1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫
そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2014/08/31 (Sun)
新車のステップワゴン→ステップわんこに、愉快な改造計画、まだ続いていたらしい。
エンブレムも付け替えちゃうらしい (笑´∀`)
と、いうわけで、(さすがに手作りできないので)オーダーでエンブレムを作ってくれるお店に、出掛けて参りました!
お店はコチラ!
ONELOVEさん
アイアンショップなので、看板から何から、こ~んな感じに自社製。
こちらはドッグランの様子。
(商談中、遊ばせて戴きました)
柵とかフードボールスタンドとか、本当に至る所に、オリジナル製品が(*´∀`*)
それにしても、ここのラン、広さはともかく高低差が有って、犬達にとってはなかなか楽しそう。
大きな木も有って、木陰は涼しく寛げます。
↓ 早速走ってます (@^▽^@)
こんな探検ポイントも~♪
ハチも楽しそうに行ったり来たり。
パピーホームさんの所に居た頃に連れて行って貰ったキャンプ場で発見したという、懐かしのトンネルを思い出したかな?
素敵な製品が一杯並んでいたので、エンブレムの出来上がりも、とっても楽しみ♪
遅めのお昼は、市街地へ出て、駅近くのお店に。
コチラのお店が、テラス席のみ、ペット同伴可でしたのでお邪魔しました。
(わんこメニューは有りません)
商店街の店先なので、通行人がそれなりに (^_^;)
なんですが……
結構、反応は面白かった。
足元で大人しく伏せしてるハチに、皆さん驚く。
予想外な所に、でっかい犬が居てね。
大喜びで話しかけて下さって、そのまま
「じゃあ、ここでお茶していこ~」
って入店なさったお客さんも居たので、驚かすばかりでなく、ちょっとはお役に立てたかな?
手作りベーグルのお店で、戴いたのは、こんな感じ。
相変わらず、写真を撮る前に、ついつい手が出る食いしん坊夫婦……(^_^;)
もちもちで、とっても美味しかったです~♪
更についでに。
豊橋の名産品と言えば、ヤマサのちくわ!
せっかく来たので、本店にも寄ってみましたよ♪
同じ県内ではあれど、豊橋は端っこの方で、結構距離が有ったので高速利用して。
行きは上郷(上り)PAのドッグランに立ち寄って。
帰りは美合(下り)PAのドッグランに立ち寄りました。
美合のドッグランは、これまた高低差を利用した空間。
ドッグラン3カ所目でも、元気です ( ̄∇ ̄)
とはいえ……ドッグラン三昧の1日で、流石に、車の中では爆睡で微動だにせず! (笑´∀`)
8月最終日。
例年だったらまだまだ残暑が~……、ってへばってる様な時期な筈ですが、今日は秋めいた爽やかな1日で、行楽日和。
気持ち良~く、楽しんで参りました。
参加しています
↑応援の『ポチ』をお願い致します<(_ _)>↓
エンブレムも付け替えちゃうらしい (笑´∀`)
と、いうわけで、(さすがに手作りできないので)オーダーでエンブレムを作ってくれるお店に、出掛けて参りました!
お店はコチラ!
ONELOVEさん
アイアンショップなので、看板から何から、こ~んな感じに自社製。
こちらはドッグランの様子。
(商談中、遊ばせて戴きました)
柵とかフードボールスタンドとか、本当に至る所に、オリジナル製品が(*´∀`*)
それにしても、ここのラン、広さはともかく高低差が有って、犬達にとってはなかなか楽しそう。
大きな木も有って、木陰は涼しく寛げます。
↓ 早速走ってます (@^▽^@)
こんな探検ポイントも~♪
ハチも楽しそうに行ったり来たり。
パピーホームさんの所に居た頃に連れて行って貰ったキャンプ場で発見したという、懐かしのトンネルを思い出したかな?
素敵な製品が一杯並んでいたので、エンブレムの出来上がりも、とっても楽しみ♪
遅めのお昼は、市街地へ出て、駅近くのお店に。
コチラのお店が、テラス席のみ、ペット同伴可でしたのでお邪魔しました。
(わんこメニューは有りません)
商店街の店先なので、通行人がそれなりに (^_^;)
なんですが……
結構、反応は面白かった。
足元で大人しく伏せしてるハチに、皆さん驚く。
予想外な所に、でっかい犬が居てね。
大喜びで話しかけて下さって、そのまま
「じゃあ、ここでお茶していこ~」
って入店なさったお客さんも居たので、驚かすばかりでなく、ちょっとはお役に立てたかな?
手作りベーグルのお店で、戴いたのは、こんな感じ。
相変わらず、写真を撮る前に、ついつい手が出る食いしん坊夫婦……(^_^;)
もちもちで、とっても美味しかったです~♪
更についでに。
豊橋の名産品と言えば、ヤマサのちくわ!
せっかく来たので、本店にも寄ってみましたよ♪
同じ県内ではあれど、豊橋は端っこの方で、結構距離が有ったので高速利用して。
行きは上郷(上り)PAのドッグランに立ち寄って。
帰りは美合(下り)PAのドッグランに立ち寄りました。
美合のドッグランは、これまた高低差を利用した空間。
ドッグラン3カ所目でも、元気です ( ̄∇ ̄)
とはいえ……ドッグラン三昧の1日で、流石に、車の中では爆睡で微動だにせず! (笑´∀`)
8月最終日。
例年だったらまだまだ残暑が~……、ってへばってる様な時期な筈ですが、今日は秋めいた爽やかな1日で、行楽日和。
気持ち良~く、楽しんで参りました。
参加しています
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2014/08/29 (Fri)
新車のステップワゴン→ステップわんこに、愉快な改造計画、ぼちぼち進めてきて、一段落致しました~(*´∀`*)
人間2人に犬が2匹、軽自動車では、これ以上は乗らないじゃん、荷物どーすんの!?
って、事で、12年頑張ってくれたワンコRから買い替えた、ミニバン。
ええ、車選びの段階から、散々に、
「犬を乗せる事が大前提!」
と言い続けて、選んだ車です。
よーするに……ハチと ぼたん の為の、車です。
そんなワケで。
犬屋ブランドのマグネットステッカーは、ワンコRからの転用。
“ステップわんこ” シールは、父ちゃんが、デザインカッター駆使して、チマチマ切り出して作った手作り (笑´∀`)
予想以上に悪目立ちする事に気付いて、ちょっとビビってたり…… (笑´∀`)
内装では、一応の悪あがき……いやいや、水遊び大好きっこが水浸し泥まみれになっても車に乗せれる様に、ワンコ空間に防水シートを。
因みに、通販の商品紹介画面での写真では、シートベルト用の穴が付いていたので購入したこのシート、実際には穴無しだった……
サイト側が、間違った写真を載せてしまっていたそうで……故に開封済みでも返品に応じる、と言って貰えたのだが、生憎、本当に欲しかった商品の方が売り切れ。
そんなわけで、これは母ちゃんが頑張ったよ!
