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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2011/03/03 (Thu)
自己免疫性溶血性貧血と闘う愛犬 姫の日記です。
 
 
今日は通院の日。
 
今日は寒かった。
ニュースによれば本日の最高気温は8℃。明朝の最低気温は-1℃予想だそうな……
真冬じゃないですか!
 
 
散歩で出会う皆様も、服装が若干薄着になってきていたので、今日はどなたも
「寒いから早く帰るよ……」
 
同感です……
 
 
 
さて、今日の血液検査の結果は以下の通り
4月は健康な頃の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目
基準値
4月
02/24
03/03
WBC 白血球
60~170  102/ul
112
125
151
RBC 赤血球
550~850  104/ul
651
505
515
HGB ヘモグロビン
12~18  g/dl
17.1
11.8
12.0
HCT 赤血球容積
37~55  %
53.2
36.7
36.7
MCV 平均赤血球容積
60~77  fl
82
72.7
71.3
MCH
19.5~24.5  pg
26.3
23.4
23.3
MCHC 血色素濃度
32.0~36.0  g/dl
32.1
32.2
32.7
Plt 血小板
20.0~50.0  104/ul
50.4
71.1
84.4
GPT AST (肝機能)
17~78 U/L
 
 
 
ALP アルカリフォスターゼ(胆道)
47~254 U/L
 
 
 
 
貧血のレベルは現状維持、といったところ。
なかなか一足飛びには基準値に届いてくれません。
そして、相変わらず血小板は急上昇中。
これ以上増え続ける様なら、原因を探さなくてはならないかもしれないそうで。
 
 
 
最初が順調すぎるくらいに順調に回復してたから、このままの勢いでぱーっと気持ちよく全快してくれるのかな。
って、期待しちゃってたから、ちょっと肩すかし気味。
 
 
 
でも元々が『完治の難しい病気』だから、1ヶ月で『これだけ元気になった』のは、上々だそうで。
取り敢えずのところ『現状維持』だけど、『日常生活に支障が無いなら、まぁ良いでしょう』という許容範囲内だそうです。
 
気持ちは逸るだろうけれど、この先も根気よく気長に付き合って行かなければならない病気だから、と。
 
 
それは分かっているつもりだったんだけどね。
 
病気って、難しいよね。
このグレーゾーンが、なんか一般人には理解しづらくて、もやもやするというか何と言うか、もどかしい。
 
 
 
とはいえ、なんか、人間相手の医者よりも動物病院の先生の方が絶対に親切だ!
(医者にもよるんだろうけど)
 
……いっそ、私も動物病院で診てもらいたい……?
 
それは、置いておくとして。
 
 
 
 
まぁ姫は本当によく頑張ってくれているらしい!
 
 
 
とりあえず、ステロイドは2日に1回にまで減らします。
これで数値がどうなるかも見たいし、ともかく副作用が大きすぎる薬だから、断てるものなら、極力早く断ちたい。
という、判断だそうです。
 
 
焦らず、じっくり、看ていきましょう。
これが意外と難しい事を、再確認した日でした。
 
 
 
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2011/02/28 (Mon)

自己免疫性溶血性貧血と戦っている……筈の姫の日記です。

まだ息切れするから、数値の上では多分未だ基準値に届いていないと思われるのだが……

本当にありがたいことに、姫たは元気です。

 

……………というか、元気すぎ?

 

 

実家から昨日、今シーズン最後の大根が届きました。
急に暖かくなってきたこの頃。そろそろ花芽が出てきたそうで、実家の畑では大根を大急ぎで収穫したらしい。
ちょっち小ぶりだけど、4本も……
他にもネギや白菜、レタスにほうれん草。
ネギは速攻で冷蔵庫へ仕舞うのだが(盗み食い防止策。絶対に犬が口にしてはマズイもの、又は必ず狙いに来るであろう大好物(サツマイモだと生でも囓る)から優先して扉の中へ!)ぶっちゃけ、冷蔵庫に入りきらない。

ので、あぶれた分は買い物籠へ突っ込んで、普段はカウンターの上。でも炊飯器やポットがその奥に置いてあるから、邪魔になると一時的に床に移動。

床に置いてある時というのは人が家に居る間だから、アリスは絶対に悪さはしない。
人目が無くなった時までは保証できないけどね……

その点、病後の姫は非常に大胆だ。
食欲が出てきた時に大喜びしてたのがマズかったのか!?
ともかく、一時期は大概の事では「こら!」の声が飛ばなかったからか、近頃傍若無人っぷりが凄い……

