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1年後の生存率が50%以下だという難病『免疫介在性(自己免疫性)溶血性貧血(IMHA)』に罹ってしまった姫

そんな愛犬の経過を中心に、日々のアレコレを綴り始めたのが切欠のブログです

現在は、介助犬候補だったキャリアチェンジ犬のハチと、売れ残り犬 ぼたん のドタバタ日常日誌です
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2024/11/27 (Wed)
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2011/01/22 (Sat)

21日の朝ご飯は食べたのに、その晩にはまた食べなくなってしまった。

大好物の焼き芋なら食べてくれるかもしれないと、急遽芋を焼いてみたけど、結局それも一口たりと食べてくれない。

今朝もダメ。
薬はまだたくさん残ってるけど、全く食べられない位に具合が悪い、って事実のほうが重大だ。


病院へ連れて行く。
この頃までは余裕が有った。
アリスも連れて、散歩を兼ねて歩いて行く。


全く食べないって事で病院でも皆が心配してくれて、診察前にも関わらずミルクビスケット(診察後のご褒美用)を看護師さんが差し出すと・・・・・・


ぱっくんちょ!


あれ?

環境も違うし、しばらくまともに食べてないからいい加減でお腹も空いてきたか?
と。看護師さん、更に試供品のドライフードを持ってきて、一つまみ。


クンクンと臭いを嗅いで、プイっと。


おやぁ?
また、ビスケット。
食べる!


今度は獣医さんの指示で缶詰登場が!
しかもわざわざレンジでチン!(点滴あっためるのにレンジが置いてある)
でも、食べず。
小さく割ったビスケットに缶詰乗せてみるも、ダメ。


ビスケットだけは食べる。


基準はよくわからんが、ともかく食欲が決定的に無い事はハッキリした。
ので、異物を飲み込んじゃってないか、胃や腸に刺さっていたりしないかを確認する為、エコー検査。
結果は、良いのか悪いのか、異常無し。
ただ、やはりエコーの動画で見て腸の動きが鈍いのを再確認できた。


ということで。
食べられないと体力が続かないので、栄養と、腸を動かすお薬を混ぜて
点滴をしてもらう事に。
前回貰った薬は一旦お休みして、別の薬を3日分処方され、開けちゃった缶詰も購入。食べてくれれば良いな、という期待とともに試供品のドライフードも貰って。
これだけは食べたから、と、おみやげにビスケットを持たせてくれた。


いつも、ありがとうございます!


皆さんの心遣いと愛の力か!?
この日の晩は、件の缶詰とビスケットをいくらか食べてくれました。
 

 

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2011/01/20 (Thu)

昨日の朝御飯までは何とか通常の半量を食べていた姫が、いよいよ昨夜から何も食べなくなってしまった。


すわ、いよいよ一大事!
と、午前中に病院へ。


この日は取り敢えず、腸の動きが鈍くなっていると言うことで、それを改善する為の薬を1週間分処方され。高消化な缶詰(看護師さんはお粥さんと呼んでいた)も貰って帰る。


いくらかは効果あったか、その日の晩御飯は少し食べるようになる。
様子見開始。



 

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2011/01/17 (Mon)

数日前から具合の悪かった、姫子さん。
どうやら『免疫介在性溶血性貧血』又は『自己免疫性溶血性貧血』と呼ばれる病気である疑いが強い、との事。
 

助からなかった場合、この日記が辛いかもしれないけれど、がんばっている姫の為にも、今は記録しておこうと思います。


様子がおかしくなった頃から数日分遡って記録するので、多少前後しますが。
全ての始まりは、この日。


いつものご飯の半量を残す。


ウチの姫に限っては、もう天変地異の前触れか!? って位の異常事態ともいえる。
なにせ、食欲の権化。

既に5年位も前になるか。
実家で正月を過ごし、その間は散歩もいつも以上に行き、たくさん走り、その分たくさんご飯も食べさせていた反動でしょう。
帰宅後、ご飯時。
ちょっと目を放した隙に、同居犬のご飯を横取りしてた!


やー、ほら、ご飯食べた後は必ずおしっこするので、ご飯食べさせてる間にトイレシートを交換するのが当時の習慣だったのね。


で、後ろ向いてる隙に。


待て、までさせて、「良し!」の合図でそれぞれの器に顔突っ込んで・・・・・・
と、思ったら、姫が徐に横へスライド。
ラブラドール・レトリーバーの器へ無理矢理鼻先を割り込ます!
横は入りされたアリスはと言えば・・・・・・
吼えも唸りもせず、自分の食い扶持を少しでも確保しようと、がっつき始め・・・・・・そして、諦める。
姫の残したご飯へ移動。


おい、おい、おい、おい、おい・・・・・・


や、初めてコレを見たときは、思わず呆然と成り行きを見守ってしまいました。


はっと我に返って慌てて、両者を一旦ご飯から引き離し、正しい位置に修正。
アリスには追加をあげ。


以後は、勿論食べ終わるまで見張ってます!
2匹の間に陣取って、ガッツリ監視


因みに実家から帰宅後ほんの2週間弱で、アリスは体重が4kg程も激減。
反対に姫は2kg近くも増えてた。
うん、おかしいとは思ってたのよね。
アリスだけが、みるみるとアバラが浮き始めたから。
ご飯増やしてたんだけど、それは肝心のアリスの腹には入ってなかったらしい。


この話は5年経った現在でも、獣医さんにも覚えられている。
というか、アリスの体重が少しでも減ると、必ず獣医さんは「姫さんにご飯取られてませんか?」と訊いてくる。


食事中の監視は今も続いているので、それは無いと断言できるが、未だに時々狙っている節は有る。



そんな逸話を持つ姫が、ご飯を残した!
旦那ちゃん共々、ビビリまくるが、今朝のご飯はちゃんと全部食べてたし。
取り敢えず元気に走り回ってるし。
ちょっと様子を見ましょう、と。


そこまで深刻に考えては居なかった。


写真はまだ1月程前の物。ご飯を前に「良し」の合図を待っている2匹。
IMG_1719.jpg








 

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■ プロフィール ■
HN:
風間
性別:
女性
自己紹介:

ハチ(オス)
ラブラドール・レトリーバー
2011年7月3日生まれ
介助犬候補として生まれるも、身体的な理由でキャリアチェンジ
2012年11月10日に我が家にやって来た
大柄だが不器用でビビリな優しい子


ぼたん(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2013年3月22日生まれ
生後7ヶ月までペットショップで売れ残っていた
オヤツの為なら体格差4倍近いハチ兄ちゃんも蹴散らす食欲魔神なヤンチャ姫


★実家の犬達★

陸&海
実家のジャック・ラッセル・テリア兄妹
暴君と女帝の呼び名を冠する最強コンビ


★お星様になった先輩犬★

アリス(メス)
ラブラドール・レトリーバー
2000年11月5日生まれ
2012年9月29日没
地震も雷もへっちゃらでヘソ天で寝ていられる程、いつでもどこでも泰然と構え(すぎ……(^_^;))ていたマイペースっ子


姫(メス)
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
2001年7月13日生まれ
2013年10月9日没
2011年1月に『自己免疫性(免疫介在性)溶血性貧血(IMHA)』と診断を受けて2年9ヶ月に亘って闘病を続け生き抜いてくれた 『転げまわる婆』 な、お転婆老犬
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