シートベルト穴を空けて、縫って、更にはワンコRで使っていた防水シートと縫い合わせて、寸法足らずもカバーした!
(そんな裏事情で、2色のシートが1枚に~(爆))
10年前に買った、極々安い一般家庭向けのチャチなミシンではパワー不足で、縫い目が悲惨な事になっているが……そこは見なかった事にして下さい <(_ _)>
で、ハチと ぼたん の為の、シートベルトも付けた。
↓ セカンドシートを畳んで出来たフロアスペースが犬達の空間なので……
運転席・助手席からは、振り向いても、犬達の様子が確認出来ないのをカバーする為に、カメラを付けた。
ナビに接続してあって、ナビ画面でワンズの様子が ↓ この通り、見る事が出来ます。
(写真は2画面表示になってますが、全画面でも表示可能♪)
ワンズの安全は、これでバッチリだ!
車載用プラズマクラスターも置いたし。
(これは、犬の為なんだか、父ちゃんの為なんだかが微妙。
父ちゃん、毎年春には花粉症に泣いてます ( ̄∇ ̄))
ここまでは、ワンコ用の装備。
一応、運転に際しての安全用、人間の為の装備も。
ドライブレコーダーは、まだ使えるのでワンコRからの載せ替えで、再利用。
↓ カメラの配線共々、全部パネルの内側に配線してスッキリ処理。
購入時には運転席には着いていなかったグリップハンドルも、
↓ 型紙あてて
↓ 穴開けて
↓ 装備!(……母ちゃんの背丈がちんちくりんなもんで……)
(同じく、母ちゃんの背丈がちんちくりんなもんで……今後の計画として、ハッチバックにもストラップを付けてくれるらしい……)
更には ↓ こことか
↓ そことか又々バラして、
オートリトラミラーも付けちゃった。
エンジン切れてる時にドアロック掛かると、自動でサイドミラー畳む機能。
(ドアロック解錠されると、自動で開く)
取り敢えず、現在完了してるのは、こんな感じ。
なんせ工賃が発生せずに部品代だけで済むので、ここまで掛かった費用は、総額で4万未満。
これで今後ショートして火が出る様な不幸さえ無けりゃ(笑´∀`)、とっても安上がり~♪
こんなん、自前で出来るんだ!? (゜ロ゜屮)屮
と、思った、あなた!
安心して下さい!
私も、初めて知りました! (笑´∀`)
(ワンコRは、結婚前から乗ってた車なので、父ちゃん改造はドライブレコーダー付けた位だったんだもん)
な~んか、雨続きの変な天気が続いていて、満足に散歩に行けないのが若干不満そうですが……
ぼたん と
ハチも
毎日とても元気です
ついでに、マグロ君も何とか原型留めてます ( ̄∇ ̄)
( ↑ ブッチンぶっちん始めると「ノー!(;゜ロ゜)」言われるからね~)
参加しています
↑応援の『ポチ』をお願い致します<(_ _)>↓
人間2人に犬が2匹、軽自動車では、これ以上は乗らないじゃん、荷物どーすんの!?
って、事で、12年頑張ってくれたワンコRから買い替えた、ミニバン。
ええ、車選びの段階から、散々に、
「犬を乗せる事が大前提!」
と言い続けて、選んだ車です。
よーするに……ハチと ぼたん の為の、車です。
そんなワケで。
犬屋ブランドのマグネットステッカーは、ワンコRからの転用。
“ステップわんこ” シールは、父ちゃんが、デザインカッター駆使して、チマチマ切り出して作った手作り (笑´∀`)
予想以上に悪目立ちする事に気付いて、ちょっとビビってたり…… (笑´∀`)
内装では、一応の悪あがき……いやいや、水遊び大好きっこが水浸し泥まみれになっても車に乗せれる様に、ワンコ空間に防水シートを。
因みに、通販の商品紹介画面での写真では、シートベルト用の穴が付いていたので購入したこのシート、実際には穴無しだった……
サイト側が、間違った写真を載せてしまっていたそうで……故に開封済みでも返品に応じる、と言って貰えたのだが、生憎、本当に欲しかった商品の方が売り切れ。
そんなわけで、これは母ちゃんが頑張ったよ!
シートベルト穴を空けて、縫って、更にはワンコRで使っていた防水シートと縫い合わせて、寸法足らずもカバーした!
(そんな裏事情で、2色のシートが1枚に~(爆))
10年前に買った、極々安い一般家庭向けのチャチなミシンではパワー不足で、縫い目が悲惨な事になっているが……そこは見なかった事にして下さい <(_ _)>
で、ハチと ぼたん の為の、シートベルトも付けた。
↓ セカンドシートを畳んで出来たフロアスペースが犬達の空間なので……
運転席・助手席からは、振り向いても、犬達の様子が確認出来ないのをカバーする為に、カメラを付けた。
ナビに接続してあって、ナビ画面でワンズの様子が ↓ この通り、見る事が出来ます。
(写真は2画面表示になってますが、全画面でも表示可能♪)
ワンズの安全は、これでバッチリだ!
車載用プラズマクラスターも置いたし。
(これは、犬の為なんだか、父ちゃんの為なんだかが微妙。
父ちゃん、毎年春には花粉症に泣いてます ( ̄∇ ̄))
ここまでは、ワンコ用の装備。
一応、運転に際しての安全用、人間の為の装備も。
ドライブレコーダーは、まだ使えるのでワンコRからの載せ替えで、再利用。
↓ カメラの配線共々、全部パネルの内側に配線してスッキリ処理。
購入時には運転席には着いていなかったグリップハンドルも、
↓ 型紙あてて
↓ 穴開けて
↓ 装備!(……母ちゃんの背丈がちんちくりんなもんで……)
(同じく、母ちゃんの背丈がちんちくりんなもんで……今後の計画として、ハッチバックにもストラップを付けてくれるらしい……)
更には ↓ こことか
↓ そことか又々バラして、
オートリトラミラーも付けちゃった。
エンジン切れてる時にドアロック掛かると、自動でサイドミラー畳む機能。
(ドアロック解錠されると、自動で開く)
取り敢えず、現在完了してるのは、こんな感じ。
なんせ工賃が発生せずに部品代だけで済むので、ここまで掛かった費用は、総額で4万未満。
これで今後ショートして火が出る様な不幸さえ無けりゃ(笑´∀`)、とっても安上がり~♪
こんなん、自前で出来るんだ!? (゜ロ゜屮)屮
と、思った、あなた!
