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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/11/25 (Mon)
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2013/10/05 (Sat)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。


姫の大きさだと、200ccの輸血をしても、計算上ではヘマト8%程度しか押し上げられない。
それでも輸血直後には、多少は血色が戻っていたので、期待をしたが……

昨日の明け方には、2階から降りる階段を降り損なって転落。
幸い、どこかを痛めた様子は無かったけれど、ボンヤリしてしまっている。
以降、肉もヤギミルクも口にしてくれない。
辛うじて、介護食として買い置きしてあった療法食の a/d缶は食べてくれる。
(病院では “おかゆさん” と呼んでいるらしき缶詰)
1食1缶、1日で2缶完食してくれた。
これで最低限の栄養は摂れる。
大好きなビスケットもあまり食べないが、ジャーキーは食べる。

食べられる物を食べさせてやる。

怖くて、昨夜は1階廊下に布団を出して、姫の側で寝る。





そして今日、IMHA発症後、91回目の血液検査の結果。

項目 基準値 10/1 10/3 10/5
WBC 白血球 60~170  102/ul 564 458 419
RBC 赤血球 550~850  104/ul 231 182 168
HGB ヘモグロビン 12~18  g/dl 5.6 4.3 4.0
HCT 赤血球容積 37~55  % 16.8 13.1 11.8
MCV 平均赤血球容積 60~77  fl 72.7 72.0 70.2
MCH 19.5~24.5  pg 24.2 23.6 23.8
MCHC 血色素濃度 32.0~36.0  g/dl 33.3 32.8 33.9
Plt 血小板 20.0~50.0  104/ul 54.1 48.0 29.2


せっかくハチに頑張って貰ったけれど、思うようにはいかなかった様。

血管を酷使しているので、さすがに一昨日の今日にまた輸血、というのは負担が大きすぎるらしい。

今日は別の免疫抑制剤を試し、消化器系への副作用の様子を見てから、次を検討する事に。
嘔吐などが酷いと、反って体力を消耗してしまうので、その反応次第。

使えそうなら、再度の輸血で時間を作って治療を継続。
供血犬については、知人に待機をお願いする。
どちらかがマッチする筈だから型違いの2匹を連れてきてくれると、心強いお言葉。

後は、姫の体力頼り。

2011年1月に発症して以来、2年と9ヶ月目。
ほとんど断薬できないままに、姫はよく頑張ってきた。

もうあと少し……

って、望むのは、酷なんだろうか……?



食べられるウチに食べられる物を食べさせてやりたい。
と、気に入ってくれていた、カボチャプリンを作る。

こんなになっても、食べてくれる。



出来る事ならば……
もう少しだけ、頑張って欲しい。
出来る事、何でもしてあげたいよ。
もうちょっと、一緒に居て欲しいよ。





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2013/10/03 (Thu)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。


発症当初みたいなV字ターン回復を期待していたけれど、今回はステロイドへの反応も鈍いらしい。
昨日は生肉には朝に少し口を付けただけで、殆ど食べず。
コンナ時の為に作り置きしておいたミートローフは、まだちゃんと食べてくれる。
(材料:肉、野菜、おから、卵なので、栄養バランス的にも、かなり良いのでは!?)
あと、バナナ。

偏ってはいるけれど、結構な量を食べてくれたので、今は良しとしよう。



そんな感じなので、輸血は避けられないだろう、と諦めて、ハチと共に病院へ。





で、肝心のIMHA発症後、90回目の血液検査の結果。

項目 基準値 9/24 10/1 10/3
WBC 白血球 60~170  102/ul 191 564 458
RBC 赤血球 550~850  104/ul 353 231 182
HGB ヘモグロビン 12~18  g/dl 9.3 5.6 4.3
HCT 赤血球容積 37~55  % 27.3 16.8 13.1
MCV 平均赤血球容積 60~77  fl 77.3 72.7 72.0
MCH 19.5~24.5  pg 26.3 24.2 23.6
MCHC 血色素濃度 32.0~36.0  g/dl 34.1 33.3 32.8
Plt 血小板 20.0~50.0  104/ul 62.0 54.1 48.0


当たって欲しくないけど予測通りだったので、すぐにハチも少量の採血して一般検査と姫の血とのクロスマッチテスト(血液交差適合試験)
問題無かったので、鎮静剤打つとこから35分くらいかけて、採血。
(これくらいなら、ハチなら鎮静無しでも大人しく出来る様に思う)