とうとう、すぐ近くで料理してるというのに、籠から飛び出した大根の葉っぱをむしゃむしゃ。
しかも美味しい茎の部分を選っての、超贅沢な『盗み食い』。

あまりの堂々とした『盗み食い』に、ついつい私もカメラを向けてしまったけどね……

因みに、アリスはこの大胆な『盗み食い』には不参加を貫いた。

 

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2011/02/24 (Thu)
自己免疫性溶血性貧血と闘う愛犬 姫の日記です。
 
 
今日は通院の日。
 
昨夜から降り出した雨が続いている。
おかげで獣医さんはちょっと暇そう……(失礼)
やはり天気が良い時の方が来院客(?)は多いそうな。
確かにワクチンや予防接種とかなら、私でも晴れた日に散歩がてら行くし。
 
今日は顕著だった。
水曜日が休みだから普段なら木曜日はいつも忙しそうなのに、今日は行った時には誰も居なかった。
だから、入り口入った時のお出迎えの言葉は
「今検査の機械の電源入れたから、少しお待ち下さいね」
であった(笑)
 
そして入って早速看護師さん達の居るカウンターに飛びついた姫に、いそいそと寄ってきて下さる、看護師さん。
「もうすっかり普通に見えるねぇ。良かったねぇ。待ってる間少し遊ぶ?」
 
が、しかし。
「血液検査するんだから、興奮させたらダメだよ」
院長登場。
 
あいたっ
 
「様子はどう?」
診察室に入る前に問診開始(笑)
 
最近の鼾の事を伝えながら、いざ、診察室へ!
(診察台の体重計の電源も入ってなかった。本当に暇だったらしい)
 
「あ、ちょうどこんな感じの音です。息苦しそうな……」
 
採血のために保定され、のどが圧迫されている時に漏れた声。
これが、そっくり。
もうちょっと大きくした感じで、鼾をかく。
 
大きさはアリスの鼾の方が断然大きいんだけどね。
でも、アリスのは、いかにも平和そーな、むしろ気持ちよさそうな鼾なんですもん。いっそ、おやじくさい……
心配するより、呆れる。
 
手際よく採血の後、触診して、あちこちに聴診器を当てる先生。
額の辺りに聴診器を当てたときは、ちょっとビックリしたけど、「あ、呼吸音聞いてるのね!」と思い当たる(笑)
 
「うーん……
心臓に雑音が出始めてるけど、これはもうじき10歳だから年齢的なものだろうねぇ。
時期的に花粉やホコリが増える季節でもあるし……
ステロイドの消炎作用で何かが押さえられているとしたら、ステロイド止めた後で酷くなるかもしれない。
貧血のせいで息が荒くなっているんだとしたら、貧血が改善されれば良くなるかも。
どちらにしても他に目立った症状がなければ、溶血性貧血の治療が最優先なので、このまま注意して見ておいて下さい。治療の過程で変化があるかもしれないから」
 
と、いうことで。
 
 
さて、肝心の血液検査の結果は以下の通り
4月は健康診断の時の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目
基準値
4月
02/17
02/24
WBC 白血球
60~170  102/ul
112
116
125
RBC 赤血球
550~850  104/ul
651
482
505
HGB ヘモグロビン
12~18  g/dl
17.1
11.8
11.8
HCT 赤血球容積
37~55  %
53.2
36.4
36.7
MCV 平均赤血球容積
60~77  fl
82
75.5
72.7
MCH
19.5~24.5  pg
26.3
24.5
23.4
MCHC 血色素濃度
32.0~36.0  g/dl
32.1
32.4
32.2
Plt 血小板
20.0~50.0  104/ul
50.4
52.0
71.1
GPT AST (肝機能)
17~78 U/L
 
325
 
ALP アルカリフォスターゼ(胆道)
47~254 U/L
 
523
 
 
ぱっと見、順調に思えたけれど、先生は渋いお顔。
ここまで50万ペースで増加していた赤血球値が20万しか上がっていない。
(血小板・総蛋白は基準値オーバー)
ステロイドを減らしたせいだろう、とのこと。
肝機能に影響が出てるから、ステロイドを元のレベルにするのはリスクが高い。
が、現状ではこれ以上減らすのも危険だろう。
兎に角せっかくここまで回復しているのだから、後退はさせたくない。
 
と、いうわけで、お薬は先週と全く同じ。
 
順調ならそろそろ2日に1回にまで減らしたかったそうだけど、もう1週間様子見です。
 
 
 
