そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
本当に、さんっざんに心配かけてくれた姫ですが。
痛み止めが功を奏し、昨日は1日3食をガッツリ食べてくれ。
……それどころか、昨夜のご飯からは、ハチのご飯を横取りに行く、という姫らしい(苦笑)行動が復活!
何と言うか……
毎度毎度、悪くなるのも一気だが、良くなるのも一気だよね。
見事なV字ターンである。
お薬が無くなったので、本日も獣医さんへ。
看護師さん達からは、
「分かりやす過ぎる~ (*^▽^*)」
と笑われて来ました。
まだ若干の出血は有るものの、見た感じは普通にただの軟便ぽく。
(普通……?)
体重も、10.75→10.90Kgと戻って来たし。
(理想体重11.2ちょいくらい)
はっきりと回復の傾向が見て取れるので。
抗生剤と胃薬セットは、このまま後5日程、続けてしっかりと治していきましょう。
で、ステロイド剤だけは、再開しましょう。
リバウンドも怖いので。
まだ良好、とは言えないけれど、それでも目処が立ってきたもんだから、ルンルンで帰宅した母ちゃんは、不思議な光景を目にする事になる。
出掛ける時には玄関で脱いだ筈のスリッパ。
ありゃ?
無いぞ?
ハチ~~~~~どこへ持って行っちゃった!?
あ……
有った。
犬部屋の犬クッションの前に。
しかも、うま~~~~~い具合に、並んでるよ。
わざわざ揃えて置いたみたいに (^_^;)
偶然の産物なんだろうけど ( ̄∇ ̄)
さて、夕方の散歩では、今度は姫がお留守番。
残念ながら、まだお休みです。
めちゃくちゃ格好良い黒シェパードのバンサー君、おっとりGレトのアリスちゃんとジョン君、ハスキーコンビのイチ君とシロちゃん。
今日は大きな子達の集合率が高くて、遠慮無しにガウガウ遊んだハチは大満足。
対して姫は……
そろそろ本犬的には、絶好調だと言いたいんだろう。
食べたいし、遊びたい。
なのに、置いて行かれてしまう。
ムカついたんだろうなぁ………………
被害、みかん。
今まで皮付きみかんには興味を示さなかったんだけどなぁ。
(皮を剥き始めると、側にはりついて、ヨダレ、ボトボト……)
新たな境地に到達したか……(^_^;)
今日からご飯も1日2食に戻して、1回量を増やす。
深夜まで様子を見たが、特に問題は無し。
食欲、完全復活だね。
(両極端だなぁ……中間は無いのかね?)
寝顔もにこやかです。
↓ 一安心、一安心
昨日から、療法食を食べてくれなくなったので、ご飯は 『食の細い超小型犬用』 なる、何やら姫からは最も遠い存在的なドッグフードの再登場。
ウェットフードの方も、療法食ではなくて、一般食の缶詰(普段ハチが食べている物)で。
これにヤギミルク掛けて、どうにか、3食を完食。
が、今日は、朝からご飯は全く食べてくれない~ (T-T)
コックさんのパンは、食べる。
鹿肉も少しは食べた。
昼にはバナナを2/3程。
ヤギミルクのみを溶いてみても、それも口を付けず。
(ハチが大喜びで飲み干してくれた)
でも、朝に粘液便を1回したきり、下痢は落ち着いている。
出血も劇的に減っていたし。
……でも、お腹は痛いみたいな仕草が有る。
震えてるし。
ハチを枕にするのは、変わらないけどね ( ̄∇ ̄)
オヤツで誤魔化しつつ、夕方までは我慢しながら様子見てたけど、ここで母ちゃん、ギブです。
ハチには可哀相だけど、お散歩中止して、病院へ。
「あ~……手元が気になるねぇ。こないだ、やっぱり痛かったから、イヤかな~? でもねぇ 『食欲魔神』 なあなたが、ご飯食べないと、ママさん心配するから、ちょっと注射しておこうね~ (*´∀`*)」
で、ぷすぷす、っと注射2本。
食欲魔神。
いよいよ先生までが、そういう認識だぞ、姫!
診てもらったところ、腸が随分と腫れているので、やっぱり痛みはかなり有るだろうね、と。
これまで胃腸関係はトラブルが殆ど無くて、血便なんぞ初体験。
多分ね、姫さん本人も、ビックリしてるんじゃないかな?