安心して下さい!
私も、初めて知りました! (笑´∀`)
(ワンコRは、結婚前から乗ってた車なので、父ちゃん改造はドライブレコーダー付けた位だったんだもん)
な~んか、雨続きの変な天気が続いていて、満足に散歩に行けないのが若干不満そうですが……
ぼたん と
ハチも
毎日とても元気です
ついでに、マグロ君も何とか原型留めてます ( ̄∇ ̄)
( ↑ ブッチンぶっちん始めると「ノー!(;゜ロ゜)」言われるからね~)
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2014/08/28 (Thu)
先日のワクチン接種時の体重。
ぼたん、10.8Kg。
こちらは変動無し。1歳5ヶ月、もう体も安定したかな。
ハチ、35.8Kg……
いえ、太ってはいない、ちゃんと筋肉で増えてるから全く問題無い、と御墨付きは貰いました!
貰いましたが……そろそろ、私ではもう、抱き上げての自宅体重測定は困難……3歳、未だに順調に成長中……!?
(大型犬飼いの皆さん、体重測定はどうなさってるんでしょう……?)
さてさて、そのワクチン接種時ですが。
当代の2匹共が、それなりに大きくなってから、我が家に来ておりまして。
いずれも最初は周りの人間を信頼してなくて、そわそわオドオド……
でも、今回は、違いますよ~♪
まずはハチから。
「アップ」
のコマンドで診察台に自分で飛び乗り……でも方向は逆が良かったので、一度降りて貰ってもう一度乗り直し。
それをちゃんと聞いて。
注射中はいつも、私は犬の顔を自分に向けて固定するんですが、今回は処置が終わるまで、ハチはジッと私を見続けてくれた。
獣医さんもビックリ。
次の ぼたん も、もう抵抗して噛み付こうなんて素振りは微塵も見せない。
逆にウンともスンとも言わないのは、緊張しすぎかな? (^_^;)
何にせよ、2匹共、最初とは雲泥の差で、とても良い子に注射を受け入れます。
「最初が最初だったんで、実はちょっと心配してたんですが、すっかりお宅の子になりましたねぇ!
お母さんをしっかり信頼して、精神的にものすごく安定して落ち着いて (*´∀`*)
日々の努力の賜。本当に、頑張りましたねぇ!」
獣医さん曰く。
飼い主さんを信頼していて飼い主さんが制御出来る犬っていうのは、万が一の病気や怪我の際に、検査も治療もスムーズに出来る。
暴れたり噛み付いたりしてくる犬(特に大型犬は……)が相手では、してあげられることが限られてしまうけれど、ちゃんと躾けられた子ならば、治療方針の選択肢だって増えるから、出来る治療を最大限でしてあげられる。
結果的には犬自身にとっても、負担やストレスが少なく済ませてあげられる。
普段からの飼い犬と飼い主との関係構築や躾というのは、そういった点からもとても大切な事なんです。
残念ながら最近は、そういった事ができていない飼い主さんが増えてしまってます。
と、いうか、出来てる子達とそうでない子達が両極端で、中間が居なくなってきたなぁ、と感じます。
だ、そうです……
してあげたい事が十分にしてあげられない状況は、獣医さんにとっても辛くもどかしい事なんですねぇ。
無関係そうに思いますけど、普段からの犬との関わり方や躾から、既に将来の治療は開始されてるんですね。
ワンコが家族だ大切だ、と思うなら尚更に、躾についても真剣に考えなきゃいけないんだな、と改めて思いました。
さて、病院繋がりな話題。
先日の “自己免疫性溶血性貧血 座談会” で、皆で意見の一致した点。
『医者に遠慮はしない』
『任せっきりにしない』
『毎日の治療に従事するのは飼い主なので、無関心でいてはならない』
ところで、コレは人間向けの記事なんですが、参考に。
dot.asahi.com さんから転用。
『長く付き合いたい 医師が語る“理想のかかりつけ医”とは?』
日頃から世話になり、いざというときにしかるべき病院に送ってくれるのが、かかりつけ医だ。
「健康について困ったとき、とりあえず相談ができて、何らかの道を開いてくれる存在」。
“理想のかかりつけ医像”をそう表現するのは、東京都世田谷区にあるプライマリーケア東京クリニック院長の黒須譲医師。同クリニックは初期診療に特化した医療機関だ。「広く浅く」に徹し、守備範囲はかぜや頭痛から腰痛、さらにはうつなどの心療内科的症状までを網羅する。対応できるものは対応し、その域を超えたものは速やかに専門性の高い他の医療機関に紹介する、まさに医療の窓口だ。
「日本では患者自身の判断で初めから専門性の高い医師にもかかれます。しかしそれは患者の判断を土台としており、ときに間違った診断や時間の無駄、不必要な検査の温床にもなり得る。日頃からその人の基礎的な医療情報を持つ医師によるジャッジが、効率性と安全性の高い医療につながるのです」(黒須医師)
そのためには、いいかかりつけ医を見つけておくことが前提になるだろう。では、どんな医師がかかりつけ医に向いているのか。
医師らの意見を総合すると、(1)アクセスがいい、(2)医師間のネットワークが充実している、(3)話しやすい、という3点に集約される。
まず(1)。どんな名医でも、困ったときにすぐに駆け込めないのでは、かかりつけ医の機能は発揮できない。
(2)は、手術や入院の必要が生じたとき、「この病気ならこの先生」と、疾患ごとに得意とする医師につないでもらうためだ。かかりつけ医自身が広範囲のネットワークを構築している必要があることを指している。
そして、(3)が最も重要だろう。どんなに評判がよくても、会話をするだけで苦痛になる人物に自分の健康を任せるのは無理がある。何でも話せる、相性の合う医師を選ぶべきだ。
この医師と決めたら長く付き合うこと。付き合いが長くなるほど患者のデータは蓄積され、万一の際には役立つ。「一家そろって信頼できる町のお医者さん」を見つけておきたい。
(※週刊朝日 2014年2月28日号)
もう一点。
『「セカンドオピニオン」は主治医に失礼? 医師の本音とは』
医師から診断が下されたときや治療方針が提示されたとき、他の医師の意見を聞くことが一般的になってきた。いわゆるセカンドオピニオン。その意義や重要性が広く浸透した一方で、「主治医に失礼」「心証を悪くする」といった不安から、躊躇(ちゅうちょ)する患者が多いのも事実だ。率直に言って、医師はどう考えているのだろう。2月21日発売の週刊朝日MOOK「手術数でわかる いい病院2014」の記事から紹介する。
「医師に遠慮する患者さんの気持ちはわかるし、伝わってもきます。でも、こちらはまったく気にしていないし、それで万一の見落としが防げるならそのほうがいい」