数値が数値なので、結局、ハチには頑張って貰って、200ccを輸血。

獣医さんからも看護師さん達からも、今日1番頑張ってくれたのはハチだ!
と。
鎮静剤打っちゃってるので、残念ながら病院でご褒美オヤツは貰えなかったけれど、今夜は精の付く美味しい物をしっかり食べさせてあげて下さい、と言ってもらってきました。

立てるけど、フラフラしているハチの姿は……ウチに来た当初を思い出すわぁ…… (^_^;)
なんか、よったらよったら……
でも、車には飛び乗れた。

帰宅後は、グッタリとお休みです。

朝とは逆に、姫の方はちょっと表情がハッキリしてくれた。
輸血の効果だ。



これに刺激されて、溶血止まってくれたら最高なんだけどなぁ……

因みに、姫は両腕、毛を刈られちゃってます。
実際に輸血に使ったのは片方だけみたい。

対してハチは、両腕から採血してますが、毛は刈ってません (@^▽^@)

刈るかどうかは、毛量の差なんですね~ ( ̄∇ ̄)



2時間くらいはフラフラするよ、との事だったんだけど……
ハチ、どうやら、薬が抜けるのに時間が掛かる質らしい……

夕方になっても、ぼ~っとして、ヨタヨタ (;゜ロ゜)

一応散歩にも出掛けてみたが……1Kmと行かないウチに立ち止まってしまい、引き返すことに ( ̄∇ ̄;)

ご飯はめっちゃ食べたけど(特別な日の完全生食!)それ以外はグッタリ寝っぱなし……



……うん。
次の機会が有ったら、やっぱり鎮静剤は止めて貰おう。





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2013/10/01 (Tue)
自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。


今朝の朝ご飯も残した。
今度は、手であげても、ドッグフードは食べない。
良い感じはしない。



床擦れじゃないか、と疑っている皮膚状態だが、一番酷いのは、顎の下。
手足は、オリーブオイルを塗って、良くはなっていないけど、悪くもなっていない、という感じ。

顎の下だけは、明らかに悪化している。

さて、床擦れだとすれば、極力床に着けない様にしてやるのが良いだろう。

我が家では、常時室内完全フリーなので、寝床が決まっていない。
思い思いに、その時々に、気が向くままに、寝床を決めている。
ベッドを買っておいてやろうか、とも思ったけれど、ベッドで寝てくれるかどうかが先ずは疑問。

そこで、免疫介在性溶血性貧血(IMHA)と巨大食道症と闘っている、うにちゃんを参考にさせてもらおう、と思い立った。

もふlog.

巨大食堂症の吐き戻しの症状を予防する為に、100均のネックピローで、頭を支えてあげている。
この方法、姫にも有効なのでは!?

いそいそと100均に探しに行ってみたけれど……あいにくと、ビニール製で空気で膨らませるネックピローしか無かった。

ハシゴする程の時間的余裕は無かったので、止む無く、当座はそれで。
薄手のスカーフで首に巻いてみる。



とりあえず、顎は浮くから、床擦れ的には有効かも。
かーなーりー、邪魔そうだけど σ(^◇^;)
引っかけたりとかが心配なので、こまめに様子を見てあげられない様な時には、使用出来ない。

でも、放っておくよりは、良いのではないか、と思う。

獣医さんも、姫が嫌がらないなら良い、と了承してくれたし。
(嫌がる子だと、それだけでストレスになってしまうので、本犬が嫌がっている場合には、別の方法を検討する様に、との事)



で、肝心のIMHA発症後、89回目の血液検査の結果。

項目 基準値 9/2 9/24 10/1
WBC 白血球 60~170  102/ul 271 191 564
RBC 赤血球 550~850  104/ul 459 353 231
HGB ヘモグロビン 12~18  g/dl 12.0 9.3 5.6
HCT 赤血球容積 37~55  % 37.2 27.3 16.8
MCV 平均赤血球容積 60~77  fl 81.0 77.3 72.7
MCH 19.5~24.5  pg 26.1 26.3 24.2
MCHC 血色素濃度 32.0~36.0  g/dl 32.3 34.1 33.3
Plt 血小板 20.0~50.0  104/ul 51.7 62.0 54.1


全く、下げ止まりません。
姫がIMHAを発症して以来、最悪の数値です。

その割に、発症当初とは雲泥の差で外見だけは元気です。
診察後のご褒美オヤツもモリモリ食べたし。



副作用のリスクも怖いけれど、それは、まずは命が有っての話だから。

姫の場合は、造血はしている。
造血よりも圧倒的に溶血の方が勝ってしまっているだけ。

なので溶血を止める事が、今の最優先事項。



と、いうわけで、ステロイドパルス療法を再び。
ステロイドの持つ炎症を抑える効果を利用した治療法で、短期間に高用量のステロイド剤を投与することによって、危険な状態からの緊急脱出を図ります。

