忍者ブログ
1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
[112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122
2024/11/26 (Tue)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2012/06/08 (Fri)
アリスの血液検査。
GPT ASTの値、先月が142で、今日は127
 
やっと、ちょっと落ち着きました。
 
年を取ってからの事なので、実にノンビリです。
もう暫く、このまま様子見です……
 
わかっちゃいるけど、大型犬の医療費って、凄いわぁ……
薬代がねぇ…………どっちゃりと渡される薬の量と明細に、毎回毎回、飽きずに懲りずに、律儀に愕然としちゃいます……
 
 
 
 
 
肝機能は、ひとまず安心、として。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
な~んか、この1週間位、ちょっと、アリスがおかしい。
 
……?
 
何か、おかしい……
 
としか、言い様がない。
 
 
ソワソワと落ち着きが無く、なんとな~く、ウロウロ……
そして時々、ガシガシと寝床を掘っている。
息切れして、水をガブ飲みする程に、躍起になって。
 
 
どことなく、鬼気迫る感じ……?
 
 
な~んか変だよね~……?
 
と、言っていたら、押し入れに押し入りだした。
(押し入れなだけに! ( ̄∇ ̄))
 
中身を掻き出し、押し退け……
 


『押し入れの中のアリス』
 
 20120608alice.jpg


 
数年ぶりでの押し入れ掃除が出来ました。
ありがとう……
(1カ所だけだけど)
 
 
 
と、お乳が張っているのに気付いた。
 
おやぁ?
 
気になって軽くつまんでみると、ピュッとお乳がぁっ!?
 
「ぎゃぁ、姫の顔にかかった~ (゜ロ゜屮)屮
ティッシュ取って、ティッシュ~~~~ (≧◇≦)」
 
パパ「えぇ!? 何!? 何事!? (;゜ロ゜)」
 
「お乳出た~!! ってか、わかったー! 偽妊娠だ、コレ~! (*゚ロ゚)」
 
パパ「……あぁ……巣作りか、コレ σ(^◇^;)」
 
 
と、これが昨日までの経緯。
 
 
 
 
獣医さん曰く。
 
人間と違って、犬には閉経はありません。
一般的に、若年齢の小型犬に偽妊娠は多くみられるらしい。
が、年を取ってくると、ヒートに関するトラブルも、出やすくなります。
 
犬の偽妊娠は、ホルモンバランスの問題から起きます。
ヒート後2ヶ月程も、黄体ホルモンが微量ながら出続けているのが、原因です。
 
症状としてよく言われるのが、
・新聞やタオルなどを使っての巣作り
・押し入れなど、人の目の届きにくい場所での巣作り
・ヌイグルミや馴染みのオモチャを『巣』に運んだり、母乳を与える様な仕草を見せる
・乳が張って、母乳が出る
・酷いと、つわりの症状(嘔吐など)も起きるとか
・落ち着くまでは、早ければ1週間位~長いと1ヶ月以上続くケースも
 
 
 
因みに、最近の研究データによると、執着の対象は、ヌイグルミなどの分かりやすい物ばかりとは、限らないらしい。
 
飼い主の脱ぎっぱなした衣類、飼い主の手や足といった局部的な部分が対象となる子も。

 
 
 
 
「研究してる人が……」
 
獣医「居ますよ~ (*^▽^*)」
 
「それにしても、脱いだ衣類は、分かるとして、飼い主の手足、って、よく気が付いたもんですね……」
 
獣医「常に無く擦り寄ってくるとか、くっついて離れないとか、巣作りした所に誘導しようとしたり。やっぱり『なんか変だよ』から気付くみたいですね~(^^ )」
 
へぇ~~~~~~ (・o・)
 
 
 
 
と、いうわけで、『意外な物かもしれない』執着の対象を、まずは特定して、それを隠してしまう。
飼い主さんの手足なら……
取っちゃう訳にはいかないので、かわいそうだけど、構ってあげる時間を限定するなど、接触を減らす。
 
執着の対象を無くす事で、大体は落ち着くそうで。
 
次の手が、『多頭飼いの場合は、ちょっと酷なんだけど』1日絶食。
食事へのストレスを与えるのが、研究データによれば、半分くらいの子で有効だったそうで。
 
乳の張りなどが酷くなったり等、目に余る様なら、最終的にはホルモン剤服用で、ホルモンコントロールして抑えちゃいます。

 
 
 
 
 
取り敢えず、乳の張りは酷くないし、母乳も奇麗で良い状態なので、アリスの偽妊娠は、様子見です。
 
執着の対象を頑張って見つけねば!
 
