そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
昨日までのコルクマット張り替え作業で、体中ガチゴチで、整体院の先生方から苦笑いされている母ちゃん。
今日も出掛けて参りました。
「あだだだだぁぁ (;゜ロ゜)」
悲鳴あげて笑われながら、家を空けたのは1時間ちょっと。
被害。
白菜。
実家の趣味で、採れたて新鮮野菜がいっぱい貰えるのは助かるんだけど。
あれって、採れる時はいっぺんに採れるんだよね。
た~くさん、くれるもんだから、冷蔵庫に入りきらずに、一部は冷蔵庫外に置いておかざるを得ない。
一応、ネギ類など、犬が食べたらマズイ物を最優先で、冷蔵庫にしまってある。
大体、大根や白菜、キャベツといった、姫の好物野菜が出しっぱなしになる。
ので、高所に置いておくんだけどね、普段は。
今日は、イスの上に置いて出掛けてしまった……
やっちまった………………
そして、やってくれやがった………………
じゃん!
なんて哀れな姿なんだろう (T-T)
姫は、お散歩行って、皆さんから
「本当だ! お腹がぽっこりしてる~~~~~!」
と、笑われる位に、めいっぱい食べて、満足げ。
水っぽくて繊維質な白菜を食べ過ぎたせいでしょう。
ハチは、2時間程、立て続けに排尿したり、1度は嘔吐したり。
それに対して、腸炎が治ったばっかな筈の姫。
やっぱり鋼鉄の胃腸だったらしい。
ケロッとして、お散歩友達の飼い主さん達にオヤツを強請りに走り回ってます。
因みに、明らかに食べ過ぎだろう、と見て分かるのは姫だけ。
ハチのお腹は、普通に見える。
でも、胃もたれしてるのは、ハチだけらしい。
どっちが病弱なんだか、わからない状況だ…… ( ̄∇ ̄)
まぁ、届きそうな場所に置いておく、母ちゃんが悪いんだが……
盗み食いは、決して褒められる行為ではないんだけど。
でもね。
それでこそ、姫だよね~、という気もするので。
そんな感じで、ずっと、暢気に元気に走っててね、姫。
改めて、少し病気について。
姫の病気は、免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)という病名です。
発症1年後の生存率は50%だと、言われています。
この病気の原因は不明です。
原因は解っていませんが、自己の赤血球に対する抗体が生産される事で、赤血球が破壊されていきます。
原因が解らない為に、根本的な治療方法も見付かっていません。
ステロイドを初め、免疫抑制剤や抗癌剤、抗リウマチ薬など、免疫に働きかける様々な薬で、免疫の暴走を止める事を試みます。
(故に、完治の無い病気です。
症状が落ち着いて、断薬に漕ぎ着けたとしても、『完治』ではなく 『寛解』 と呼びます)
難しいのは、発症の仕方、進行の仕方、薬への反応、予後の様子、それぞれの個体差が激しくて、先の予測がつかない事。
こうすれば良くなる、というのが、ハッキリしてません。
『良くなるかもしれない』
『良くなる子も居る』
そんな中で、手探りで治療方針を選択して行かなければならない。
良くなってくれるかどうかも分からない。
いつまで続くのか、どこまでやれるのか、やれないのか。
どうしても高用量、長期間服用になってしまう、薬の副作用は。
不安は尽きません。
壁だらけの暗闇を藻掻き進んでいく様な気分になる日も有ります。
それでも。
1日でも長く。
犬として当たり前の生活をさせてやりたい。
犬らしく、犬としての幸せを感じて、楽しく生きていて欲しい。
そうして、姫は発症から、2年を既に生き抜いてます。
できればこのまま。
他の誰かにとっての 『希望の星』 になれる位。
食べて走って笑って、長生きしてくれると良い。
お星様になってしまった、幸くん。
大型犬の男の子で、まだ1歳。
ハチと同じ。
まだまだ幼い表情や仕草を見せ、色々な事に好奇心を刺激されて遊んで走って、してる筈の頃。
貧血と闘い、たくさんの薬を飲んで、頑張ってきた幸君。
色々と我慢してきたよね。
しんどかったろうに、頑張ったね。
幸君も、看病を続けたご家族も。
お疲れ様でした。
どうか、ゆっくりと休んで下さい。
幸君のご冥福を、心よりお祈り致します。
はい、やっぱり置いとく私が悪いんですが、まさかまるまる一玉のキャベツを食べなる訳ないと…。
3日ほどは、ウンチがキャベツでした。w
おそるべし、姫ちゃんの胃袋!
>3日ほどは、ウンチがキャベツでした。w
ですよねぇ?
結局吐きもしないまま。
翌日のウンチ、量は多いんですけど、ふつ~~~~~に、良いウンチだったのには、呆れるやら感心するやら……
2週間前の下血での大騒ぎは何だったんだろう……
とσ(^◇^;)
笑うしかありません (^_^;)
幸の犬種は所ジョージさんたCMにでいる子です。ホントは優しい犬種なんですっていつかお伝えしようと思ってました。
これからも楽しい楽しい姫ちゃん、ハチ君の出来事、読ませて頂きます。
50Kg前後にもなる、大きなワンコですね。
大胆で勇敢、家族を愛して守る、タフな犬種ですよね。
ハチは自力で車に乗れませんが、体重31Kgなので、私でも抱き上げて乗せる事が可能です。
でも、流石に、ロットワイラーを抱き上げるのは無理でしょう。
症状が重い時は、移動も大変だった事でしょう。
本当に、看病し続けたご家族の愛情と努力に、頭が下がります。
幸君の分も、姫と頑張って行きたいと思います。
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