そう言い切るのは日本医科大学武蔵小杉病院脳神経外科講師の太組一朗医師だ。もしセカンドオピニオンで異なる治療方針が提示されたら、患者の意見を尊重しながら治療方針を立てていくという。
では、患者がセカンドオピニオンを取りたいと申し出て、医師は絶対に腹を立てないのかといえば、必ずしもそうとはいえない。一部の年配の医師や、若くても一つの術式にばかりこだわっている、言い換えれば、自分に自信がありすぎるような医師の中には、機嫌を悪くする医師が存在するのも事実だ。
しかし、相手が医療の専門家である医師だからといって、何ものにも代えがたい健康や生命を預けるのは患者の側だ。「俺の言うこと」に従って命を差し出さなければならない理由などない。セカンドオピニオンを申し出て嫌な顔をされたら、それは医師を代えるチャンスと考えるべきだ。自分の考えだけを押し付ける医師とは、信頼関係が築けないだろう。
あるアンケートでは、セカンドオピニオンを取った経験のある人の7~8割が、「セカンドオピニオンを取ったことで主治医(元の医師)との信頼関係が深まった」と答えている。セカンドオピニオンは「疑い」ではなく「信頼」を得る手段なのだ。
では、どうすればセカンドオピニオンに好意的な医師と巡り合えるのだろう。前出の太組医師は苦笑しながらこう語る。
「もし『俺様の意見に逆らうのか』という医師に当たったとしたら、運が悪かったというしかない。ただ、医学部の教育でもセカンドオピニオンの重要性は刷り込まれているので、これからは“俺様医者”は確実に減っていくはず。遠慮する必要はまったくないので、どんどん尋ねてほしい」
患者は医師に向かって高圧的な態度を取る必要はないが、医師に服従する必要もない。セカンドオピニオンは堂々と求めればいい。健康も生命も自分のもの。医師のものではないのだから。
(※週刊朝日 2014年2月28日号)
これらは、人間に限った事ではないんですね。
犬の事であっても、全く同じ事が言えるんです。
我が家でも、治療方針に迷いに迷って、もう何をどうして良いやら混乱してしまった時に、セカンドオピニオンを受けました。
アリスが亡くなったばかりの頃で、私達が精神的にぐらついてたんですね。
そのタイミングで、姫も体調崩してしまっていて……
信じてやってきた事が、急に不安になってしまって、ワケ分からなくなっちゃったんです。
快く必要なデータを用意して送り出してくれた主治医の態度とか。
別の専門家による再検証や検査や説明とか。
そういうのを経て、グチャグチャに混乱してた気持ちも落ち着いて、覚悟も改められたので、コレは本当に、受けて良かった! と思えました。
実際、主治医への信頼度も上がりましたしね。
分からない事を分からないと申し出て、説明を求める事も、そうです。
因みに、受診しても、必ずしも1発で全ての病気の診断が付くわけではありません。
人間でもそう。
例えば、咳が出て熱っぽい、って病院に行ったら、まずは普通は風邪ですね、ってなるのが一般的。
よっぽど決定的な症状でも無い限りは、いきなり珍しい病気までを疑ってレントゲンやCTやMRI撮ったり血液検査したり、とはなりませんよね。
(多くの場合には、それらの検査は無駄になってしまうので)
で、風邪の症状に効果の有る薬を処方してくれます。
診断が合っていれば、薬を飲めば、症状は軽減されていく筈です。
良くならない場合にやっと、次に考え得る病気の候補を挙げて、それに対しての検査を追加でしてみましょう、となって行くのが一般的な、流れです。
一般的ではない病気って、そういった流れを踏んで診断が付く場合が殆どです。
人間ならね、自分自身で 「おっかしーなぁ……」 と思えば、自分自身で医者に申告できます。
が、犬は、自己申告出来ません。
病院以外での様子は飼い主にしか分からず、それを医者に伝えられるのも飼い主だけ。
『処方された薬は何の為に処方されているのか、それで期待出来る効果は?』
これをちゃんと確認しておかないと、
『ちゃんと期待された効果が出ているのか否か?
その効果に対して、副作用は許容出来る範囲なのか否か?』
そういった部分を観察して、報告出来ません。
獣医さんは、飼い主さんからのその報告を元に、このままの治療を継続するのか軌道修正するのか、を考えます。
また、医者が期待するだけの効果が得られていない場合や副作用が酷い場合に、次の受診日を待つべきなのか、待たずに受診すべきなのか、などなど。
そうした判断も、結局は飼い主さんが下さなければなりません。
お医者さんは、専門的な技術と知識を持っていて、診断を下して治療方針を提示してそれに沿った薬を選択して容量を決めて処方してくれます。
でも、それを毎日指示通りに飲ませて、観察して……病状次第では、時にはご飯や水も強制給餌させたり排泄の補助したり……といった事は、やっぱり飼い主がしていかねばならないんです。
提示された治療方針の中から、最終的に選択決定するのも飼い主ですしね。
つまるところ、ペットの場合の医療って、獣医さんだけでは、成立しないんですね。
飼い主さんの果たすべき役割も、重要なんです。
飼い主と獣医とが、信頼し合って二人三脚できてこそ。
特に姫たちのIMHAみたいな、原因が不明とされていて、発症や進行のプロセスも、投薬に対する反応も、予後さえも、個々でテンデバラバラな病気では……
有効とされる薬は、これが実は結構いっぱい有る。
(一般的に常備してない様な薬まで含めて……)
その中から、どれがどの子に合って、どの組み合わせで効果が高くて、どれくらいで安定させられるのか……
なんてのは、それぞれで、やってみないと、分からない。
この子には有効だった遣り方が、あの子にも有効とは限らない。
ついでに、容態も変動が有るので。
その都度で、薬の種類や量も、変動します。
多い時には1日に10数錠もの薬を飲ませます。
どれがどの薬で……ってな管理も、飼い主がガッツリ理解してないと、対処しきれない。
そういう厄介な病気では、獣医とどれだけ密に話し合えるのか、が本当に重要になってきます。
“知らないこと” は恥ではありません。
“知ろうとしないこと” こそが、怖い事です。
できましたら、皆様の目の前で今、生きているペットちゃんが元気なうちから。
獣医さんとの関わり方に、少しでも関心を持って戴けると良いなぁ、と思います。
座談会ネタ最終回、ちょっと真面目に……長くて退屈な記事かも、でゴメンナサイ<(_ _)>
参加しています
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ぼたん、10.8Kg。
こちらは変動無し。1歳5ヶ月、もう体も安定したかな。
ハチ、35.8Kg……
いえ、太ってはいない、ちゃんと筋肉で増えてるから全く問題無い、と御墨付きは貰いました!
