1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫
そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです
現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2016/04/30 (Sat)
心配されていたお天気も何とか持って……というか、基本薄曇り程度で、比較的穏やかで時折陽も射す、なかなかにオフ会日和だったのではないでしょうか、の4月最初の日曜日。
先代・姫の闘病仲間が集合しました。
(集合早々にオヤツに群がる犬達。奇跡的に全員の顔が入った!)
この2匹が、この日会いたかった子達。
シェルティーのフラン君と、ジャックラッセルテリアのアルテ君。
サラッサラの被毛を靡かせて走る姿の美しい美男子フラン君。
最近、目の手術を乗り越えたばかりだけど、ジャックらしい逞しさいっぱいなアルテ君。
2匹共、順風満帆、とはいきません。
最近の研究で、この子達の病気、免疫介在性溶血性貧血 (英: immune-mediated hemolytic anemia: IMHA、又は自己免疫性溶血性貧血(autoimmune hemolytic anemia: AIHA))というのは、遺伝的な素因も有る、と言われています。
まだ具体的な事は不明なままだけど、免疫応答系と遺伝的素因に環境要因(ホルモンバランス等々)が合わさるのを切欠に発症するのでは、と。
(人間用ですが 難病情報センター 参照)
因みに同じく自己免疫による病気であるリウマチの人間での発症率は人種に無関係に全人口の0.5%~1%程度なのに対し、一卵性双生児で片方が発症した場合のもう片方の発症率は10%にまで跳ね上がるそうです。
アルテ君の兄弟犬も、同じ病気を発症して亡くなりました。
(他にも血縁関係の有るワンコさん同士で同病を発症しているケースが複数確認出来ている)
生まれつき、どっかやっぱり弱いんでしょうね。
姫もそうだった様に、フラン君もアルテ君も、免疫介在性溶血性貧血意外の病気にもたびたび悩まされてます。
そういうのも含めての闘病生活。
まめまめしく体中をチェックして、短い周期で続く病院通い。
(姫は闘病期間2年9ヶ月で、血液検査回数94回。通院は平均で週1ペースでした)
物理的な負担も当然有るし、不安や恐怖という心理的な負担も有る。
でも、周囲には理解も共感もなかなかしてもらえない。
「たかが犬でしょ」
は、まぁ、割と普通の反応。
中には
「治療は飼い主のエゴだ。安楽死させて次の犬を飼え」
などと叱責までされた、なんておっしゃる飼い主さんも居る。
そういう実体験が有ると、自分に閉じこもりがちになっちゃうんですよね。
ますます鬱々と独りで悩んで不安になって、と悪循環で、これが実はかなりキツイ。
そういう不安や苦労を、吐き出し合える理解し合える、っていうだけでも気持ちが楽になる。
最初に病名を聞かされた時に「何の呪文だ!?」という感想しか持てなかった様な、知名度の低い病気なもんだから、実体験からの生きた情報の交換ってのも、物凄く、助かる。
と、いうご大層な名目も有ったり無かったり……?
でも単純に、仲間達の明るい笑顔が見れたら幸せ、みたいな(*´∀`*)
たとえばフラン君。
めっちゃ真剣な顔して見つめている先は……
オヤツでした~
で、この幸せ笑顔。
目敏くそれを見ていたアルテ君も速攻でやってくる。
こういう当たり前に普通な姿が、嬉しかったりする。
ところで……
全員ノーリードで頑張って挑戦した奇跡の集合写真!
いや、メチャクチャ苦労してまんがな!
って痕跡だらけですが……
足の間から失礼します、なシェルティーから順番に、フラン君。
その弟分、フラン君への献血を頑張った経験の有るマロン君。
姫への献血経験有りの、うちのハチ。
闘病仲間だった姫から代替わりした、ヤンチャ娘のぼたん。
アルテ君の弟のクルーガ君。
そして闘病生活の一番長いアルテ君。
ハチからクルーガ君の3匹が、若造トリオです。
特に ぼたん とクルーガ君は年齢もサイズも近いから、実に良い遊び相手。
時々ハチ、乱入(*´∀`*)
因みに、第二東名開通のお陰か、東名利用して渋滞無しな、実に快適な日帰りプチ旅行になりました\(^O^)/
今年も開催されます、介助犬フェスタ。
参加しています
↑応援の『ポチ』をお願い致します<(_ _)>↓
先代・姫の闘病仲間が集合しました。
(集合早々にオヤツに群がる犬達。奇跡的に全員の顔が入った!)
