久しぶりに石けんを仕込んでみた。
寒い時期は湯煎を使わないと、生地が冷えてしまうのでめんｄ……いえいえ (^_^;)
ともかく、石けん仕込むには、良い季節です。
梅雨時は乾燥工程がちょっとアレですが……


今回は、散歩の途中で目についた、ヨモギを使ってみた。

毎年、芽吹きの春にはヨモギを摘んでは蓬（よもぎ）餅にして食べているけれど、そーいえば、石けんにはした事無いな、と、思い立って。


ヨモギと言えば、日本人が昔から皮膚病や切り傷の薬草として親しんできた植物。
子供の頃には、ちょっと転んだ傷なんかに揉んで付けてたりしたな～ (￣∇￣)
（田舎なもんで……きっと今の子はしないだろうな～ σ(^◇^;)　）

食しては、ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、胃腸の健康や冷え性などに効果があるとされている。
美容成分としても潤い成分が有名で、昔からよもぎの煮出し汁などが広く使われてきている。


という訳で、ヨモギの石けん。

オイルに浸け込む、インフューズオイル（浸出油）を使う事が多い様だけど……
摘んできたばかりの、フレッシュよもぎが、なんとな～く、勿体ない。
どうせなら、草餅みたいに、全部丸ごと入れてみよう。

と、洗ったヨモギを重曹を少量入れた湯で軽く茹で、絞って、精製水と共に、ミキサーへ！
（本日も、ミキサーにビビるハチが居た！）

この段階では、非常に奇麗なグリーンだが。
苛性ソーダを投入すると、当然、こうなる。



この辺の作業は、よく化学の実験の様、と言われる。
昔懐かし、理科室に有ったのと同じアルコール温度計使ってるから、尚更だよね。
（↓こんなの）



そして、型入れした石けん生地がコチラ。



今は、石けん用の型枠もアクリル製のモールドが売ってるらしいけど……
欲しい気もするけど……

未だに、牛乳パックの再利用です！


★材料
コールドプロセル
ディスカウント率：10％

オリーブオイル　　343g
ココナツオイル　　90g
パームオイル　　90g
アボガドオイル　　47g（残量の関係で中途半端……）
ひまし油　　30g

精製水　　200g
下茹でしたヨモギ　　20g
苛性ソーダ　　78g
（一応、劇薬の部類に入る薬品を使うので、作り方は省きます <(_ _)>　）

あとは、待つだけ。
どんな石けんになるかな～、楽しみだな～　(*´∀｀*)






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