 
 
 
 
 
と、気合いを入れていたのだが……
 
なんか、ちょっと落ち着いてきてる?
昨日がピークだったみたい。
それか、とっちらかされた押し入れ片付けた時に、私が気付かなかっただけで、対象物が有った?
 
 
結局その辺は不明ですが、唐突に症状が軽くなっちゃった。
 
や、良い事なんですが、ね σ(^◇^;)


 
母乳はまだよく出ます。
美味しいのかな……?
絞ってやると、姫が熱心に舐めてる (^_^;)
 
 

↓ それにしても、色んな研究があるものですね

拍手[2回]

PR
2012/06/08 (Fri)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。
 
 
まずは、体重が11.55Kgになりました~♪ \(^O^)/
もう、「コレはちょっと……」言われないぞ~ (*^▽^*)
 
 
それは良いとして、先ずは採血を。
 
4月は2年前の健康な頃の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)

項目 基準値 4月 5/25 6/1 6/8
WBC 白血球 60~170  102/ul 112 108 179 144
RBC 赤血球 550~850  104/ul 651 549 530 535
HGB ヘモグロビン 12~18  g/dl 17.1 12.6 12.1 12.1
HCT 赤血球容積 37~55  % 53.2 36.7 35.4 35.9
MCV 平均赤血球容積 60~77  fl 82 66.8 66.8 67.1
MCH 19.5~24.5  pg 26.3 23.0 22.8 22.6
MCHC 血色素濃度 32.0~36.0  g/dl 32.1 34.3 34.2 33.7
Plt 血小板 20.0~50.0  104/ul 50.4 47.6 48.7 42.8
 
安定傾向。
あまり良くない所で安定して貰っても……ねぇ? σ(^◇^;)
 
と、いう事で、発症当時に使っていたステロイド、プレドニゾロンに一時的に切り替えます。
 
 
プレロン錠5mgを2錠ずつ、朝のみ
    ↓
プレドニゾロン1/2錠、1日2回(朝晩)
 
 
 
ダラダラと連日投与を長期間で続けるよりも、短期間集中で高レベル投薬して、数値を良い所へ押し上げておいて、隔日投与に早めに切り替えた方が、副作用のリスクは低く済む。
 
のと、間欠投与とはいえ、ずっと同じ薬だったから、ちょっと反応が鈍くなってるのかな?
 
という理由から、ちょっと投薬量を増やして、種類を変えます。
 
 
なかなか思う様にはいかないねぇ……
 
 
 
 
 
さて、膝関節ですが、若干の腫れは残っているものの、当の本犬は、もう痛くないみたいで、相変わらずぶっ飛んでます ( ̄∇ ̄)
 

散歩行きたいよ~
     わんわん、どたばた
 
パパ帰ってきたよ~
     わんわんわんわん、どたばた、がすがす!(んん!?)
 
などなど……
 


 
もう一切、庇う仕草が無いので、飲み薬は終了です \(^O^)/
関節保護の注射だけ、今日もプチュっと……
 
でも、お散歩は、もう暫くは短縮版で。
 


まだアリスに付いていくのは心配かな~
ほら、体格差が……ねぇ?
 
みたいな?
 
 

先生、かまいませんよ!

足、短いから!

って、言っちゃって (*^▽^*)

 
何せ足の長さ、アリスの1/3だか、1/4だかしか無いから!
アリスの歩調に合わせると、回転数がものすごい! (^_^;)
 
 
 
さておき、ゆっくりと短距離なら、ひとまずOKだそうです!
 