この2匹が、この日会いたかった子達。
シェルティーのフラン君と、ジャックラッセルテリアのアルテ君。
サラッサラの被毛を靡かせて走る姿の美しい美男子フラン君。
最近、目の手術を乗り越えたばかりだけど、ジャックらしい逞しさいっぱいなアルテ君。
2匹共、順風満帆、とはいきません。
最近の研究で、この子達の病気、免疫介在性溶血性貧血 (英: immune-mediated hemolytic anemia: IMHA、又は自己免疫性溶血性貧血(autoimmune hemolytic anemia: AIHA))というのは、遺伝的な素因も有る、と言われています。
まだ具体的な事は不明なままだけど、免疫応答系と遺伝的素因に環境要因(ホルモンバランス等々)が合わさるのを切欠に発症するのでは、と。
(人間用ですが 難病情報センター 参照)
因みに同じく自己免疫による病気であるリウマチの人間での発症率は人種に無関係に全人口の0.5%~1%程度なのに対し、一卵性双生児で片方が発症した場合のもう片方の発症率は10%にまで跳ね上がるそうです。
アルテ君の兄弟犬も、同じ病気を発症して亡くなりました。
(他にも血縁関係の有るワンコさん同士で同病を発症しているケースが複数確認出来ている)
生まれつき、どっかやっぱり弱いんでしょうね。
姫もそうだった様に、フラン君もアルテ君も、免疫介在性溶血性貧血意外の病気にもたびたび悩まされてます。
そういうのも含めての闘病生活。
まめまめしく体中をチェックして、短い周期で続く病院通い。
(姫は闘病期間2年9ヶ月で、血液検査回数94回。通院は平均で週1ペースでした)
物理的な負担も当然有るし、不安や恐怖という心理的な負担も有る。
でも、周囲には理解も共感もなかなかしてもらえない。
「たかが犬でしょ」
は、まぁ、割と普通の反応。
中には
「治療は飼い主のエゴだ。安楽死させて次の犬を飼え」
などと叱責までされた、なんておっしゃる飼い主さんも居る。
そういう実体験が有ると、自分に閉じこもりがちになっちゃうんですよね。
ますます鬱々と独りで悩んで不安になって、と悪循環で、これが実はかなりキツイ。
そういう不安や苦労を、吐き出し合える理解し合える、っていうだけでも気持ちが楽になる。
最初に病名を聞かされた時に「何の呪文だ!?」という感想しか持てなかった様な、知名度の低い病気なもんだから、実体験からの生きた情報の交換ってのも、物凄く、助かる。
と、いうご大層な名目も有ったり無かったり……?
でも単純に、仲間達の明るい笑顔が見れたら幸せ、みたいな(*´∀`*)
たとえばフラン君。
めっちゃ真剣な顔して見つめている先は……
オヤツでした~
で、この幸せ笑顔。
目敏くそれを見ていたアルテ君も速攻でやってくる。
こういう当たり前に普通な姿が、嬉しかったりする。
ところで……
全員ノーリードで頑張って挑戦した奇跡の集合写真!
いや、メチャクチャ苦労してまんがな!
って痕跡だらけですが……
足の間から失礼します、なシェルティーから順番に、フラン君。
その弟分、フラン君への献血を頑張った経験の有るマロン君。
姫への献血経験有りの、うちのハチ。
闘病仲間だった姫から代替わりした、ヤンチャ娘のぼたん。
アルテ君の弟のクルーガ君。
そして闘病生活の一番長いアルテ君。
ハチからクルーガ君の3匹が、若造トリオです。
特に ぼたん とクルーガ君は年齢もサイズも近いから、実に良い遊び相手。
時々ハチ、乱入(*´∀`*)
因みに、第二東名開通のお陰か、東名利用して渋滞無しな、実に快適な日帰りプチ旅行になりました\(^O^)/
今年も開催されます、介助犬フェスタ。
参加しています
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■無題
もう1ヶ月がたつのね。
そしてハチぼたん家は ↑ 海(爆)
やっぱり写真がメチャ綺麗だわぁ♡
それに私はアルテ君とフランのツーショットを
撮れなかったのですごく嬉しい (*^-^*)
本当に何かと言うことだらけの病犬ですが
食欲旺盛でやたらと人間くさい(笑)
腫瘍摘出もどうしようか連休明けには決めなきゃ
いけないんだけどね・・
気持ちが分かりあえる友達は本当に貴重です。
旦那は一緒に泣いてくれないもん・・
また秋に会えるのを楽しみにしています
そしてハチぼたん家は ↑ 海(爆)
やっぱり写真がメチャ綺麗だわぁ♡
それに私はアルテ君とフランのツーショットを
撮れなかったのですごく嬉しい (*^-^*)
本当に何かと言うことだらけの病犬ですが
食欲旺盛でやたらと人間くさい(笑)
腫瘍摘出もどうしようか連休明けには決めなきゃ
いけないんだけどね・・
気持ちが分かりあえる友達は本当に貴重です。
旦那は一緒に泣いてくれないもん・・
また秋に会えるのを楽しみにしています
■Re:無題
どこまでやってあげるのが良いのだろう、って本当に悩ましいですよね。
私も随分と悩んだし、病院で大泣きしてくる恥ずかしい事も1度ならずやらかしていたり……σ(^◇^;)
それがどんなであっても、ワンコさんを毎日見ている飼い主が一生懸命考えて出した答えが一番正しいのだと思います。
私も随分と悩んだし、病院で大泣きしてくる恥ずかしい事も1度ならずやらかしていたり……σ(^◇^;)
それがどんなであっても、ワンコさんを毎日見ている飼い主が一生懸命考えて出した答えが一番正しいのだと思います。
■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子
ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫
★実家の犬達★
陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ
★お星様になった先輩犬★
アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子
姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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