貰いましたが……そろそろ、私ではもう、抱き上げての自宅体重測定は困難……3歳、未だに順調に成長中……!?
(大型犬飼いの皆さん、体重測定はどうなさってるんでしょう……?)
さてさて、そのワクチン接種時ですが。
当代の2匹共が、それなりに大きくなってから、我が家に来ておりまして。
いずれも最初は周りの人間を信頼してなくて、そわそわオドオド……
でも、今回は、違いますよ~♪
まずはハチから。
「アップ」
のコマンドで診察台に自分で飛び乗り……でも方向は逆が良かったので、一度降りて貰ってもう一度乗り直し。
それをちゃんと聞いて。
注射中はいつも、私は犬の顔を自分に向けて固定するんですが、今回は処置が終わるまで、ハチはジッと私を見続けてくれた。
獣医さんもビックリ。
次の ぼたん も、もう抵抗して噛み付こうなんて素振りは微塵も見せない。
逆にウンともスンとも言わないのは、緊張しすぎかな? (^_^;)
何にせよ、2匹共、最初とは雲泥の差で、とても良い子に注射を受け入れます。
「最初が最初だったんで、実はちょっと心配してたんですが、すっかりお宅の子になりましたねぇ!
お母さんをしっかり信頼して、精神的にものすごく安定して落ち着いて (*´∀`*)
日々の努力の賜。本当に、頑張りましたねぇ!」
獣医さん曰く。
飼い主さんを信頼していて飼い主さんが制御出来る犬っていうのは、万が一の病気や怪我の際に、検査も治療もスムーズに出来る。
暴れたり噛み付いたりしてくる犬(特に大型犬は……)が相手では、してあげられることが限られてしまうけれど、ちゃんと躾けられた子ならば、治療方針の選択肢だって増えるから、出来る治療を最大限でしてあげられる。
結果的には犬自身にとっても、負担やストレスが少なく済ませてあげられる。
普段からの飼い犬と飼い主との関係構築や躾というのは、そういった点からもとても大切な事なんです。
残念ながら最近は、そういった事ができていない飼い主さんが増えてしまってます。
と、いうか、出来てる子達とそうでない子達が両極端で、中間が居なくなってきたなぁ、と感じます。
だ、そうです……
してあげたい事が十分にしてあげられない状況は、獣医さんにとっても辛くもどかしい事なんですねぇ。
無関係そうに思いますけど、普段からの犬との関わり方や躾から、既に将来の治療は開始されてるんですね。
ワンコが家族だ大切だ、と思うなら尚更に、躾についても真剣に考えなきゃいけないんだな、と改めて思いました。
さて、病院繋がりな話題。
先日の “自己免疫性溶血性貧血 座談会” で、皆で意見の一致した点。
『医者に遠慮はしない』
『任せっきりにしない』
『毎日の治療に従事するのは飼い主なので、無関心でいてはならない』
ところで、コレは人間向けの記事なんですが、参考に。
dot.asahi.com さんから転用。
『長く付き合いたい 医師が語る“理想のかかりつけ医”とは?』
日頃から世話になり、いざというときにしかるべき病院に送ってくれるのが、かかりつけ医だ。
「健康について困ったとき、とりあえず相談ができて、何らかの道を開いてくれる存在」。
“理想のかかりつけ医像”をそう表現するのは、東京都世田谷区にあるプライマリーケア東京クリニック院長の黒須譲医師。同クリニックは初期診療に特化した医療機関だ。「広く浅く」に徹し、守備範囲はかぜや頭痛から腰痛、さらにはうつなどの心療内科的症状までを網羅する。対応できるものは対応し、その域を超えたものは速やかに専門性の高い他の医療機関に紹介する、まさに医療の窓口だ。
「日本では患者自身の判断で初めから専門性の高い医師にもかかれます。しかしそれは患者の判断を土台としており、ときに間違った診断や時間の無駄、不必要な検査の温床にもなり得る。日頃からその人の基礎的な医療情報を持つ医師によるジャッジが、効率性と安全性の高い医療につながるのです」(黒須医師)
そのためには、いいかかりつけ医を見つけておくことが前提になるだろう。では、どんな医師がかかりつけ医に向いているのか。
医師らの意見を総合すると、(1)アクセスがいい、(2)医師間のネットワークが充実している、(3)話しやすい、という3点に集約される。
まず(1)。どんな名医でも、困ったときにすぐに駆け込めないのでは、かかりつけ医の機能は発揮できない。
(2)は、手術や入院の必要が生じたとき、「この病気ならこの先生」と、疾患ごとに得意とする医師につないでもらうためだ。かかりつけ医自身が広範囲のネットワークを構築している必要があることを指している。
そして、(3)が最も重要だろう。どんなに評判がよくても、会話をするだけで苦痛になる人物に自分の健康を任せるのは無理がある。何でも話せる、相性の合う医師を選ぶべきだ。
この医師と決めたら長く付き合うこと。付き合いが長くなるほど患者のデータは蓄積され、万一の際には役立つ。「一家そろって信頼できる町のお医者さん」を見つけておきたい。
(※週刊朝日 2014年2月28日号)
もう一点。
『「セカンドオピニオン」は主治医に失礼? 医師の本音とは』
医師から診断が下されたときや治療方針が提示されたとき、他の医師の意見を聞くことが一般的になってきた。いわゆるセカンドオピニオン。その意義や重要性が広く浸透した一方で、「主治医に失礼」「心証を悪くする」といった不安から、躊躇(ちゅうちょ)する患者が多いのも事実だ。率直に言って、医師はどう考えているのだろう。2月21日発売の週刊朝日MOOK「手術数でわかる いい病院2014」の記事から紹介する。
「医師に遠慮する患者さんの気持ちはわかるし、伝わってもきます。でも、こちらはまったく気にしていないし、それで万一の見落としが防げるならそのほうがいい」
そう言い切るのは日本医科大学武蔵小杉病院脳神経外科講師の太組一朗医師だ。もしセカンドオピニオンで異なる治療方針が提示されたら、患者の意見を尊重しながら治療方針を立てていくという。
では、患者がセカンドオピニオンを取りたいと申し出て、医師は絶対に腹を立てないのかといえば、必ずしもそうとはいえない。一部の年配の医師や、若くても一つの術式にばかりこだわっている、言い換えれば、自分に自信がありすぎるような医師の中には、機嫌を悪くする医師が存在するのも事実だ。
しかし、相手が医療の専門家である医師だからといって、何ものにも代えがたい健康や生命を預けるのは患者の側だ。「俺の言うこと」に従って命を差し出さなければならない理由などない。セカンドオピニオンを申し出て嫌な顔をされたら、それは医師を代えるチャンスと考えるべきだ。自分の考えだけを押し付ける医師とは、信頼関係が築けないだろう。