 
どっちにしろ、今日辺りから東海地方も梅雨入りだそうです。
散歩は雨天中止ですから( ̄∇ ̄)
残念!
 
 
 
20120608hime.jpg 

でも結構、元気ですよ~♪
 


↓ (o゜▽゜)o 楽しそうだね……?

拍手[3回]

2012/06/06 (Wed)

パイナップルを買った。
皮を剥いて、芯を落として、小分けした実をタッパに詰めて・・・・・・
一纏めにして捨てようとした皮を見て、ふと。
 
な~んか、もったいないよなぁ・・・・・・と。
だって、パイナップルって食べない部分が多すぎる。
 
そこで思い出した。
以前フーディーズTVで放送していたアメリカの料理番組で、パイナップルシロップってのを紹介していた。
普段なら捨ててしまう、皮や芯を使っていたと記憶している。
たしか・・・・・・
 
うろ覚えだけど、レッツチャレンジ!

切欠はこんな感じで、以来、ハマっちゃった、シロップです♪
パイナップル丸っと買うと、もれなく付いてきます(o゜▽゜)o

IMG_1924.jpg

★材料
パイナップルの皮と芯  1個分
生姜(スライス)  100g
砂糖  200g
水   400cc

 
★作り方
① 上記材料を全て鍋に入れ、30分ほど煮詰める
② 荒熱が取れたら、ザルなどで漉し、保存容器に移す。




……以上! (゜ロ゜屮)屮


 
飲み方としては
シロップ大さじ2程を炭酸水などで割り氷を浮かべるとジンジャーエール。
紅茶に入れるのも有りだろうが、普段ストレートで飲んでいる私には甘すぎた。
ので、主に湯割でホットで飲んでいる。
ちゃーんとパイナップルの味がします。
 
最終的にやっぱり皮は捨てるんだけど、こればっかりはね。 σ(^◇^;)



 


 

余談だけど、海外の料理番組って面白い。
吹き替えのセリフではちゃんと「大さじ3」とか言ってるんだけど、調味料や油は皆ダイナミックに瓶から直接どぼどぼと注ぐ。

や、それ、計ってないし!

人によっては
「砂糖100g。袋は200g入りだから、ちょうど半分! コレくらい」
とか言って、入れちゃう。


 
これぞ主婦の料理、って感じ。

料理しなれてる人にはお勧めです。

 


 

↓ よし、パイナップルを買いに行こう! (*^▽^*)

拍手[3回]

2012/06/03 (Sun)

ふと見ると、姫の狼爪(ろうそう=親指)が伸びている。

他の爪は、まぁ、それなりに引っ張る子なので(一応公道では付けをさせるけど……)2~3ヶ月に1回切って貰えば大丈夫。

 

うん、姫は、基本、獣医さんで切って貰う。

狼爪だけなら、2人がかりで、どうにか切る。

暴れて、ど~しても、切らせてくれないからね~…………


 


 

反して、アリス。
河川敷でも、殆ど引っ張らないので、割と頻繁に切ってやらなきゃいけない。

アリスの爪切りは楽です!
↓驚愕の爪切り風景(*^▽^*)
20120603tumekiri.jpg


大概の事は、姫はアリスを見倣って成長してきたのに、これだけは、倣ってくれなかった (T-T)


 

獣医さんに言わせると、姫の方が普通だそうだ ( ̄∇ ̄)


 

↓……楽なんだけどなぁ

拍手[1回]

2012/06/01 (Fri)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。
 
 
先週から、毎日投薬になってしまっているので、状態変化をいつもよりも気にしてくれます。
医「嘔吐や下痢とか有りませんでしたか? 食欲に変化は?」
 
私「その辺は、全く問題ありません」
 
医「……ん? 多飲多尿?」
 
私「それも、今までと同レベルなので、大丈夫かと…… σ(^◇^;)」
 
医「……どうしました?」
 
私「今回は現場を押さえてないんですけど……また昨夜から急にビッコをひき始めました (T-T)」
 
医「あぁ……この横座りは、そういう事かぁ…… (^_^;)」
 
とりあえず、先ずは採血を。
 
元4月は2年前の健康な頃の数値(毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)