今日、ステロイド剤と、(高用量ステロイドで胃腸が荒れるので)胃腸薬とを注射で。
明日は病院が休みなので、飲み薬を現在の倍量に。

あとは、木曜日の血検結果次第。

ステロイドにしっかり反応してくれるなら、きっと改善傾向は見て分かる程だろう。
発症当初のV字ターン回復は、ちょっと感動的な程だった。

そうした傾向が見られるなら良し。

あまり変化が無い様ならば、いよいよ輸血を考えます。
念の為に、木曜日は朝ご飯を抜いて、ハチを同伴して受診予定。
クロスマッチテスト次第だけど、マッチすれば、ハチから血を分けて貰います。

姫の大きさになると、100~150cc程も、献血して貰う必要が有るそうで。
ハチは大人しくできる犬ではあるけれど、採血量が多い為に時間が掛かるので、動いて血管を傷付けては大事。
その為、弱く鎮静をかけた方が良いだろう、と。
ご飯を食べて間もなくだと、嘔吐するかもしれないので。



因みに、10月末が、本来のハチの混合ワクチン接種時期なんだけど……
献血量が多い事も有るし、心的なストレスも考えると、ワクチン接種と献血は、前後2週間ずつは開けるのがベスト、だそうです。

状況次第で、スケジュールは激変しそうです。

回避出来れば良いなぁ……



ステロイドが効いてくれる事を期待して、あとは血を造る助けに、美味しい物をたくさん食べさせてあげてね、との獣医さんのアドバイスもあって。

本日の姫の晩ご飯は、完全生食。
どうせ、残すのはドッグフードからだし。

いつもより細かく刻んだ肉と温野菜とヨーグルトにヤギミルク。
用心して少なめに用意した分を完食してくれたので、更に肉を追加。
かなりガッツリ食べてくれた。



なんか、大丈夫かも♪



最前線で闘うのは姫本犬で、誰も替わってあげられないんだけど、闘っていける様に後方支援をしてあげる事はできる。
つくづく、生食にしていて、良かった。

姫の場合、具合が悪くなってきて、真っ先に食べなくなるのがドッグフード。
そうなっても喜んで食べてくれる物が有る現状は、ありがたい。

大丈夫、まだ闘える。
頑張ろうね。





おまけの、今朝のハチ。
例によっての “収容所状態”



このままチームで狩りに行けそうな面子だ ( ̄∇ ̄)



更にオマケ。



その緑地公園の駐車場の植え込みで。

……きっと、車に乗るのに靴を履き替えて、そのままお忘れになったのだろう、と推測は出来るんだけどね………… σ(^◇^;)





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2013/09/30 (Mon)
免疫抑制剤を増やしてから明日で1週間。
目に見えての変化は特に無いように思う。
もっとも、薬の効果は一泊遅れで出てくるのが、これまでの通例だから、焦りは禁物。
目に見えて悪化してないならば御の字……



と思っていたが。
今朝から、ご飯を食べる速度が落ち。
夜ご飯ではドッグフードを少量残した。
まだ手で差し出してやれば、残した分も完食出来るレベルだけど。
肉・野菜の類いは、ちゃんと食べてくれてる。
多少、選り好みが出て来た程度。
デザート、オヤツはガッツリ食べてるしねぇ ( ̄∇ ̄)

全く大した事では無い……と思いたい。

明日の検査結果次第。



皮膚の状態もよろしくない。
ふと、思い付いた。
もしや、これも床擦れか!?
これも、明日は訊いてこよう。





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2013/09/29 (Sun)
関節炎で酷いビッコをひいていた姫ですが、大分落ち着いてきている様子。

日曜日で父ちゃんも居るし。

本当は、お散歩控えた方が良いんだけど……
お散歩大好きっ子が引き籠もりは辛いよね。
バギーに乗せて、いつもお友達がたくさん集まる場所でも、今日は降ろさないで。

制限増してるけど、それでもやっぱり、散歩に出掛けると、姫は楽しそうな顔をしてくれるから。



こんな顔見せられたら、たまに、だろうと連れてかないわけにいかないじゃないねぇ?



因みに。
今の時期だと、道程の1/4位の所で、奇麗な夕日が見れたりします。
(前日撮影。今日は雲が多すぎ……)



で、みんなと遊べる所では薄暗く。
帰る頃にはまっくらけ。

それでも、姫は大層ご機嫌。
帰ってからも、ニコニコ。

やっぱり、この顔が良いな~。





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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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