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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2013/08/25 (Sun)
大雨ですね。
今年も24時間テレビやってますね。

私は基本的には嫌いじゃないです。
ドミノとか、むしろ大好きです。
でも、ちょっと、あのドラマは……
お涙頂戴で、ドラマ性は、こういうのの方が有るんでしょうけど、私にゃ見れません……

今まさに、闘ってる人にとっては、見たいのはそういう事ではない訳です。
真っ暗なトンネルの中を、手探りでようよう這い進んでいる、その先に。

出口は有るのか!?

有ると思えば、光目指して踏ん張れる。
でも、無いなら、じゃぁ、何の為に藻掻いてあがいてるんだか!?
何をどう頑張っても、何ともならない、って思っちゃったら、もうそこから先に進めないじゃん。

欲しいのは、今まさに藻掻いて苦しんでる、その先に 『出口は有る』 と信じる為の、希望じゃない?
と、思ったりするわけです。



ドラマ性は無くてもね。
生きて頑張ってる姿を見たいよね。
と、個人的には、そう思う。



と、いうわけで(?)

私は、19歳で、卵巣癌を患いました。
正式には、粘液性境界悪性卵巣腫瘍。
(実は、未だに単語の順番がよく分からん…… (^_^;) )

実際の所、そんな大層なもんでもなくて、5年後の生存率は90%だそうで。
(姫の方が遙かに難しい状況だったり……? や、数字の問題じゃないんだけどね)
かなり後になってから再発したりするケースは多いらしいけど。

取り敢えず、あれから20年以上が経ったけど、再発も無く、こうして私は生きてます。

元々、きっと弱かったんだろうね。
切除済の卵巣だけじゃなくて、残った方もあまり正常には機能してないんで。
ホルモンバランス、ガタガタだったりするけど。
途中、血腫こさえて、安静令出たりとかも有ったけど。
色々と問題は有って、私も病院とは縁が切れないけど。

でも、毎朝のトレッキング→ドッグラン、夕方の4Km散歩を普通にこなせちゃう位、元気ですよ♪



20年前は抗癌剤というと、入院しての点滴治療(投薬期間と休薬期間を数度繰り返す)が普通で、2度の開腹手術と、抗癌剤治療で4ヶ月の入院。
一言で抗癌剤治療と言っても、これが、副作用の出方は個々人で見事なまでにテンデバラバラ。

早々に髪が抜け落ちて、カツラを着けていた人。
治療中には病室に宅配ピザを頼む程元気(?)なのに、休薬期間に入ると、輸血が必要な程の極度の貧血で(抗癌剤は骨髄に影響する為、貧血を起こします)面会謝絶になる人。
肝機能に極端に影響が出てしまって、治療を延期せざるを得なかった人。

私は、投薬期間中に延々と吐いてました。
(休薬期間中は元気すぎて、短期入院の人達にほぼ例外なく 『何で入院してるの?』 と言われ続けた)
抗癌剤入ると、そこからは、水を飲んでも吐く。
固形物なんぞ、投薬期間の5日間は、ほぼ無理。
10分で良いから腹に入れておけ、とクラッカーを1枚、を目標に食べる努力はしたけど、10分持たずで途中で諦めたり。
(点滴への栄養剤は目一杯追加されてました)
うとうと寝かかっては吐き気で起きる。
点滴を1日に5パックも6パックも入れれば、トイレも近くなるから、イヤでも起き出さねばならない。
ので、昼も夜も碌すっぽ寝られない。
5日間ずっと、なので、後半は発狂しそうでしたね。

窓の外の桟の上にでも出て隠れてたら、治療しなくて良いかな?
とか普通なら考えないだろうアホな事を、かなり本気で考えてた。

一体全体、何の為に、こんな拷問じみた事を我慢してなきゃなんないわけ?