項目 基準値 元4月 5/11 5/25 6/1
WBC 白血球 60~170  102/ul 112 132 108 179
RBC 赤血球 550~850  104/ul 651 603 549 530
HGB ヘモグロビン 12~18  g/dl 17.1 13.0 12.6 12.1
HCT 赤血球容積 37~55  % 53.2 39.6 36.7 35.4
MCV 平均赤血球容積 60~77  fl 82 65.7 66.8 66.8
MCH 19.5~24.5  pg 26.3 21.6 23.0 22.8
MCHC 血色素濃度 32.0~36.0  g/dl 32.1 32.8 34.3 34.2
Plt 血小板 20.0~50.0  104/ul 50.4 53.9 47.6 48.7
 
一応、安定傾向。
いつものパターンからすれば、来週・再来週あたりで数値は上昇してくれると期待できる。
 
 
薬の変更もなしで連日連投で更に1週間の様子見。
プレロン錠5mgを2錠ずつ、朝のみ。
 
 
さて…………
 
 
 
 
 
うん、例によって例のごとく、左後ろ足。
膝の部分。
 
因みに、昨日は日中元気にロープ遊びもして、ご機嫌に散歩も行ってお強請り行脚して、ご飯の時も全く普通だったんだけどね。
夜中に、寝ぼけ眼で現れた時には、足を地に着けられない程明らかにビッコちゃんだった……
 
私の第一声……
「いや、お前、また、何をやらかしたの……? _| ̄|○ 」
 
もう、本当に、がっくり…………
 
 
 
 
 
医「随分と腫れちゃってますね……
 急にこんな酷い事になってるって事は、(老化によるものではなく)何かやっちゃいましたね (^_^;)
(滑ったとか、落ちたとか……)
 う~~~~~ん~~~~~……どうしようか……?
 
 
 
 良い笑顔なんだけど……動作は明らかに痛がってますもんね。
 このまま、は、ちょっと可哀相かな……」
 
 
痛い足には殆ど体重掛けていないか、足を完全に浮かせちゃってるか、で。
 
でも、もう、診察終わってるという認識なご当犬は、診察室の扉が開くのを今か今かと、キラッキラした顔で待っている。
おやつを貰う気、満々です ( ̄∇ ̄)
 
 
 
医「じゃぁ、消炎鎮痛剤と関節のお薬を1週間使いましょう。
 ステロイドと同時は良くないので、膝の薬は、夜のみであげて下さい。
 今日は……注射しときましょうね (^^;)
 
 まぁ、骨格に無理が有るところへもってきて、力の強い犬種だから、痛めやすいし、一度痛めるとクセにもなりやすいし……仕方がない、って言ってはアレなんだけど、仕方が無い部分ではあるんですよねぇ……
 
 姫さんの場合、大人しくなっちゃったら、ソレはソレで怖いしなぁ ( ̄∇ ̄)
 
 
 
 
 あ、しばらくお散歩はちょっと控えめで。
 来週、血液検査といっしょに回復状態見て、少しずつOK出す様にしましょう」
 
 
 
と、いう事で、お散歩規制です (´д`)
溶血性貧血とは別問題で……!
 
 
そして、とうとう、獣医さんにまで言われた!
姫が大人しくなったら怖いっ、て!
 



↓どんだけ~~~~~!? (o゜▽゜)o

拍手[1回]

<< 前のページ■  ■ 次のページ >>



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
■ カレンダー ■
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
■ ブログ内検索 ■
■ 最新記事 ■
■ フリーエリア ■
■ 最新コメント ■
[07/05 KOALA]
[03/09 くーまま]
[12/03 くーまま]
[08/05 くーまま]
[07/05 ハチのパピーホームです]
■ 最新トラックバック ■
■ P R ■
■ アクセス解析 ■
Designed by TKTK
PHOTO by Metera
忍者ブログ [PR]