1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫
そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2011/06/23 (Thu)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。
先日、貧血傾向で毛艶が良くないと言われて、一応考えてみた。
貧血の時はミネラルが不足しがちになる、らしい。
そういえば、姫は4歳頃からずっと、敢えてミネラルは抑える食事をしている。
なぜならば、姫たは『ストラバイト結石』の持病が有る。
体質的に尿がアルカリ性に傾きやすいらしいのだ。
結石の成分であるストラバイトは、尿に溶け込んでいて、尿がアルカリ性だと結晶になり、酸性だと溶ける性質が有る。
元々は、尿で排出するべき余剰分のミネラルである、らしい。
この結晶、顕微鏡で見せて貰ったが、何も知らずに映像だけ見ると実に綺麗なガラスの欠片の様である。
そこが曲者。
膀胱内壁を傷付けて、血尿に繋がるわけだ。
そしてやはり、痛むらしい。
で、これが最終的に結石化するわけだが。
完全に石になりきってしまうと、手術以外ではなかなか解決できないとのこと。
姫は石が出来る前に対処できたので、手術には至らず。
でも、残念ながら、今もPHコントロールの処方フードを与えている。
要するに、ミネラルが抑えられているフード。
じゃぁ、栄養状態を改善する具体策として、フードを変えたらどうなのか……?
と、ちょっと、ひらめいた。
勿論、それで血尿するようでは意味が無い。
でも、尿のPHチェックくらいならば、自宅でもしてあげられるじゃん?
試験紙が有れば良いんだし。
お陰様でというか残念ながらというべきか、ともかく採尿は慣れてる。
尿チェックしながら、ギリギリのラインで別のフードを混ぜてみるとか……
(アリスは市販のふつーのフードあげてるから、混ぜるフードなら有る)
とはいえ、やはり自己判断で実行に移すのは怖いので。
皮膚炎での通院のついでに、ご相談。
なので、院長先生がいらっしゃる、今日行ってみる。
皮膚炎の方はとっても順調。
発疹になってた跡がかさぶたになって、あとは胸の辺りに多少赤みが残る程度。
念の為にあと2週間薬を飲ませて、それで終了の予定。
梅雨さえ明ければ、心配ない、はず!
さて、体重は11.5Kgで、増えてるよ~\(^O^)/
現段階では毛艶はまだまだ。
というわけで、とりあえず血液検査。
今日の血液検査の結果は以下の通り
4月は昨年の健康な頃の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目
|
基準値
|
4月
|
06/13
|
06/23
|
WBC 白血球
|
60~170 102/ul
|
112
|
99
|
143
|
RBC 赤血球
|
550~850 104/ul
|
651
|
572
|
582
|
HGB ヘモグロビン
|
12~18 g/dl
|
17.1
|
11.3
|
11.1
|
HCT 赤血球容積
|
37~55 %
|
53.2
|
35.9
|
35.4
|
MCV 平均赤血球容積
|
60~77 fl
|
82
|
62.8
|
60.8
|
MCH
|
19.5~24.5 pg
|
26.3
|
19.8
|
19.1
|
MCHC 血色素濃度
|
32.0~36.0 g/dl
|
32.1
|
31.5
|
31.4
|
Plt 血小板
|
20.0~50.0 104/ul
|
50.4
|
30.7
|
-
|
白血球・赤血球の数値が少し上向き。
体重を増やした成果では、と。
このままもう少し体重を増やせば、赤血球数に引っ張られて、他の数値も回復してくれることが、期待できそうな事を確認。
なので、もうしばらく。
このまま今の方針で。
うん。
やはり、ミネラル増量計画はリスクが高いらしい。
かつて血尿が落ち着いたタイミングで、試しに処方食をやめた事があったんだが、すぐに再発して、食事を戻している。
カルテの記録でも、それは再確認。
このまま微妙な貧血が続く様ならば、検討の余地はあるけれど、やるとなれば、姫の場合はもちっときちんと尿の監視をする必要が有るだろう、と。
それぞれの持病との兼ね合いが、難しいのぉ~
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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
ハチ(オス)
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