あるアンケートでは、セカンドオピニオンを取った経験のある人の7~8割が、「セカンドオピニオンを取ったことで主治医(元の医師)との信頼関係が深まった」と答えている。セカンドオピニオンは「疑い」ではなく「信頼」を得る手段なのだ。
では、どうすればセカンドオピニオンに好意的な医師と巡り合えるのだろう。前出の太組医師は苦笑しながらこう語る。
「もし『俺様の意見に逆らうのか』という医師に当たったとしたら、運が悪かったというしかない。ただ、医学部の教育でもセカンドオピニオンの重要性は刷り込まれているので、これからは“俺様医者”は確実に減っていくはず。遠慮する必要はまったくないので、どんどん尋ねてほしい」
患者は医師に向かって高圧的な態度を取る必要はないが、医師に服従する必要もない。セカンドオピニオンは堂々と求めればいい。健康も生命も自分のもの。医師のものではないのだから。
(※週刊朝日 2014年2月28日号)
これらは、人間に限った事ではないんですね。
犬の事であっても、全く同じ事が言えるんです。
我が家でも、治療方針に迷いに迷って、もう何をどうして良いやら混乱してしまった時に、セカンドオピニオンを受けました。
アリスが亡くなったばかりの頃で、私達が精神的にぐらついてたんですね。
そのタイミングで、姫も体調崩してしまっていて……
信じてやってきた事が、急に不安になってしまって、ワケ分からなくなっちゃったんです。
快く必要なデータを用意して送り出してくれた主治医の態度とか。
別の専門家による再検証や検査や説明とか。
そういうのを経て、グチャグチャに混乱してた気持ちも落ち着いて、覚悟も改められたので、コレは本当に、受けて良かった! と思えました。
実際、主治医への信頼度も上がりましたしね。
分からない事を分からないと申し出て、説明を求める事も、そうです。
因みに、受診しても、必ずしも1発で全ての病気の診断が付くわけではありません。
人間でもそう。
例えば、咳が出て熱っぽい、って病院に行ったら、まずは普通は風邪ですね、ってなるのが一般的。
よっぽど決定的な症状でも無い限りは、いきなり珍しい病気までを疑ってレントゲンやCTやMRI撮ったり血液検査したり、とはなりませんよね。
(多くの場合には、それらの検査は無駄になってしまうので)
で、風邪の症状に効果の有る薬を処方してくれます。
診断が合っていれば、薬を飲めば、症状は軽減されていく筈です。
良くならない場合にやっと、次に考え得る病気の候補を挙げて、それに対しての検査を追加でしてみましょう、となって行くのが一般的な、流れです。
一般的ではない病気って、そういった流れを踏んで診断が付く場合が殆どです。
人間ならね、自分自身で 「おっかしーなぁ……」 と思えば、自分自身で医者に申告できます。
が、犬は、自己申告出来ません。
病院以外での様子は飼い主にしか分からず、それを医者に伝えられるのも飼い主だけ。
『処方された薬は何の為に処方されているのか、それで期待出来る効果は?』
これをちゃんと確認しておかないと、
『ちゃんと期待された効果が出ているのか否か?
その効果に対して、副作用は許容出来る範囲なのか否か?』
そういった部分を観察して、報告出来ません。
獣医さんは、飼い主さんからのその報告を元に、このままの治療を継続するのか軌道修正するのか、を考えます。
また、医者が期待するだけの効果が得られていない場合や副作用が酷い場合に、次の受診日を待つべきなのか、待たずに受診すべきなのか、などなど。
そうした判断も、結局は飼い主さんが下さなければなりません。
お医者さんは、専門的な技術と知識を持っていて、診断を下して治療方針を提示してそれに沿った薬を選択して容量を決めて処方してくれます。
でも、それを毎日指示通りに飲ませて、観察して……病状次第では、時にはご飯や水も強制給餌させたり排泄の補助したり……といった事は、やっぱり飼い主がしていかねばならないんです。
提示された治療方針の中から、最終的に選択決定するのも飼い主ですしね。
つまるところ、ペットの場合の医療って、獣医さんだけでは、成立しないんですね。
飼い主さんの果たすべき役割も、重要なんです。
飼い主と獣医とが、信頼し合って二人三脚できてこそ。
特に姫たちのIMHAみたいな、原因が不明とされていて、発症や進行のプロセスも、投薬に対する反応も、予後さえも、個々でテンデバラバラな病気では……
有効とされる薬は、これが実は結構いっぱい有る。
(一般的に常備してない様な薬まで含めて……)
その中から、どれがどの子に合って、どの組み合わせで効果が高くて、どれくらいで安定させられるのか……
なんてのは、それぞれで、やってみないと、分からない。
この子には有効だった遣り方が、あの子にも有効とは限らない。
ついでに、容態も変動が有るので。
その都度で、薬の種類や量も、変動します。
多い時には1日に10数錠もの薬を飲ませます。
どれがどの薬で……ってな管理も、飼い主がガッツリ理解してないと、対処しきれない。
そういう厄介な病気では、獣医とどれだけ密に話し合えるのか、が本当に重要になってきます。
“知らないこと” は恥ではありません。
“知ろうとしないこと” こそが、怖い事です。
できましたら、皆様の目の前で今、生きているペットちゃんが元気なうちから。
獣医さんとの関わり方に、少しでも関心を持って戴けると良いなぁ、と思います。
座談会ネタ最終回、ちょっと真面目に……長くて退屈な記事かも、でゴメンナサイ<(_ _)>
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2014/08/19 (Tue)
今年の夏休みは、有意義に過ごさせて戴きました。
姫が病気になってからは、置いて出掛けるなんてことは全く考えられなかったもので……
まるっと3年振りに、父ちゃんにお留守番をお願いして、遠方にお嫁に行った20年来の友人と会ってみたりもしてきちゃった♪
この夏は、降り方は夏だけど、雨降りの日数は梅雨に逆戻りかよ!?
って、言いたくなる不安定な天気が続いていて、お出掛け中も降ったり止んだりでハラハラさせられはしましたが、まぁ、めいっぱい楽しんで来た。
新東名も初めて通ってみた。
新しい道は奇麗で走りやすいね~♪
PA・SAは犬飼いさんにも親切にできている。
あちこちにドッグランが有って、過ごしやすい。
下りの駿河湾沼津SAでは、ドッグカフェまで!
