そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
さて、姫の診察が終わったけれど。
今日はフロントラインも目的なのだ。
と、いうわけで、アリスと交代。
っても、待合室で首の所にチョチョーっとやってもらうだけ。
待ち受ける看護師さんに突進して甘えながら、チョチョーっと。
「はい、おしまいー!
ぎゃぁ、わかった、わかったって(汗)」
ビスケットも貰って、満足、満足。
「さぁ、帰ろうよ」
と言わんばかりのアリスなのだが……
えーっと、ちょっと相談が……
結局、医院長先生に呼ばれて、診察室へ。
おまけに、台に乗せられて。
珍しく、アリスは焦る。
いつもは幾らか諦めモードで大人しいのに、今日は何だか抵抗が激しい。
「終わりって言ったじゃんか! 何で診察台に乗せられてんの、あり得なーい!」
って、感じだろうか……
「ごめんねぇ。姫さんの付き添いのつもりだったよねぇ。今日は痛い事はしないから、少しガマンしてね……」
先生に宥め賺されつつ、目の状態の確認。
相変わらず白内障の進行は非常にゆっくりで、前回と殆ど変わらず。
薄暗い所で綿棒を近付けていくと、5cm弱で反応する。
相談内容とは。
年齢的な事も検討すると、今後手術はしない方向で行きたい。
さりとて見えなくて良いという訳ではないので、どうにかして可能な限り現状維持に努めたい。
今貰っている目薬が、「初発白内障進行防止剤」なわけだけど、アリスはまだこの「初期用」で良いのか。
他に有効な物が有るならば、切り替えたい。
年齢的、って所で先生は微妙な表情だったけど……
ざっとあちこち触診して、聴診もして……
「うーん……まぁねぇ……小型犬の10歳なら話しは変わるんだけどなぁ……」
「はい。大型犬なので」
「うーん……」
なんか、決意が揺らぎそうです、先生……
まだまだ手術の余地は有りそう、って、顔してます……
「まだ視力は残ってるしね。確かにねぇ、全身麻酔して目を触って、それでその後どうなのか、っていうのは正直難しい点ではあるよねぇ……」
そうなんですよね。
アリスの白内障を見つけたのが、まだ5歳で、ほぼ視覚への影響は無い段階だったから。(よく気が付いたね、って感心されたな……)
当時のお言葉は。
犬の白内障は人間ほど簡単ではなく、手術したからと言って必ず治せる保証は無い。逆に視力を失う危険も有る。
手術という最後の手段は見えなくなってから考えても、遅くは無い。
で。
現状から行くと、いざ、その時ってのは、もう何年かは延ばせるわけで。
じゃ、その時に手術させて、犬のアリスは嬉しいのか?
考えたくはないけれど、そろそろそういう事も視野に入れておかなきゃいけない頃なんだよね、実際問題。
犬の寿命も延びたとは言うけれど。
それでも小型犬より大型犬の方が寿命は短いのだし。それは承知で飼ってるんだし。
10歳越えれば、一夏毎に衰えは来るし、それは避けようのない事で……
人間の希望は一先ず置いといて、犬として何を望むのかな?
って、部分で。
幸いにも今でもアリス自身はさして不自由を感じてないみたいだし。
だったら、「とにもかくにも現状維持に全力を注ぐ」努力をしたいなぁ、と。
残念な事にクロレラは『取り扱い獣医』に行ってみたけど、そこの先生がそもそもあまり乗り気じゃ無い様子だったので。
買い足しはしなくても良いかなぁ……と……
で。
図の載った本を出してきてくれて、これが末期ね、と説明されて。
目薬は、まだまだ初期用の点眼薬で良いとの事で、それはこのまま。
併用で、目に焦点を絞ったサプリを使う事にしました。
その名もメニわんEye。
あぁ……メニ=目に、ね……
ナイスネーミング(笑)
こんな決断したけれど、元気で長生きしてね、アリス。
がんばりましょう!
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