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2011/02/22 (Tue)

奥から順にパパとアリスと姫。
仲良くおやすみ中です。
IMG_1974.jpg


実に見事なシンクロ率。
ポーズまでソックリです!
しかも奥から綺麗に大・中・小と並んでいる
 

本当によく飼い主を見てるのね(笑)
そこまでマネっこしなくても良いと思うんだが……
笑える……

と、いうか。
発見してから携帯電話すら持っていないことに歯噛みして。
わざわざカメラ取りに行って、戻って来て、撮影。
その間、結局(人間はともかくとして)犬は2匹とも微動だにせず


平和すぎじゃん……?(笑)

 

『それは犬としてどうなの!?(笑)』
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2011/02/20 (Sun)

先日私の友人がお泊まりで遊びに来た。
遠方からわざわざ。
勿論他にも色々と目的はあった。
我が家で漬けているブルーベリーとアメリカンチェリーの果実酒は、果実は彼女が買って持参してくれた物だ。お酒に漬けちゃうのは勿体ないくらい、ピカピカ綺麗で大粒の果実を大量に。(漬ける際に実は2人して摘み食いしたけど、美味しかったよねぇ)
彼女自身も飲みたいと言って、持って来てくれたのだ。
そろそろ3年。飲み頃なのよ。
彼女無しで飲み始める訳にはいかないじゃん。

 

でも姫の病気を心配して、今回は来てくれた。

20年以上のお付き合いなので、彼女にはアリスも姫も子犬の頃からいっぱい遊んでもらっている。
なので両犬も、彼女のことが大好きだ!
おそらく、彼女の車の音も覚えている。彼女の車が駐車場に入ると、警戒の吠え声で無く、甘えた声を出して玄関にすっ飛んでいく。

そして例に漏れず、
「姫た~ん! なんだ、すっごい元気じゃん! 本当に病気だったの!?」
……疑いたくなる気持ちはよく解る。
一見すっかりと元気です。

一応ね。
ステロイドの影響の多尿も続いているので、相変わらず水も大量に飲むし。
1日2食のご飯では体重が維持できないので、おやつも余分にあげてるし。
まだ少し疲れやすいから、散歩に行っても途中で休憩してから帰ってくるし、1日2度のうち1度は留守番です。
あと、気になるのは、疲れるせいなのか? 病後、寝ている時の鼾が、凄い。
以前はこんなに頻繁に鼾はかいていなかったのに、今は毎日。
無呼吸になることは流石に無いみたいだけど……どことなく息苦しそうにも聞こえる。

アリスの鼾は頻繁だし大きいけど、いかにも平和そうな鼾なんだよね……

 

さて、それはともかく。
しっぽのかわりに一生懸命おしりを振り振り大喜びな姫を構い倒し、既に眠気が勝ってるアリスにもちょっかいをかけ。(大型犬の方が睡眠時間長いみたい)
それから勿論、果実酒も飲んだ。到着が夜だったから、ご飯は終わっていたので、生チョコとフォンダンショコラをつまみに(笑)
(我が家では果実酒を漬ける際、氷砂糖は一切入れません。甘味は飲む時にお好みでカルピスを混ぜたり、炭酸水を使ったりします。熟成した果実酒は甘味を足さなくても十分に甘くて美味しいので)

 

明けて、翌日。
お昼に『アリスに内緒のバナナ』(アリスが別の部屋でお昼寝中を狙う)をあげる際。
姫がバタバタするからアリスに気付かれて、結局わけっこして食べさせることになる。お馬鹿さんだよね、静かにしてたら独り占めできるのに。
って、事前に私がこぼしてたので。
彼女は姫を抱いてソワソワとうろつく足音を止めてくれた。

 


のに!
姫ったら、酷い!

バナナに一歩でも近付きたい一心でジタバタと暴れ、あげくに思い切り仰け反って、彼女の顎に頭突きを一撃


あー…………犬の頭って、ものすごい石頭なんだよね……

女性の顔に、青タンを作ってしまった!
ごめんね。思い切り笑っちゃって……(酷い?)

そういえば、昔アリスにも物凄い事されてたよね、あなた。
好かれすぎて、既に家族の一員なのかもしれない。うん、きっと!

因みに、家の中を犬がうろついている家なので。
踏んだ蹴ったは、お互いに日常茶飯事です(笑)

でも、ごめんね。
懲りずに遊びに来て下さい。

 

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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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