で、ここからの眺望は素晴らしい。
因みに反対側を見上げると、こんな。
なかなかに標高が高いらしく、こんな風景も見られた。
事故処理の現場を先頭で見れる、なんてレアな事態にも遭遇。
(渋滞末尾で事故っちゃったみたいで、ごくささやかな追突事故。
すいません、不謹慎なんですが……
渋滞中のちょっとしたイベントとして喜んじゃたσ(^◇^;))
こんな愉快なお土産も~♪
(マヨに見えるけど、プリンです!
すすって戴くプリンです。
なんとな~く、気分的に、マヨっぽい味がするような気がする様なしない様な……?
完全に先入観からの気のせいなんですけどね (笑´∀`))
笑えました。
下見はバッチリ!
次は安心して、ハチ・ぼたん を連れて行く計画を~♪
さて、帰って来て一息ついて。
早速、ワクチン接種。
管理が楽なので、2匹の接種日を揃えちゃいます。
山にも入るので9種混合を選択。
ワクチン接種には賛否有ります。
ワクチンが自己免疫性溶血性貧血(IMHA)の発症の引き金になる、という説も有るのは知ってます。
病気の性質(免疫の暴走によって、自分自身の血液を異物と誤認しての破壊)から言えば、確かに引き金にはなり得るのだろう、と、そこは私も頷ける部分ではあります。
(ワクチンというのは、健康な個体には無害な様に無力化した病原菌を体内に入れる事で免疫に病原菌の遺伝子情報を記憶させて抗体を作らせる、という仕組みで病気予防につなげます)
でも、根本的な直接の原因であるとまでは、考えてません。
ワクチンを打ったからIMHAに罹るわけではないだろうし、逆にワクチンを打たなかったらIMHAに絶対に罹らないなんて事もないでしょう。
何にでも、一長一短は表裏一体。
一方だけを見て、全てを悪とするのは違うかな、と感じてます。
少なくとも、姫に関しては、発症前の混合ワクチン接種が2月で、狂犬病は3月に接種してて、発症が1月ですから、ワクチンは引き金にもなってません。
当時はまだティーカッププードルだの豆柴だの、ってのは居ませんでしたから、小さな個体が生まれつき持っているリスクについて思い至らなかったんですけどね。
思い返してみれば、姫ってば、物凄く小さな子犬でした。
ショップの人に、
「小さい子だよ。成犬になっても6~7Kg程度にしかならないかもしれないけど、そんでも良いの?」
と、念を押された程に、小さかった。
ご飯しっかり食べさせてれば、それなりに大きくなるでしょう、と気軽に考えていて、見た目の気に入った、この小さな子犬を買って来た、それが姫だったんです。
いっぱい食べさせて、アリスと一緒にいっぱい遊んで、なんだかんだで、しっかり11Kg以上で “ちょっと小ぶりなコーギー” 程度に育ってくれました。
それで安心してたんだけど……
季節の変わり目毎に皮膚炎や外耳炎を繰り返す。
皮膚の抵抗力が弱いらしくて、同じ環境・同じご飯でアリスは至って健康なのに、姫だけが頻繁に雑菌にやられて炎症を起こす。
よくよく考えてみれば、自然界では、極端に小さく産まれた個体というのは、殆どが自然淘汰されてしまって育たないんですね。
ショップで買ってきた子なんで、生まれた時の事は確認は出来ませんけど、人工授乳とかでたまたま生き残れた子だったのかもしれない。
なんにせよ、免疫系が、生来からバランス悪かったんだろうなぁ、とは、思われる。
少なくとも、姫の場合は、そういった下地が有ったのだろう、と推測されるわけです。
好きこのんで、やたらに活動的な犬種を飼ってるんだしねぇ (笑´∀`)
予防したくないし病気は怖いから、外には一切出さない、なんてのはイヤだし。
同じ病気の子達との交流も絶ちたくない。
発症しちゃった子達は、免疫の暴走を止める為に免疫抑制をしてますから、普通の子達よりも感染症の危険というのが大きいので。
会うならば、病気を持ち込まない様、最大限の配慮が必要になる。
(姫は発症からずっと、断薬出来ずで免疫抑制し続けたので、アリスは11歳当時でも、毎日4~8Kmの散歩を余裕でこなしてたので接種しました)
もしもの機会が有れば、ウチの子達が元気なウチは、供血犬としても出したいし。
(輸血出来なければ死ぬんだという恐怖も、供血犬が来てくれた時の安堵も知ってますから)
そういった諸々の条件を考えればね。
賛否両論、ございますが。
ワクチン接種、打てるだけの健康状態である間は、きっちり打とうと思ってます。
あくまでも、我が家での考えです。
各ご家庭での住環境やライフスタイル、ワンコの体調などなどの条件で、各々でよくご検討なさって下さい。
参加しています
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姫が病気になってからは、置いて出掛けるなんてことは全く考えられなかったもので……
まるっと3年振りに、父ちゃんにお留守番をお願いして、遠方にお嫁に行った20年来の友人と会ってみたりもしてきちゃった♪
この夏は、降り方は夏だけど、雨降りの日数は梅雨に逆戻りかよ!?
って、言いたくなる不安定な天気が続いていて、お出掛け中も降ったり止んだりでハラハラさせられはしましたが、まぁ、めいっぱい楽しんで来た。
新東名も初めて通ってみた。
新しい道は奇麗で走りやすいね~♪
PA・SAは犬飼いさんにも親切にできている。
あちこちにドッグランが有って、過ごしやすい。
下りの駿河湾沼津SAでは、ドッグカフェまで!
で、ここからの眺望は素晴らしい。
因みに反対側を見上げると、こんな。
なかなかに標高が高いらしく、こんな風景も見られた。
事故処理の現場を先頭で見れる、なんてレアな事態にも遭遇。
(渋滞末尾で事故っちゃったみたいで、ごくささやかな追突事故。
すいません、不謹慎なんですが……
渋滞中のちょっとしたイベントとして喜んじゃたσ(^◇^;))
こんな愉快なお土産も~♪
(マヨに見えるけど、プリンです!
すすって戴くプリンです。
なんとな~く、気分的に、マヨっぽい味がするような気がする様なしない様な……?
完全に先入観からの気のせいなんですけどね (笑´∀`))
笑えました。
下見はバッチリ!