(昨年に腸炎をやった時も、ンチは普通だった)
あ、そういえば、下血しだしてから、トイレの時に、物凄く情けない顔して見上げてくる。
そうだよねぇ。
痛いしねぇ。
出血が収まって来てるなら、食べられないのは、痛みのせいだろうから、痛みのコントロールしてあげたら、多分大丈夫でしょう。
と、言う事で、今夜は飲み薬は無し。
明日は痛み止めを追加して、様子見の指示。
ちょっと安心して、診察室を出ると……
いつも通りカウンターへダッシュの姫。
「や、あんた、今日はお腹痛いんじゃなかったの!? ご飯食べないから病院来たんだけど!? オヤツは無しだよ」
窘める母ちゃんを余所に、看護師さんとオヤツを交互にガン見な、姫。
「えぇ!? (゜ロ゜屮)屮 ちょ、待って! 待ってて! 先生に訊いてくるから!」
看護師さん、清算表も薬も持ったまま、慌てて奥へ。
……お幾らでしょう? (^_^;)
少しだけなら良いよ、と許可を貰って来てくれて、結局ちゃっかりとオヤツゲット。
病気を発症したばかりの頃、本当に何も食べられなくなってた時期でも、最後まで食べてたオヤツだもんね。
よっぽど美味しいんだろうねぇ。
分かりました。
買って行ってあげるから!
ちゃんと注射効いたら、家で食べさせてあげるから。
で、追加でビスケット1箱、買って帰って来ました (^_^;)
食欲魔神め!
で、やっぱり注射は効くな~ (*^▽^*)
あっさりとご飯食べる様になってくれた。
忘れてません。
ビスケットもあげますよ~ (^_^;)
で、痛みも治まって、食べるモン食べて満足したらしい。
散々心配させておいて、コレだよ…… (^_^;)
↓ 回復傾向で、一安心
「ちょっと来て。姫が下血してる」
「うにゃ~~~~~~? ないでしょ、昨日検便して、良~いンチです、言って貰ったばっかだよ~?」
「うん。だから、最初はハチかと思ったけど、やっぱり姫なんだって」
「え~~~~~~~?」
そんな遣り取りの後、やむなく、寝ぼけ眼で起き出した、母ちゃん。
半分寝ながらヨタヨタと犬部屋へ。
「え~~~~~………………だから、昨日、検査したばっかなんだって…………なのに、なんで!?」
「そんなん、儂が聞きたい」
「そりゃ、そっか…………」
ンチの匂いよりも、血の臭いの方が勝つ程の出血量。
と、いうか……ほぼ血の臭いしかしない。
流石にちょっとビビッた。
眠気も吹っ飛んだ。
本犬は見た感じ、至って元気。
みんなが揃ってごそごそしてるもんだから、ソワソワとチョッカイをかけるハチを相手にワンワンやっている。
その動きのキレは悪くない。
いやいや、まだ早朝だから。
ご近所迷惑になるから、ちょっと止めとけ。
時間帯と、本犬の状態を鑑みて、夜間救急ではなく、掛かり付け医が開くのを待つ事に。
雨が止んだら、今度はハチを連れて検便に来ます~♪
って昨日は帰った筈なのに。
昨日の今日で朝一で現れた姫連れな母ちゃんに、カウンターの向こうの看護師さんも思わず、
「アレ?」
獣医さんも、
「昨日は本当に凄く良い状態だったのに……前兆無しに突然来ましたねぇ……」
と、ビックリ。
昨日の検便が無駄になった……
いや、ある意味、役に立ったのか!?
診察台の横のカウンターに電子顕微鏡が置いてあって、そこからモニターに繋がっていて、顕微鏡の検査画像を飼い主も一緒に見れる様になっている。
ウゴウゴ動いてる細長いのが所謂悪玉菌で~……みたいな事は逐一説明して貰わないと分からないのだけれど……
そんな私でも、昨日見た映像とは全く様相が違っている事は、一目で分かった。
出所が同じ(文字通り……)ンチの映像だとは、信じられない程の、変わりよう。
腸内の細菌バランスが崩れていて、腸の動きが速すぎる。
痛みも有る様子。
出血もかなり、酷い。
多分、一番の原因は、薬の副作用。
ステロイドも免疫抑制剤も胃腸を荒らすのは、割と代表的な副作用の一つなので。
その辺は事前の注意も受けていたし、その対策でずっと胃薬を併用してたわけで。
常にそういう状況なわけで、ちょっとした切欠で、こういう事態はいつ有ってもおかしくはなかったんだよね。
胃腸は頑丈だったらしい姫は、殆ど胃腸関係のトラブルを起こさずここまで来たから、ちょっと油断してたけど。
ここ数日の厳しい冷え込みが引き金かな?
