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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2013/07/24 (Wed)
抗体価検査。
ワクチン類が打てなくなった飼い主さんなら、皆きっと考える問題ですね。

ウチみたいに、活発な犬種で
山だ



川だ



海だ



と豊かな自然に囲まれて暮らしていると、特に。

そういう所には行かない近付いてはイケマセン、なんて、若いラブやコギには言いたくない。
でも感染経路とか考えると、ねぇ……

という事で、健康に問題が無かったコレまでの子達には、当然に毎年接種してました。
生活環境的には、レプトスピラ症の予防はしておきたいもの。
(それも希望としては夏前に打っておきたい。レプトスピラの抗体は残りにくいと言われているので。ハチの接種時期を、どう調整しようか? 前回接種が10月なんだよね~……)

因みに、混合ワクチンで予防できる病気は、
犬パルボウィルス感染症
犬ジステンパーウィルス
犬アデノウィルス2型感染症
犬伝染性肝炎犬パラインフルエンザ
コロナウィルス感染症
(上記までが6種混合ワクチン)
レプトスピラ感染症(3種)
(レプトスピラは2種なら8種混合。3種なら9種混合ワクチンに入っている)


個体差は有るけれど、初年度のワクチンプログラムをちゃんと済ませていれば、以降の抗体は数年は持つ“種類も有る”とか、
抗体価検査による調査では、ウイルスの種類により多少の差があるが、約65%の動物が毎年のワクチン接種が必要無い、という結果が出た、とか、
色々な情報が有る訳で。

で、問題なのは、数年も維持出来ない種類が有る(レプトスピラに至っては数ヶ月しか持たないとか)事実や、残りの35%のペットの存在(毎年接種していても、十分な抗体が得られない動物も居た)なわけだ。
3匹に1匹は、やっぱり毎年接種が必要だとすれば、それなりの確率よね。
(ただし、この情報は、どういう基準で判断しているのか、よくわからない)



そこで注目されるのが、抗体価検査。

各種の抗体価検査をして、十分な抗体が無かった種類のみを追加接種したら、アレルギーのリスクを減らしてワクチンの効果をしっかりと得られる、理想とする姿よね。

でも、これ、結構お高い検査だそうだ。
(ウチの掛かり付け医は、特に料金設定高め……
一般的には、1項目につき5000円前後、というのが相場みたい。
ただし、病院毎に設定は違うし(3倍近い値段のとこも……)、そもそもが検査に対応していない獣医さんも多いらしい)

人間でも同じらしくて、風疹の流行問題が出て来た時に、TVニュースで “専門家” が
「費用対効果の面から言って、抗体価検査を受けるより、『迷ったらワクチン接種』 を」
と、おっしゃっていた。

対・人間でも、そんなもんらしいです。

で、混合ワクチンの毎年接種が、普通になってるわけですね。



ワクチンでアレルギー反応出ないなら、それはそれで有りと思うので、ウチは今後もハチにはその方針のまま行く予定だけど。

姫は、そうはいかない。
打ちたいとか打ちたくない、とかいう問題ではなく、“絶対に打てない”のだ。
ワクチンというのは、毒性を弱めた病原菌を体内に入れる事で、免疫機能がその遺伝子情報を記憶し抗体を作って、本物の病原菌に勝てるだけの準備をしよう、という仕組みになっている。
抗体がいつまで維持出来るかどうか=免疫機能が病原菌の遺伝子情報をいつまで記憶できるかどうか、というわけだ。

姫は、その肝心の免疫機能を押さえ込む治療をしているので、ワクチンは厳禁なのだ。





さて実は、コーギーのオフ会にお誘い戴きまして。
貸し切りスペースだから、未接種の子の入場を認めて貰った実績が有る、との事だったので。
父ちゃん、母ちゃんは、とても楽しみにしておりました。
(もこもこお尻がイッパイ集まるわけよ♪ コギの魅力にやられちゃってる身には、これは楽しみでないわけがない)

そうは言っても、行ってから 「入れません」 と言われても困るので一応念の為に、と、会場のドッグランにも電話して確認。



結果、断られました…… (´д`)

