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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/11/25 (Mon)
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2011/06/23 (Thu)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。
 
 
先日、貧血傾向で毛艶が良くないと言われて、一応考えてみた。
 
 
 
貧血の時はミネラルが不足しがちになる、らしい。
そういえば、姫は4歳頃からずっと、敢えてミネラルは抑える食事をしている。
なぜならば、姫たは『ストラバイト結石』の持病が有る。
 
体質的に尿がアルカリ性に傾きやすいらしいのだ。
 
結石の成分であるストラバイトは、尿に溶け込んでいて、尿がアルカリ性だと結晶になり、酸性だと溶ける性質が有る。
 
元々は、尿で排出するべき余剰分のミネラルである、らしい。
 
この結晶、顕微鏡で見せて貰ったが、何も知らずに映像だけ見ると実に綺麗なガラスの欠片の様である。
そこが曲者。
膀胱内壁を傷付けて、血尿に繋がるわけだ。
そしてやはり、痛むらしい。
 
で、これが最終的に結石化するわけだが。
完全に石になりきってしまうと、手術以外ではなかなか解決できないとのこと。
 
姫は石が出来る前に対処できたので、手術には至らず。
でも、残念ながら、今もPHコントロールの処方フードを与えている。
 
要するに、ミネラルが抑えられているフード。
 
 
 
じゃぁ、栄養状態を改善する具体策として、フードを変えたらどうなのか……?
と、ちょっと、ひらめいた。
 
勿論、それで血尿するようでは意味が無い。
でも、尿のPHチェックくらいならば、自宅でもしてあげられるじゃん?
試験紙が有れば良いんだし。
お陰様でというか残念ながらというべきか、ともかく採尿は慣れてる。
 
尿チェックしながら、ギリギリのラインで別のフードを混ぜてみるとか……
(アリスは市販のふつーのフードあげてるから、混ぜるフードなら有る)
 
 
 
とはいえ、やはり自己判断で実行に移すのは怖いので。
皮膚炎での通院のついでに、ご相談。
なので、院長先生がいらっしゃる、今日行ってみる。
 
 
皮膚炎の方はとっても順調。
発疹になってた跡がかさぶたになって、あとは胸の辺りに多少赤みが残る程度。
念の為にあと2週間薬を飲ませて、それで終了の予定。
梅雨さえ明ければ、心配ない、はず!
 
 
 
さて、体重は11.5Kgで、増えてるよ~\(^O^)/
 
現段階では毛艶はまだまだ。
 
というわけで、とりあえず血液検査。
今日の血液検査の結果は以下の通り
4月は昨年の健康な頃の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目
基準値
4月
06/13
06/23
WBC 白血球
60~170  102/ul
112
99
143
RBC 赤血球
550~850  104/ul
651
572
582
HGB ヘモグロビン
12~18  g/dl
17.1
11.3
11.1
HCT 赤血球容積
37~55  %
53.2
35.9
35.4
MCV 平均赤血球容積
60~77  fl
82
62.8
60.8
MCH
19.5~24.5  pg
26.3
19.8
19.1
MCHC 血色素濃度
32.0~36.0  g/dl
32.1
31.5
31.4
Plt 血小板
20.0~50.0  104/ul
50.4
30.7
-
 
 
白血球・赤血球の数値が少し上向き。
体重を増やした成果では、と。
このままもう少し体重を増やせば、赤血球数に引っ張られて、他の数値も回復してくれることが、期待できそうな事を確認。
 
なので、もうしばらく。
このまま今の方針で。
 
 
うん。
やはり、ミネラル増量計画はリスクが高いらしい。
 
かつて血尿が落ち着いたタイミングで、試しに処方食をやめた事があったんだが、すぐに再発して、食事を戻している。
カルテの記録でも、それは再確認。
 
このまま微妙な貧血が続く様ならば、検討の余地はあるけれど、やるとなれば、姫の場合はもちっときちんと尿の監視をする必要が有るだろう、と。
 
 
 
それぞれの持病との兼ね合いが、難しいのぉ~

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■ プロフィール ■
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風間
性別:
女性
自己紹介:

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ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
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2001年7月13日生まれ
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2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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