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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/04/26 (Fri)
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2015/05/22 (Fri)
実は、ゴールデンウィーク明けてからすぐ、父ちゃんが緊急入院してしまっておりました。
脳梗塞です。



と、書くとビビるよね σ(^◇^;)

まぁ、一番最初は私達もビビッた。
医者なんて、いつも最悪を“念の為に”言うんですよね……
「あと20分遅かったら手遅れだったかもしれない」
とか
「安定するまでに一般的に1~2週間は掛かるんだけど、その間は入院中でも悪化する危険は有る。
そうすると、脳梗塞の場所が延髄の所なので、呼吸が出来なくなって亡くなる可能性も……」
なんて脅かしてくれるもんだから、ビビらない訳が無い……



の、ですが……


蓋を開けてみれば、なんということでしょう……!


入院当日には救急病棟で絶対安静の寝たっきり。
トイレに立つことすら許されず、ご飯を食べるときもベッドは45°までしか起こしちゃダメで、看護師さんの介助付き。

が、翌日にはアッサリと常時45°まで体起こして良くなって。
更に翌日には、もう安静解除で歩き回ってる。
(しかも朝一番に、その報告電話をしてきた父ちゃんの開口一番が
「クララが立った!♪」
だった、という…… (――;)
電話を受けた母ちゃんの脱力感をお察し下さい)


入院から1週間目。
この日は、コレまでの経過報告と、今後の方針をお話をしましょう、と。

戦々恐々、ICレコーダーまで用意した気合いの入れようで、ハラハラドキドキな母ちゃん。

が……
「ご主人みたいに3~40台といった若さで脳梗塞になっちゃう方に多い原因なんですが、例に漏れず、そもそもの原因は動脈乖離です。
首を勢い良く動かした時など、何かの拍子に血管が裂けちゃうんですね。
脳梗塞も医学的にはもう安定しちゃってますし。
視覚障害の方も殆ど快復してますし。
運動障害は一切有りませんので、今後のリハビリは “日常生活をしていただく事” で。
感覚の一部麻痺は、残る可能性が高いので、その点だけは注意が必要ですけど、日常生活には支障はないでしょう。
と、いうわけで、今週末には退院できます。
無理さえしなけりゃ、お仕事も車の運転もして戴いて結構です」

「……は、え!?」

脳梗塞、って言ったら例外無く食生活の改善と言われ続けて、ちょっと責任感じていたりする妻としては、これは確認しておかねばならない!

「あの、食事管理とかは……?」
「生活習慣は悪くなかった様ですね。
24時間心電図モニターでは優秀な結果ですし、心エコーも奇麗ですし、血圧はむしろ安定して低めですし、コレステロールなども問題は無いですし……
そもそも今回の脳梗塞は、言ってみれば運が悪かっただけという感じで、よく言われるみたいな血液がドロドロだから起きたとかいう事でも無いので……今まで通りで大丈夫です」

えーと……
嬉しいんですけど、気負ってた母ちゃんのこの気合いの持って行き処が~ぁぁぁぁ……?

で、アッサリお話も終わって、放免された父ちゃんも大喜び。

一般病棟に移動して、しかも何も制限が付いてない。
やりたい放題で入院生活を満喫し始めましたともさ ( ̄∇ ̄)

いやー、今時のでっかい病院って、凄いのね。
フードコートや売店が充実しすぎ。
私も感じたけど、他の人も
「なんか、どっかのサービスエリアみたい」
って、感想言ってる位の充実っぷり。

焼きたてパンまで置いてあるよ。



と、いうわけで、2週間弱の入院生活を終えて、本日、無事に父ちゃん出所です (笑´∀`)
どーいうわけか(いや、原因は明らか。あの品揃え豊富すぎる売店)入院時よりも体重増えて、帰って参りました ( ̄∇ ̄;)

ご心配をお掛けしましたが、なんだか、とっても、元気です。

玄関入れば、
「どこ行っとったねん、父ちゃん!?」
と元気いっぱいの “激突! お出迎え”



ハチも父ちゃんにベッタリこ。



はい、勢揃い (*^―゜)



そうそう、入院中に父ちゃん自身は行きはしなかったけれど、売店傍に置かれていたこの看板が、ちょっとした癒しだったそうです。



知人宅の “おもてなし王子、マロン君” を勝手に思い浮かべて、こっそり喜んでいたんですって(*´∀`*)
( ↓ 彼です)



本犬のあずかり知らぬ所でですけど、マロン君、ありがとう。

あ、最後にお店に見にだけ行って来ました。
広い!



病院内ですよ、念の為 (^_^;)




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びっくりした!
こ、こんなことってあるんだ?
「運が悪い」脳梗塞って・・・

でもよかったね!!
どんなに心配で不安で落ち着かなかった日々で
あったことか・・お疲れ様でした。
何があってもおかしくない年齢に入ってきたんだね。
もっと危ない年代に入っている私も気を付けます。

マロンって本当に癒し王子なのね(笑)
父ちゃん、お大事にね (^^♪
ふらりん 2015/05/23(Sat)06:07:07 編集
Re:びっくりした!
どんな病気も若いから大丈夫、というわけにはいかないんですね。
年取ってからの病気と思ってましたけど、実は意外と、若い人にも多いみたいですよ。


マロン君には感謝感謝。
「マロン君がこんなとこに居る~♪」
って、病院の廊下で看板見てはニヤケてたそうです……

通報されなくて良かったね(^_^;)
【2015/05/23 10:11】
無題
暫く更新が無かったので、どうされたのかと心配してました。
でも、不運な?脳梗塞でよかった……というのも変ですけど、麻痺が濁らない脳梗塞なんて、ホントにラッキーですよね。
他はバッチリとのことだし、これからはわんこに癒されながら、ゆっくりリハビリ?頑張って下さい。
ハチくんとぼたんちゃん、嬉しかっただろうな~♪

入院中にわんこ繋がりが見つかると何であれすごく嬉しいのは、私もよく分かる~。(^o^;)
くーまま 2015/05/23(Sat)10:27:32 編集
Re:無題
医者に、発症は運が悪かった、って言われた時は私も「なんじゃ、そりゃ~!」って思いましたけど……
でも、本当、その後は物凄いラッキーですよね。

全ての運を健康面に注ぎ込んでるから、こりゃ、ウチは絶対に宝くじは当たらないわ、って、大笑いしてますよ。
【2015/05/24 00:14】



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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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