抗体が数年残る(かも)という説も有るので、事情が有っての未接種なら、最終接種日が2年以内である事を条件に、入場を認める事は有る。
(前例が有ったのは、コチラの条件を満たしていたから、だそうだ)
もしくは、1年以内の抗体価検査(感染力と死亡率の高いパルボとジステンパー、打っていなければ狂犬病。この3項目が最低でも必要)で、抗体価が十分である事を証明できていれば、入場を認める。

このランでは、そういう規則だそうです。
姫の最終ワクチン接種が2011年の5月なので、2年経過していて、アウト。



抗体価については元々、気にはなっていたし、(院外検査だろうから)今回は日数的に間に合わないと予測できるが、次回以降はどうなんだ!?
と、思ったので、病院にも問い合わせ。

パルボとジステンパーは、3日程で結果が出るそうです。
狂犬病は別のラボでの検査になり、手続きがちょっと面倒。
事前にラボへ12,000円を振り込み、専用用紙に必要事項を記入して貰って血清にした献体を送付。
検査結果が出るのは2~3週間後。
(なので、ラボに払ったのとは別に、採血・処理料、文書料などの費用を別途病院にお支払い)

が、先生は、どうしても気になる点が有ったらしい。
それぞれのラボに電話で確認を取ってくれた。

曰く。

「免疫抑制剤を服用している場合、本来有る筈の抗体の働きを抑えてしまっているので、正しい検査結果が出ない」

狂犬病の方のラボからは、
「検証の実例は無いけれど、当然に免疫抑制剤の影響が出る可能性は高いと思われる」

よって、どちらの検査でも、
「検査をするならば、最低1週間の断薬期間を設けてからの採血を」
との回答だったそうだ。



つまり、費用対効果、という問題では済まない。
毎日、免疫抑制剤とステロイドを併用していて、それでも数値が上がったり下がったり、な今の姫では、1週間の断薬は、怖すぎる。

検査をする意味:検査をする為に負うリスク

それを比較すると、検査は出来ない。

ワクチン接種も、抗体価検査も、命をかけてまで受ける物ではない、と私は思う。



ワクチン問題って、改めて、奥が深いよね……

この記事が今後、抗体価検査を検討する人の参考になれば幸いです。





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無題
こんにちは~^^
ちょうど近日中に抗体価検査をしようかと思っていたところでした。
うちは狂犬病はまだあと1カ月猶予があるのでいいんですが他のワクチンの接種時期が来ているので帰省前にしとくかーと思っていましたが。
え~、断薬期間がいるんですか…( ̄▽ ̄;)
1週間…はうちも厳しいです。
でも断薬して検査をしたところで、実際は投薬した状態での抗体値が問題になるんでは?と素人の疑問(笑)
わー、どうしようかな。
今日も待合室にフレンドリーわんこさんいっぱいで
ドキドキの接近戦でした><
他のワンたちは海(川も)水浴シーズンだから連れて行ってあげたいし~。
ほんと悩ましい問題ですね。ものは試しで一回は受けておこうかなぁ。
hiro URL 2013/07/27(Sat)14:04:10 編集
Re:無題
そうなんですよ、色んな所に連れて行って、楽しませてあげたいじゃないですか。
なので私も、検査とか、ワクチンとか色々と調べて考えてみたんですけど……

打てる子は当然に打つ。
それで、同居犬が感染源になる心配は無くなるし。

今できる事は、結局はそれくらいなのかな、と。
仕方ない部分は有りますよね。
【2013/07/27 18:07】
はじめまして
お友達の紹介でココに来ました。
我が家のシェルティ・フランが同じ病気に罹り現在、危篤状態です。
姫ちゃんが元気でいることに心が支えられました。
今は辛いけれど私も頑張ります!
ふらりん URL 2013/07/28(Sun)04:03:31 編集
Re:はじめまして
コメントありがとうございます。
ブログを拝見しました。
そちらに紹介させて戴きましたが、『幸せのしっぽのために』 というサイトさんで、多くの症例を纏めてくれてありますので、参考になると思います。

どうかどうか、フラン君の生命力が勝ってくれます様に。
【2013/07/28 12:01】



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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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