先生の判断を仰いでから、と思って、念の為に朝ご飯も薬も抜いたのは、正解だったらしい。
この状態で更に薬を飲ませては、追い打ち掛けることになっちゃう。
最悪の場合で穴が開いちゃうらしい。
それが一番怖い。
幸いにも血球数は基準値にまで回復しているし。
一旦、お腹のケアの方を優先させる事に。
いつもの薬は全てストップ。
代わりに、胃腸薬と抗生剤を貰う。
まずは3日分。
今日の所は、出血多いし、かなり痛そうなので、効果の早い注射で対応。
腸の動きを抑えて、痛みを和らげてくれるそうだ。
1時間程で効いてくれるから、その頃に、通常量の1/3~精々半量程度のご飯から食べさせてあげてね、と。
ただ、ちょっといつもの注射よりも沁みるらしい……
でも、さすが。
ウェットを多めにして、通常の1/3量、ヤギミルクがけで。
あげたご飯はペロッと食べて、お昼頃には、血は出てるものの、一応つかめるンチになった。
量を減らしているので、給餌回数は3回に増やす。
当然ながら、散歩は姫はお休み。
が、夜になって、下血の方がまたも酷くなって来た。
診療時間は過ぎてしまっているので、母ちゃん判断で、明日の朝からの飲み薬を飲ませる。
深夜頃には、下血も一旦落ち着いたので、まずは一安心。
表情も明るいしね。
(写真は夕方。散歩の後で、ネムネムなハチと)
↓
3月に、ハチのお里帰りが出来るかも?
まだ本決まりでは無いけれど、訓練センターでの説明会に出られるかも。
ハチもきっと大喜びしてくれるでしょう。
さて、こういう施設なので、入館には条件が有る。
3ヶ月以内の検便で健康チェックができている事。
それを済ませば、姫も同行しても良い(別室待機は有るけど)との事。
と、いうわけで、今日の血液検査のついでに、姫は検便も済ませちゃいます。
ハチは……後日、改めて…… ( ̄∇ ̄)
だって、今日はすごい雨なんですもん。
ハチぽん、まだ自力で車に飛び乗れないから。
母ちゃん、持ち上げられるとはいえ、この雨の中ではちょっと……したくない (^_^;)
なので、まずは、姫だけ。
※元4月は2年前の健康な頃の数値(毎年フィラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます)
項目 | 基準値 | 元4月 | 1/20 | 2/4 | 2/18 |
WBC 白血球 | 60~170 102/ul | 112 | 249 | 271 | 154 |
RBC 赤血球 | 550~850 104/ul | 651 | 538 | 578 | 599 |
HGB ヘモグロビン | 12~18 g/dl | 17.1 | 12.7 | 14.4 | 14.7 |
HCT 赤血球容積 | 37~55 % | 53.2 | 39.2 | 42.3 | 43.3 |
MCV 平均赤血球容積 | 60~77 fl | 82 | 72.9 | 73.2 | 72.3 |
MCH | 19.5~24.5 pg | 26.3 | 23.6 | 24.9 | 24.5 |
MCHC 血色素濃度 | 32.0~36.0 g/dl | 32.1 | 32.4 | 34.0 | 33.9 |
Plt 血小板 | 20.0~50.0 104/ul | 50.4 | 51.4 | 46.5 | 43.5 |
おぉぉぉぉぉぉぉぉ……! (◎д◎)
すっごい久しぶりに↓↑付いてない検査結果一覧が出た!
※基準値を下回ると赤↓、越えると赤↑が、結果の数値の横に付いてくる。
胃薬:サール 1錠 朝・晩
抗生剤:ビクタスS錠 1錠 朝・晩
免疫抑制剤:イムラン(アザチオプリン)1/2錠 毎日(朝のみ)
ステロイド剤:ペレドニゾロン1/2錠 毎日(朝のみ)
もう少し上がって安定したら、ステロイドの減薬を検討しましょうね ♪
と、今回は現状維持で。
検便結果は、良好。
大変に良いンチですよ~ o(^-^)
の御墨付きを貰って来たよん。
皆に会えるのが楽しみだね♪
↓
先日のわんにゃんドームで買って来た、マグロの背骨。
店のおっちゃんの
「人間が欠片踏むとメチャクチャ痛いから、外で食べさせる事をお勧めする!」
の言葉にビビって、今日まで、封を切る勇気が出なかった (^_^;)
今日は雨。
散歩に行けない。
こんな日にこそ、出すべきだろう!
掃除機を準備して。
濡れ雑巾も準備して。
リビングよりは掃除がしやすいだろう犬部屋で。
試食の時の勢いそのままに、ガフガフガフガっ!
おぉぉぉぉ……………… (ーー;)
ばっちり準備してるのに。
なんで、君達は、敢えて、ソコで囓るかな……?
_| ̄|○
姫は犬用寝床のビーズクッション。
ハチのは保温マット。
(ウチに来た当初、クッションに上がれなくて床で寝ていたので、ハチ用に購入。
現在、寝床というより、主に 『お座りマット』 として使われている。
この上でなら、お尻が滑らずにお座りが安定するから ( ̄∇ ̄))
嬉しそうだし。
美味しそうに囓ってるし。
……ま、しかたないか…… (^_^;)
やっぱり掃除は大変だった (>_<)
↓
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