姫たのしっぽ

１年後の生存率が５０％以下だという難病『免疫介在性（自己免疫性）溶血性貧血（IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬ぼたんのドタバタ日常日誌です

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2024/11/25 (Mon)

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バランスが肝心です

2012/07/19 (Thu)

自己免疫性溶血性貧血と闘っている愛犬、姫の日記です。

ここへ来て姫の食欲は、あまり良くない所を基準に、大きく食べムラが出始めた。
食べたり食べなかったり食べなかったり食べたり食べなかったり……

おやつや果物といった嗜好性の高い物は比較的食べてたので、体重維持を優先して……と言いたいところだが……

極端にドッグフードの比率が減るのも、心配なのだ……

持病にストルバイト尿石症が有って、ドッグフードはｐＨコントロール用の療法食を使っている。
要するに、食べる物優先にし過ぎると、今度は尿石症が再発する危険が出てくる。
それはそれで、非常に困る。
膀胱から出血したりするから。
今は少しでも血は無駄にできない。

どう、バランスを取って行くべきか……？

と、心配していたのだが……

この３日は特に食い付きが良くない。
少しでも食べる給餌方法を試行錯誤しつつ、幾らかは食べさせていたのだが。
昨日・今日で、折角食べても、嘔吐する。
今朝は吐いた直後の血色があまりに悪かったので、慌てて、病院へ。

※病院に着く頃には、血色は戻ってました。
（人間でも、嘔吐する時って、気分悪くて顔面蒼白になってたりするし。多分、そんな感じだったんでしょう）

元４月は２年前の健康な頃の数値（毎年フェラリアの検査で採血するついでに、健康診断をしてもらってます）

項目	基準値	元４月	6/29	7/12	7/19
WBC　白血球	60~170 10²/ul	112	82	201	121
RBC　赤血球	550~850 10⁴/ul	651	521	529	500
HGB　ヘモグロビン	12~18 g/dl	17.1	12.4	11.9	11.1
HCT　赤血球容積	37~55 %	53.2	37.5	37.0	34.8
MCV　平均赤血球容積	60~77 fl	82	72.0	69.9	69.6
MCH	19.5~24.5 pg	26.3	23.8	22.5	22.2
MCHC　血色素濃度	32.0~36.0 g/dl	32.1	33.1	32.2	31.9
Plt　血小板	20.0~50.0 10⁴/ul	50.4	54.3	56.6	34.9

免疫抑制剤の減量は無理。

やむなく今日の所は、整腸剤を注射で１本。

１日様子見して、その結果次第で、今後は薬の種類を変えていく方向で。

もうちょっと療法食を食べてくれさえすれば、尿石症については、そう神経質にならなくても済むし。
体力的にも、ちゃんと食べないとね。

注射が効いた頃に少し食べてくれた分は、嘔吐せず。
でも、晩は申し訳程度に数粒食べただけ。

それでも、散歩には大喜び。
それでちょっと刺激されたか？
いつもに比べたら少ないけど、焼き芋は食べた（￣∇￣）