

ともかく、痛み止めとコルセットで、日常生活に大きな支障が無い程度には、復帰です。
でも家中の毛玉は、当面、見なかったという事で宜しくお願いします!
少なくともトイレで半泣きで固まる事はなくなったよ~(笑)

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ちょ><
大ジョブかああああああ><
お大事にT T
たち 2011/11/25(Fri)03:39:33 編集
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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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