次は安心して、ハチ・ぼたん を連れて行く計画を~♪
さて、帰って来て一息ついて。
早速、ワクチン接種。
管理が楽なので、2匹の接種日を揃えちゃいます。
山にも入るので9種混合を選択。
ワクチン接種には賛否有ります。
ワクチンが自己免疫性溶血性貧血(IMHA)の発症の引き金になる、という説も有るのは知ってます。
病気の性質(免疫の暴走によって、自分自身の血液を異物と誤認しての破壊)から言えば、確かに引き金にはなり得るのだろう、と、そこは私も頷ける部分ではあります。
(ワクチンというのは、健康な個体には無害な様に無力化した病原菌を体内に入れる事で免疫に病原菌の遺伝子情報を記憶させて抗体を作らせる、という仕組みで病気予防につなげます)
でも、根本的な直接の原因であるとまでは、考えてません。
ワクチンを打ったからIMHAに罹るわけではないだろうし、逆にワクチンを打たなかったらIMHAに絶対に罹らないなんて事もないでしょう。
何にでも、一長一短は表裏一体。
一方だけを見て、全てを悪とするのは違うかな、と感じてます。
少なくとも、姫に関しては、発症前の混合ワクチン接種が2月で、狂犬病は3月に接種してて、発症が1月ですから、ワクチンは引き金にもなってません。
当時はまだティーカッププードルだの豆柴だの、ってのは居ませんでしたから、小さな個体が生まれつき持っているリスクについて思い至らなかったんですけどね。
思い返してみれば、姫ってば、物凄く小さな子犬でした。
ショップの人に、
「小さい子だよ。成犬になっても6~7Kg程度にしかならないかもしれないけど、そんでも良いの?」
と、念を押された程に、小さかった。
ご飯しっかり食べさせてれば、それなりに大きくなるでしょう、と気軽に考えていて、見た目の気に入った、この小さな子犬を買って来た、それが姫だったんです。
いっぱい食べさせて、アリスと一緒にいっぱい遊んで、なんだかんだで、しっかり11Kg以上で “ちょっと小ぶりなコーギー” 程度に育ってくれました。
それで安心してたんだけど……
季節の変わり目毎に皮膚炎や外耳炎を繰り返す。
皮膚の抵抗力が弱いらしくて、同じ環境・同じご飯でアリスは至って健康なのに、姫だけが頻繁に雑菌にやられて炎症を起こす。
よくよく考えてみれば、自然界では、極端に小さく産まれた個体というのは、殆どが自然淘汰されてしまって育たないんですね。
ショップで買ってきた子なんで、生まれた時の事は確認は出来ませんけど、人工授乳とかでたまたま生き残れた子だったのかもしれない。
なんにせよ、免疫系が、生来からバランス悪かったんだろうなぁ、とは、思われる。
少なくとも、姫の場合は、そういった下地が有ったのだろう、と推測されるわけです。
好きこのんで、やたらに活動的な犬種を飼ってるんだしねぇ (笑´∀`)
予防したくないし病気は怖いから、外には一切出さない、なんてのはイヤだし。
同じ病気の子達との交流も絶ちたくない。
発症しちゃった子達は、免疫の暴走を止める為に免疫抑制をしてますから、普通の子達よりも感染症の危険というのが大きいので。
会うならば、病気を持ち込まない様、最大限の配慮が必要になる。
(姫は発症からずっと、断薬出来ずで免疫抑制し続けたので、アリスは11歳当時でも、毎日4~8Kmの散歩を余裕でこなしてたので接種しました)
もしもの機会が有れば、ウチの子達が元気なウチは、供血犬としても出したいし。
(輸血出来なければ死ぬんだという恐怖も、供血犬が来てくれた時の安堵も知ってますから)
そういった諸々の条件を考えればね。
賛否両論、ございますが。
ワクチン接種、打てるだけの健康状態である間は、きっちり打とうと思ってます。
あくまでも、我が家での考えです。
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2014/08/13 (Wed)
暑い時期の実家帰省中の恒例行事と化して参りました、海遊び!
(これも毎度のネタになりつつありますが……ジャック兄妹の海ちゃんじゃなくて、泳ぐ方の海ね!)
今年は出だしからして台風が来ていて……
台風一過はカラッと晴天、がこれまでの常識だった筈なのに、今回は、その後もスッキリしないお天気で……
なかなかチャンスに恵まれなかったけれど。
やっと。
今朝、行って来ました!
「ヒーハー♪♪♪♪♪」
例によって例のごとく、海岸に打ち上げられている木や竹といった物を、投げて取りに行く遊び。
いつも大喜びで海に入って熱心に流木を拾いに行くのは、ハチと陸。
(海も ぼたん も泳げるのは確認済だが、この子達は、泳ぎを楽しいとは思ってないらしくて、主に水際で遊んでいる)
因みに、ラブラドールの起原はウォータードッグ。
泳ぎを得意とする犬種で、指と指の間には、水かきまで付いてます!
↓ ハチの前足。
比較用に、↓ 陸の前足。
背景がピンクでわかりにくいか?
広げてないけど、ついでに、↓ ぼたん の前足。
なのに!
これまでは、ハチは、なんと、泳げませんでした~ σ(^◇^;)
参考の過去記事
先月の帰省で海に行った際は、 “もしかして泳いだ!?” で、イマイチ確信持てないまま帰路につきましたが……
今回は、ちゃんと泳いでるよ!♪
やっとこさ、カナヅチ返上です!
おめでとう、ハチ(笑´∀`)
波打ち際に一抱えも有りそうなエイが泳いでいたりして、ビックリ (゜ロ゜屮)屮
参加しています
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(これも毎度のネタになりつつありますが……ジャック兄妹の海ちゃんじゃなくて、泳ぐ方の海ね!)
今年は出だしからして台風が来ていて……
台風一過はカラッと晴天、がこれまでの常識だった筈なのに、今回は、その後もスッキリしないお天気で……
なかなかチャンスに恵まれなかったけれど。
やっと。
今朝、行って来ました!
「ヒーハー♪♪♪♪♪」
例によって例のごとく、海岸に打ち上げられている木や竹といった物を、投げて取りに行く遊び。
いつも大喜びで海に入って熱心に流木を拾いに行くのは、ハチと陸。
(海も ぼたん も泳げるのは確認済だが、この子達は、泳ぎを楽しいとは思ってないらしくて、主に水際で遊んでいる)
因みに、ラブラドールの起原はウォータードッグ。
泳ぎを得意とする犬種で、指と指の間には、水かきまで付いてます!
↓ ハチの前足。
比較用に、↓ 陸の前足。
背景がピンクでわかりにくいか?
広げてないけど、ついでに、↓ ぼたん の前足。
なのに!
これまでは、ハチは、なんと、泳げませんでした~ σ(^◇^;)
参考の過去記事
先月の帰省で海に行った際は、 “もしかして泳いだ!?” で、イマイチ確信持てないまま帰路につきましたが……
今回は、ちゃんと泳いでるよ!♪
やっとこさ、カナヅチ返上です!
おめでとう、ハチ(笑´∀`)
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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
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陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
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ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
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