ってね、泣いた泣いた。
他の人達も、いっぱい泣いてた。

不妊治療をがんばろう、と病院に行ったのに、そこで癌が見付かった人。
妊娠検診で癌が見付かって、ギリギリまで待ってから帝王切開で出産してそのまま癌の摘出手術して治療開始で、お乳すら飲ませられず、待望の赤ちゃんと殆ど会えないまま入院生活を送る人。
(免疫が落ちてるので、基本的に赤ちゃんとは会えません)
結婚式を土壇場でキャンセル延期せざるを得なかった人。
(結婚式に向けて伸ばしていた髪も、ホラー映画張りな脱毛で、切るしかなかった)

「こんなん、止めちゃいたいんだけど……」

っていうのが、本音。
でも、生きていく為には、そんな治療を乗り越えなきゃならない。

治る、って信じなきゃ、こんな苦しい思いする治療なんて、続けられやしない。

死ぬ為に苦しんでるんじゃない。
生きる為に、コレを乗り越えるんだ!

そうして、20年、生きてる私が居る。

生存率、遙かに低かった姫だって、まだ生きて、毎日ちゃんと笑ってる。

きっと乗り越えられる。
このトンネルには出口が有る!
ゆっくりで良い、ちょっとずつで良い。
進みさえすれば、きっと光は見えてくる。





若さは 『病気にならない』 根拠にはなりません。
早期発見・早期治療が肝心です。
健康診断は、ちゃんと受けておきましょう。


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うんうん・・・
そう、希望がないとトンネルの中は真っ暗だもんね。
一筋の光でもあれば人はゆっくりと歩めるものだと思う。

姫ハチ母さんは若いときに人生の全てといっていいくらいの苦しみを味わってしまったんですね。・・・でも、だから後半はきっと楽しいことがいっぱい待ってますよ。良いことも悪いこともチャラで終わるものだといいますから。

うちの旦那様も11年前に悪性膀胱ガンで浜松で見放されて東京の癌センターで大手術をして生還したヒトです。膀胱を全摘し小腸を切って人口膀胱を作ったので尿意が無く今も2~3時間に1回はトイレに行きますよ。夜中でも振動目覚ましで起きるので隣に寝てる私も目が覚めます・・・はい、だからフランの1時間半の外チッコへの誘導は慣れてるっていうか割りと平気なんです。旦那様は自分でトイレに行ってくれるけどフランは窓を開けて出し入れしなくちゃいけないですけど発症当時は弱っていて全て抱っこが必要でしたが今は窓を開ければ自分で出入りできるのでラクになりました。これも一筋の光です。

人生、ラクに見えるヒトもいっぱいいるけれど悲しみを知った人は優しくなれると思います。少しのことにものすごい喜びを感じたり・・・。
お互いにボチボチと頑張ろうね。
ふらりん 2013/08/26(Mon)05:07:33 編集
Re:うんうん・・・
ご主人も、一生懸命、生きておられる一人なんですね。
そういう姿にこそ、勇気を貰えると感じます。

良くも悪くも、

為るように成る
為るようにしか成らない

のだと思います。

自分にできる事を、出来るように。
3歩進んで2歩退がっても、諦めない限りは進みますもの。

そんな感じで、頑張りましょう。
【2013/08/26 19:35】
無題
大変な思いをされましたね。しかも、若い時に。
私の周りにも結構多いんです。でも、みんな明るく前向きなので、言われなければそんな大変な時を経験したなんて全く思いもよりません。
経験は千差万別、その人の人生にそれぞれの意味をもたらすんだと思います。苦しんだ分、他の人にはない何かを持ってますね。
バンサー世話係 URL 2013/08/27(Tue)12:04:20 編集
Re:無題
自分には関係無い、と思っていると気付きませんけど、病気は割合、誰にでも平等に忍び寄ってるものですよね。
過信せずに、あまり様子見せずに、病院を頼ってくれたら、きっと多くの人が笑顔を無くさずに済むのだろうと思います。

お互いに、ワンズのお世話の為にも(笑)健康には気を付けましょう。
易々と他人には任せられない、大型犬飼いですもん。
うかうか寝込んでなんぞいられません ( ̄∇ ̄)
【2013/08/27 22:56】



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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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