そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
本日、11月5日は、アリスが生きていれば12歳の誕生日な筈だった日。
元気だったから、当たり前に、一緒に迎えられるものだと、信じていた。
姫の時みたいに、似顔絵ケーキを注文しよう、って話していたのにね。
ちっちゃいけど、コンビニケーキを買ってきて、位牌にお供え。
そのお下がりを戴いている時に、電話が鳴った。
介助犬協会から。
時間は、普通の会社なら、結構残業した頃ですね。
生き物相手なので 『残業』 かどうかは分からないけれど。
遅くまで、お疲れ様です。
我が家に、新たな家族として迎えられるかもしれない犬が居る、と。
アリスが亡くなった時に、パパとママは、2人で決めていたんです。
次に迎える時は、家の無い子を優先で考えましょう、と。
お金を出して買うのは、いつでも出来るから。
一つずつしか手は回らないけれども、それでも”0”よりは1つでも、それで助けられる命が有るならば良いよね、と思うから。
で、調べてみた。
母ちゃんの実家では、初代が友人宅で産まれた子犬を貰って。2代目が保健所からの引き出し犬。3代目は捨て犬。
パパの実家では、2匹共がセンターからの譲渡犬。
なので、まずは動物愛護センターから、と思ったのだが……
問題は、居住地から外れた所からは、譲渡して貰えない。
名古屋市、現在、子犬の譲渡はしていない。
大型犬は、現在あまり居ないらしい。
雑種でも良いから、大きな子が良いんだけどな~……
定期的に譲渡会を行っている保護団体も有ったけど……ワクチンなどの予防については指定の病院で、という条件が……
(ワンコの近況尾報告も兼ねて、の事だそうで)
予防も含めての健康管理だと思ってるから、病院を分けたくないし。
今の姫の状況から言って、別の掛かり付け医は……面倒くさい。
だって、週1程度は通ってるからね~。
別で他の病院に通うのは、ちょっと……(^_^;)
ところで、母ちゃんの小学校では年に1回、福祉の授業が有った。
講演会聞いて、学年毎だったか、細かくは覚えてないけれど、手話体験や点字体験、体育館にコースを作っての車椅子や盲導犬体験などをするのだ。
愛知県のセンター出身の盲導犬サーブの事も、その授業で教わった。
パピーウォーカーやリタイヤ犬の飼育ボランティアの存在も、その授業で知っては居た。
興味は有る。
でも、短期間でお別れを迎えてしまうのは、耐えられないなー……
と、思っていたのだが、他にもキャリアチェンジ犬、というのが居るのだと、近年になって知った。
盲導犬や、介助犬というのは、産まれる前から補助犬の候補として管理されていて、パピーウォーカーさんに大切に育てられ、センターに帰ってきて訓練を開始するわけだけど……
候補になった全ての犬が、補助犬になれるわけではない。
人間にも得意・不得意が有る様に、犬にも向き・不向きが有るのだ。
そうした 『向かなかった子』 はどうなるか?
飼育ボランティアに引き取られ、家庭犬として過ごすことになる。
ヘタレな私達夫婦でも、それなら出来そうだよね?
子犬のかわいらしい時期を見れないのは残念だけど、2歳未満の若い子を迎えるわけだから。
でも、いつお迎えできるかは、不明。
申し込み後、数ヶ月から数年単位で待っているご家庭も有るのだとか……
申し込みから5年後に連絡が来た、という人のブログも見たし……
障害を持った誰かのパートナーになってくれる様に、関わっているたくさんの人達は願って育てているわけだから、1匹でも出ない方が良いのがキャリアチェンジ犬で。
そんなもんだよな~……
じゃぁ、取り敢えず、早めに申し込みだけ、しとこうか。
の、結果。
本日の電話です。
ビックリです。
よもやまさか、こんなに早くにご連絡を戴けるとは!
でも、アリスの誕生日に連絡が来た事に、運命を感じるな~ (o^^o)
どんな子だろう?
ドキドキです (*゜∀゜*)
アリス、見守っててね
↓
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